グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

大戸屋・オイシックスの業務提携に思う

2020年08月14日 | 経済
定食店を手掛ける大戸屋と生鮮宅配大手のオイシックスが業務提携を行うとのことだ。
外食産業はいま、コロナ禍で来店客数が激減、テイクアウトなどにも注力しているがとても間に合っていないというのが実態だろう。
その最中、大戸屋は食材宅配オイシックスと業務提携し冷凍総菜・弁当を開発、新たな販路を開発していくようである。
オイシックスだって単に食材のみならず調理済み食品を商品ラインに加えることにより顧客満足度を高めることになるはずだ。
勿論大戸屋が使う食材はオイシックスが取り扱っている生鮮食材になる。(笑)
そう、結構ウィン・ウィンの業務提携なのだ。
それに大戸屋はいま外食大手のコロワイドから敵対的TOBを受けている最中なのだからその防衛対策としても今回の業務提携は有効だ。
大戸屋経営陣としては何が何でもこの業務提携を成功裏に導きたいところだ。
さてさて、ほかの外食チェーンはどんな秘策でこのコロナ禍を乗り切るのだろうか。
生半可な戦略・戦術ではとてもこの危機は突破できないと思う。