間寛平さんの、「あめま」ギャグは、小生がいうような意味がなかったようだ。あんまり、意味を持たないようなことば、だったらしいのだが、考えてみれば、そんなに理屈ばっていては、ギャグにはならないのかもしれない。
それでも、後付で、そういう意味を持たせたとすれば、それはそれでいいのかもしれないとも思う。言葉というのは、組み合わせみたいなもので、そこにどんな意味があるのか、ないのか、どうとでもなるみたいなところもあるような気がする。
一言が、人生を狂わせたり、また、生きる力を与えたりする。人間が、ここまで、社会を築きあげてきたのはあきらかに、言葉の力がある。言葉によって、意思の伝達、記録、思考の積み重ねが可能となって、工夫の成果が形となってこの社会を築いてきた。
多くの、意味のない言葉もあったのかもしれないが、思いもかけないところで、それらも、意味が生じて、相互に作用しあっているのかもしれない。