goo blog サービス終了のお知らせ 

空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

トイレのあと

2012年08月04日 10時13分44秒 | 思考試行

便器に鮮血のかたまりをみたとき、日頃の感情とは違うものが、でてきた。命なんて限りあるもの、そんな覚悟はできているものだと思い込んでいた。

ところが、現物をみて、実際に現実を突きつけられると、奥底で狼狽している自分がいる。気分は沈む。しかし、この血のかたまりは、何であるかについては、すぐに思い当たるものがあって、問題ない、と思いつつも、たちあがる不安感は抑えきれない。

心当たりとは、小さいイボが以前からあって、特段気にはしていなかったが、それだな、というものである。その後、そのイボが見当たらないので今は、確信している。

それでも、この種の不安感の経験は、はじめてで、いずれは、もっと確実なものがくるとすれば、言われるように、いつ死んでもいい、といえるように生きる、ことの意味合いを考えさせられた。

気付けば、立派な高齢者の仲間入りをしている。いまさら、ジタバタするような年齢ではないのだ。しかし、この経験は、まだまだ若くて、未熟であることを教えてくれた。