たまに一泊旅行をすると、いつもとは違う環境に身を置くことになる。街並みや、風景が違うと、時代を遡ったような気がしたり、さびれた温泉地の風景に激しいショックを受けたりする。
華やかな時代があったろうに、今や、どのようにして、町が維持されているのか、見当もつかない。温泉地のなかで、「生きている」宿は、数えるほどしかない実態をみせられると、なんとかならないのかと、思わせられる。
廃墟になった建物が、そのままになっている。利用する目途がたたないままに、もう何年も放置されている風情である。
そういう建物が何軒もある。これをまとめて、うまくやることはできないのだろうか。土地があり、といっても耕作地ではないが、建物があり、何らかの手をいれれば、利用可能なものである。
少子高齢化の波は、こういうところにも影響があるのかもしれない。もはや、国内の人間だけでは、こうした資産を生かす術がないのかもしれない。
となれば、移民の受け入れも必須のように思える。新しい考えかた、技術、アイデアを総動員して元気な地方になってほしいものだ。
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