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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

民主主義の試金石

2010年09月09日 07時20分12秒 | 思考試行
民主党の代表者選挙がせまってきた。小沢氏か菅氏か、対立点はなにか。政策の違いはあるが大きいのは、菅氏が言うように、古い政治か、新しい政治か、というごとだろう。

金と数の力による政治は、古いと、話し合いながら、情報をオープンにして、問題解決を図ろうとする菅氏の方向が、本当に、この国に根付くかどうか、その始まりの気がする。

小沢氏の、強面の表情は、時に変化する。力の論理を押し通す。そのためには、ザル法を作り、それを実践してきた。背景には、これで得た金の力で、勢力を拡大してきた。

大量の秘書軍団は、どうしてできたのか。ここには、その金の力が働いている。最後は、数の力であることを、知り尽くした政治家の実行力である。

彼に歯向かえば、必ず応分の反撃がくる。渡部氏は、外された。菅氏の呼びかけにも、応じなかった。組織を生かすつもりはなく、新人議員は、まさに陣笠の扱いである。次の選挙での議席獲得を至上命題にする。政治家としての扱いをしない。

さあ、この戦いがどちらに軍配があがるか。民主主義の岐路にある。いよいよ旗幟を鮮明にする時がきたと、議員が、その本音を明かにし始めている。

おちついて、政治が論議できるようになるのは、まだまだ、多くの、隠された事情が明かにならないと、実現しないだろう。その意味で、今回の代表選挙は、いい試金石になっている。民主党の議員の考えていることが、露わになる。