ラムの大通り

愛猫フォーンを相手に映画のお話。
主に劇場公開前の新作映画についておしゃべりしています。

『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』

2009-12-02 22:47:52 | 新作映画
----あらら。また、ヒーローものだ。
しかもアニメ…。
「まあ、それだけ今年のお正月映画は、
この手の作品が多いということだろうね。
東宝、東映、松竹。
それにワーナーまで加わって
アニメorヒーローものばかり。
実は、これまで紹介した以外にもあと2本」

----それにしても『宇宙戦艦ヤマト』がいまごろ復活するとは?
今度のは今までのと違うの?
「うん。
炉心は6本。波動砲は6連射。
大幅にパワーアップしている」

----へぇ~っ。
でも、ヤマトって一回、自沈したはずだよね。
どうして復活させることになったの?
「じゃあ。簡単なストーリーを。
西暦2217年、未曾有の危機に地球は消滅する。
史上初めて観測された移動性のブラックホールが地球に接近。
地球が飲み込まれることが確実となったため、
移民計画が極秘裏に計画。
西暦2220年。3億人を乗せた第1次移民船団が
地球から2万7000光年の彼方にあるサイマル星系へ向う。
その責任者は古代雪。
ところが、謎の艦隊による襲撃を受け、
船団は消息を絶ってしまう。
続いて出発した第2次船団も同じ憂き目に。
そこで宇宙科学局本部長・真田は古代進を呼び、
宇宙戦艦ヤマト艦長に任命、
第3次移民船団の責任者とする」

----ニャるほど。
人類は二重の危機に襲われるわけだニャ。
「そうだね。
普通に考えたら、
ブラックホールを回避することはまず不可能。
地球は終わって新しい地球が生まれる。
こんな大胆なストーリー、よく考えたなと…。
あと、なぜ地球人が狙われるのか?
これがポイントだね」

----それって、
だれかの策略、罠って気がするけど…。
「まあ、
ここが原案の石原慎太郎っぽいところでもあるんだけど、
強国の庇護を甘んじて受けている小国アマールの苦悩を描きつつ、
彼らに真の独立を促す“装置”として、
地球からやってきた宇宙戦艦ヤマトを配置。
身を盾にした、その誇り高き戦いぶりの中に、
大切なものを守るためには血を流すことも必要という、
彼ならではの主張が展開される。
その悲壮な戦いの中に、あの『や~ま~と~』が流れたら、
これは、ある人々にとっては
確実に郷愁とロマンを掻き立てられるだろうね。
もっとも歌っているのは、ささきいさおじゃなくてアルフィーだけど…」

----アルフィー!?
mmmm。で、これって続くの?
「そう。ラストになって分かったには、
これは『復活篇 第1部』だということ。
ここでは、あえて詳しくは触れなかったけど、
別宇宙からやってきた
とんでもない強敵が生き残ったまま。
それに、古代雪が冒頭すぐに姿を消し、
行方不明になったまま、映画は終わってしまうからね。
これじゃ、続かざるを得ないよ」



         (byえいwithフォーン)

フォーンの一言「これってどうも松本零士の絵じゃないみたいなのニャ」ちょっと怒るニャ

※なんと、古代雪のヌードが出てくるのには驚いた度


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