ラムの大通り

愛猫フォーンを相手に映画のお話。
主に劇場公開前の新作映画についておしゃべりしています。

『のだめカンタービレ 最終楽章 前編』

2009-12-14 19:25:08 | 新作映画
----これも人気テレビシリーズの映画版だよね。
スペシャルか何かを偶然観て、
よく分からないと言っていなかった?
「うん。あれはたまたま観たわけだけど、
不思議だったのがのだめなるヒロインの口調。
この人、どこか問題を抱えているのかと思った。
でも、これもいわゆる個性ということなんだね。
観る前は、のだめというネーミング自体に違和感感じて、
なにも知らないもんだから、肥溜め⇒ド田舎の話…と」

----おそらく主演が上野樹里
『スウィングガールズ』と、無茶な連想してたんニャ。
ところで、そんないい加減な予備知識でこの映画観て楽しめたの?
「うん。お話はとても分かりやすいしね。
のだめというのが野田恵のことというのも分かったし…」

----ニャにをいまさら言うでシュか…。
「あっ。その言い方、
のだめ風に喋るとピッタリ。
『センパイ。ニャにをいまさら言うでシュか』なんてね。
さて、この劇場版。
指揮コンクールで優勝したオレ様指揮者千秋(玉木宏)が、
フランスでヤル気のないル・マルレ・オーケストラの常任指揮者に。
彼は一生懸命、このオケを立て直そうとするが…というもの」

----あれっ。のだめは、どうなったのでシュか?
「今回は、この千秋にスポットを当てた展開。
観る人の楽しみを奪うことになるから
これ以上の詳述は避けるけど、
最後にある大きな出来事が待ち受け、
それを受ける形で映画は後篇へ。
で、後編は、のだめが中心になるんだろうな。
まあ、こういうお話は、
原作ファンやテレビでのファンを意識して作られているから、
あまりぼくが喋っても仕方ないんだけど、
前売を買ったという周りの人の話も聞くにつけ、
これは大ヒットするんだろうな。
ほんとうは、そういう人に
いろいろ聞きたいこともあったんだけど、
その機会がないまま。
公開も迫っているので
えいっと、ここで喋っちゃったってわけ」

----ニャにを聞きたかったのでシュか?
「まず聞いてみたいのは、その映像だね。
いきなり『メリー・ポピンズ』顔負けの
アニメが出てきて、実写の人間と共演。
ミュージカル風に街を楽しく染めていく。
とにかく“遊び”に徹しているんだ。
こういう遊び、テレビでもやっていたのかな?
その遊びの極とも言えるのが、
舞台となっているフランス人の言葉。
なんと、これ全部、日本語に吹き替え。
よく、アメリカの戦争映画で
ドイツ兵が英語を喋っているのが問題にされるけど、
そんなものじゃない。
この開き直りから生まれるおかしみ。
それがこの映画を特徴づけている。
ということで、
おそらく、だれもこれはツッコミはしないと思うよ」


         (byえいwithフォーン)

フォーンの一言「これ観たら、言葉、変になるのでシュのニャ」なにこれ?

※テレビシリーズも観たくなるのは間違いない度


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