ラムの大通り

愛猫フォーンを相手に映画のお話。
主に劇場公開前の新作映画についておしゃべりしています。

『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイドMOVIE大戦2010』

2009-12-01 19:59:01 | 新作映画
---- 仮面ライダーって、
世代が違うとか言って、
テレビ放映は観ていなかったのでは?
大丈夫ニャの?
「うん。
それでも最近は、映画の方をときどきは観ていたんだけど、
これがまた、どうもひねくりまわしたようなお話ばかり。
確か前作『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』では
「仮面ライダーディケイド」というライダーが、
次々と平成仮面ライダーを倒して行っていた。
で、今回の作品に至っては、その物語と並んで
テレビで放映が始まったばかりの「仮面ライダーW(ダブル)」が同じ映画の中に登場。
どうやってそんなことが可能なのかと思ったら、
あらあら、やってくれるじゃないの。
とんでもないウルトラC(これまた古いか)を使ってくれた」

----へぇ~っ。そのウルトラCって?
「パラレルワールド。
実は前作でもディケイドは、
いろんな宇宙(?)を渡り歩いていたわけだけど、
この発想は、テレビシリーズごとに世界観が微妙に異なったまま
ここまできてしまったテレビシリーズにおいては
実に都合がいい。
ほら、ウルトラマンだってそれによって食い違いを解消しているし…」

----ニャるほど。
でも、最初からその両者が一緒に出てくるわけいかないよね。
「うん。そこでこの映画は3つのパートから成る構成を取っている。
第1ステージ『仮面ライダーディケイド 完結編』
第2ステージ『仮面ライダーW(ダブル)ビギンズナイト』
そしてその両者が交り合う
第3ステージ『MOVIE大戦2010』
で、何よりも楽しいのは、
第1、第2とも始まる前に、あの東映▲マーク
わざわざ出してみせること。
しかも、それが第3ステージの初めでは、
またまたとんでもない形で出てくる。
おそらく長い東映の歴史でこれをやったのは初めて。
観る人の楽しみを奪うことになるから、
どういう形で出てくるかは秘密

----ふうん。そう言われると観たくなるニャあ。
映画そのものとしての見どころはどっち?
「これは第2=Wの方かな。
仮面ライダースカルという髑髏みたいなライダーが出てくるんだけど、
なんと吉川晃司が演じていて、ハードボイルド・タッチ。
本人もダシール・ハメットを意識したセリフをやたらと吐く。
あと、ディケイド&Wがダブるヒーローで活躍する
第3ステージ『MOVIE大戦2010』も迫力ある。
なんと言っても空飛ぶ巨大要塞メカが目を奪う。
こういうのってアニメではよく出てきたけど、
日本映画の実写ではここまでのものはなかったんじゃなかったような。
それと、ナレーションも注目。
変身のたびに、
『サイクロン、ジョーカー』とか、
『サイクロン、メタル』といった掛け声みたいなのがかかるんだけど、
そのノリで『死神博士~』と、やっちゃうんだ。
この役は石橋蓮司
その彼が死神博士になる前。
屋台に座ると目の前に出てくるのがイカとビール。
『イカでビールか?イカデビル!』のセリフに
隣の人は大受けだったよ」


         (byえいwithフォーン)

フォーンの一言「フォーンは昆虫も食べるのニャ」もう寝る

※こっちもいつの間にかワケの分かんないことになっている度


blogram投票ボタン

ranking.gif人気blogランキングもよろしく

☆「CINEMA INDEX」☆「ラムの大通り」タイトル索引
(他のタイトルはこちらをクリック→)index orange
猫ニュー

コトリ・ロゴお花屋さんもよろしく。