(原題:P.S. I Love You)
※※映画の核に触れる部分も喋っています。
鑑賞ご予定の方は、その後で読んでいただいた方がより楽しめるかも。
----これって、いかにも日本人が付けそうなタイトルだね。
「あらら。ちゃんと上の“原題”を見てよ」
----あらっ。
ということは、これは手紙に関わる物語?
「うん。
夫ジェリー(ジェラルド・バトラー)が死んで以来、
ふさぎ込んでしまっているホリー(ヒラリー・スワンク)。
そんな彼女に、なぜか夫から手紙が届く」
----えっ、それって『ゴースト/ニューヨークの幻』のような
ラブ・ファンタジーということ?
「いや、そういうわけじゃないんだ。
自分が死んだ後の妻のことを気にして
ある仕組みを使って彼女にメッセージを届けるというもの。
まあ、この仕組みっていうのは意外と読めるけどね。
で、その手紙に従って
彼女はカラオケに行ったり、
友人と一緒に夫の故郷アイルランドに行ったり…」
----アイルランド?
「そう。
原作を書いたのは
当時21歳のアイルランド人女性作家セシリア・アハーン。
ただ、それじゃさすがにハリウッド映画にはしにくい。
そこで『マディソン郡の橋』の脚本でも知られる
リチャード・ラグラヴェネーズはマンハッタン中心の話に翻案。
さらには、新たな登場人物も加えたりしている。
実はこの新たなキャラクターというのが、
そうとは知らずに映画を観ていたぼくが引っかかったところ。
『まさか、この男と彼女が結ばれるワケないよな。
この程度の描かれ方だったら、ホリーが彼に惹かれたらおかしい…』と、
実はイライラしながら観ていたんだね。
でも最後は、なるほどこうきたかになる。
まあ、ネタバレになるから
そこはあまり詳しくは喋れないけど、
このエンディングの持っていき方は、
ある意味、爽やかだ」
----夫が死んだ後の彼女に関わる男の人って、
その人しか出てこないの?
「いや、もう一人、
実に男臭い人が出てくる。
で、周囲は彼と彼女をくっつけようとする。
まあ、ここもあまり言わない方がいいだろうな。
う~ん。そういう意味じゃ、実に喋りにくい映画だ。
キャスティングとかもオモシロいんだけど…」
----じゃあ、あまり本筋に関係ないところで
見どころを話してよ。
「おすすめはテレビの『フレンズ』が印象的だったリサ・クドローかな。
自分は、もっともっと男に対して
望みを高くしていいと思っている、
いわば“イヤな女”なんだけど、
彼女が演じると、まあ、そういう女もいるだろうなと、
納得させられてしまう」
----それって、いいことニャのかどうか?(汗)
「不思議なキャラだと思うよ、彼女は。
あと、主人公ふたりの出会いのシーンかな。
アイルランドの広大なウィクロー公園。
そこでジェリーはホリーの服がカラフルなことに目を奪われてしまうんだ。
緑一面の自然の中、
岩にへばりつくように咲いている紫のヒース。
そのときのホリーの帽子も紫。
この視覚効果は素晴らしいと思ったね」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「で、結局はニャにが言いたい映画ニャの?」
※それは……新しい人生への旅だちだ度
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※画像はアメリカ・オフィシャル(ダウンロードサイト)より。
※※映画の核に触れる部分も喋っています。
鑑賞ご予定の方は、その後で読んでいただいた方がより楽しめるかも。
----これって、いかにも日本人が付けそうなタイトルだね。
「あらら。ちゃんと上の“原題”を見てよ」
----あらっ。
ということは、これは手紙に関わる物語?
「うん。
夫ジェリー(ジェラルド・バトラー)が死んで以来、
ふさぎ込んでしまっているホリー(ヒラリー・スワンク)。
そんな彼女に、なぜか夫から手紙が届く」
----えっ、それって『ゴースト/ニューヨークの幻』のような
ラブ・ファンタジーということ?
「いや、そういうわけじゃないんだ。
自分が死んだ後の妻のことを気にして
ある仕組みを使って彼女にメッセージを届けるというもの。
まあ、この仕組みっていうのは意外と読めるけどね。
で、その手紙に従って
彼女はカラオケに行ったり、
友人と一緒に夫の故郷アイルランドに行ったり…」
----アイルランド?
「そう。
原作を書いたのは
当時21歳のアイルランド人女性作家セシリア・アハーン。
ただ、それじゃさすがにハリウッド映画にはしにくい。
そこで『マディソン郡の橋』の脚本でも知られる
リチャード・ラグラヴェネーズはマンハッタン中心の話に翻案。
さらには、新たな登場人物も加えたりしている。
実はこの新たなキャラクターというのが、
そうとは知らずに映画を観ていたぼくが引っかかったところ。
『まさか、この男と彼女が結ばれるワケないよな。
この程度の描かれ方だったら、ホリーが彼に惹かれたらおかしい…』と、
実はイライラしながら観ていたんだね。
でも最後は、なるほどこうきたかになる。
まあ、ネタバレになるから
そこはあまり詳しくは喋れないけど、
このエンディングの持っていき方は、
ある意味、爽やかだ」
----夫が死んだ後の彼女に関わる男の人って、
その人しか出てこないの?
「いや、もう一人、
実に男臭い人が出てくる。
で、周囲は彼と彼女をくっつけようとする。
まあ、ここもあまり言わない方がいいだろうな。
う~ん。そういう意味じゃ、実に喋りにくい映画だ。
キャスティングとかもオモシロいんだけど…」
----じゃあ、あまり本筋に関係ないところで
見どころを話してよ。
「おすすめはテレビの『フレンズ』が印象的だったリサ・クドローかな。
自分は、もっともっと男に対して
望みを高くしていいと思っている、
いわば“イヤな女”なんだけど、
彼女が演じると、まあ、そういう女もいるだろうなと、
納得させられてしまう」
----それって、いいことニャのかどうか?(汗)
「不思議なキャラだと思うよ、彼女は。
あと、主人公ふたりの出会いのシーンかな。
アイルランドの広大なウィクロー公園。
そこでジェリーはホリーの服がカラフルなことに目を奪われてしまうんだ。
緑一面の自然の中、
岩にへばりつくように咲いている紫のヒース。
そのときのホリーの帽子も紫。
この視覚効果は素晴らしいと思ったね」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「で、結局はニャにが言いたい映画ニャの?」
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