※カンの鋭い人は注意。※映画の核に触れる部分もあります。
画像は、これでも恐くないのを選んでいます。
(原題:The Maid)
「もう、これは日本語のタイトルを付けた人に賞をあげたい。
ベタと言えばベタなんだけど、
まさか、この原題から『冥土』と持ってくるかねぇ~」
----あれっ、原題は?
「原題も『メイド』。
ただ、これは『The Maid=お手伝いさん』の意味。
その<黄泉>じゃなかった<読み>に
日本語の漢字をあてたと言うわけ」
----じゃあ、お話は
その<冥土>と関係はないの?
「いや、これがちゃんと繋がっているんだ。
太陰暦の7月。シンガポール。
道教信者たちの間では、地獄の門(これが冥土ね)が開き
死者の霊が人間界でさまざまな悪事を働くとされている。
亡者たちに会わないようにするため、人々は夜間の外出を控えるなど、
さまざまな因習を綿々と受け継いできた。
だが、中国人一家に冥土として雇われた
フィリピン人の少女が、
知らず知らずのうちにあらゆるタブーを侵していた-----。
プレスを中心にストーリーを要約するとこうなる」
----へぇ~っ。国際的だね。
どこの映画なの?
「監督・脚本のケルヴィン・トンの母国シンガポール映画。
ただ、主演のメイドにはフィリピンのアレッサンドラ・デ・ロッシ。
製作総指揮は『the EYE』のダニエル・ユン、
メイドが働く家の人たちも香港の俳優が演じている」
----で、この映画、恐いの?
「う~ん。ゴーストの現れ方は
『リング』貞子以降のジャパニーズ・ホラーの
影響をもろに受けているし、
音は『でるぞでるぞ』って感じで仰々しい。
しかもそれらが研ぎすまされてはいないから、
あまり恐くはない。
ツメの甘さを感じたね。
ただ、脚本がよく練られていて、
因習破りによる“祟り”----かと思いきや、
そうではなく、もっと個的な“怨み”へ帰結していく。
あまり話すと、これから観る予定の人の
楽しみを奪ってしまうことになるから言えないけど…」
----でも、そういう映画ってこれまでにもなかった?
「そこなんだよね。
でも、ぼくはそれが思い出せないんだ」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「怨みを買うようなことしちゃダメニャ」
※どこかで観たような気もする度
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☆「CINEMA INDEX」☆「ラムの大通り」タイトル索引
(他のタイトルはこちらをクリック→)
※画像はシンガポール・オフィシャルより。フリーダウンロードです。
画像は、これでも恐くないのを選んでいます。
(原題:The Maid)
「もう、これは日本語のタイトルを付けた人に賞をあげたい。
ベタと言えばベタなんだけど、
まさか、この原題から『冥土』と持ってくるかねぇ~」
----あれっ、原題は?
「原題も『メイド』。
ただ、これは『The Maid=お手伝いさん』の意味。
その<黄泉>じゃなかった<読み>に
日本語の漢字をあてたと言うわけ」
----じゃあ、お話は
その<冥土>と関係はないの?
「いや、これがちゃんと繋がっているんだ。
太陰暦の7月。シンガポール。
道教信者たちの間では、地獄の門(これが冥土ね)が開き
死者の霊が人間界でさまざまな悪事を働くとされている。
亡者たちに会わないようにするため、人々は夜間の外出を控えるなど、
さまざまな因習を綿々と受け継いできた。
だが、中国人一家に冥土として雇われた
フィリピン人の少女が、
知らず知らずのうちにあらゆるタブーを侵していた-----。
プレスを中心にストーリーを要約するとこうなる」
----へぇ~っ。国際的だね。
どこの映画なの?
「監督・脚本のケルヴィン・トンの母国シンガポール映画。
ただ、主演のメイドにはフィリピンのアレッサンドラ・デ・ロッシ。
製作総指揮は『the EYE』のダニエル・ユン、
メイドが働く家の人たちも香港の俳優が演じている」
----で、この映画、恐いの?
「う~ん。ゴーストの現れ方は
『リング』貞子以降のジャパニーズ・ホラーの
影響をもろに受けているし、
音は『でるぞでるぞ』って感じで仰々しい。
しかもそれらが研ぎすまされてはいないから、
あまり恐くはない。
ツメの甘さを感じたね。
ただ、脚本がよく練られていて、
因習破りによる“祟り”----かと思いきや、
そうではなく、もっと個的な“怨み”へ帰結していく。
あまり話すと、これから観る予定の人の
楽しみを奪ってしまうことになるから言えないけど…」
----でも、そういう映画ってこれまでにもなかった?
「そこなんだよね。
でも、ぼくはそれが思い出せないんだ」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「怨みを買うようなことしちゃダメニャ」
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