蒸す～っ

先ほど少し降った雨が止み

炎天下のなかでは

蒸し風呂ざんす・・・

顔の表情も「むすっ～」とな・・・



ここのところ火葬場の扱い件数も少ないようです

葬儀が少ないと余計な心配をしなくても済みそうです

葬儀社さんは

葬儀の施行が少なければ

「当社だけかな？」と不安になるものです

火葬場が「ヒマ」であれば

ひと安心？・・

こんなときは交代で

「夏休みへ」ＧＯ・・・

茶花

茶室の花は

道順庵の中で咲いた花を使います

茶室の花は

ことさら気を使います

それは

茶室を「導師控室」として使用するからです

導師（住職）が茶の嗜みや華道の趣を

持ち合わせていることが多いからです

葬儀を司る導師には

落ち着いた気持ちで式に臨んでいただきたいので

ございます

気持ちがよくなれば

きっと、読経にも「気」が入り

少しでも良いお葬式が出来るのではないでしょうか・・

千風気

せんぷうきでございます

エアコンの無いところにおいてあります

この上は吹き抜けになっておりますので

熱は上の階に上がりますから

真夏でもそんなに暑くなりません
（その分上の階はあっちっちです）

せんぷうきの風は

エアコンより好きであります

自然でいいのであります

道順庵ですから

千の風にのって・・・ですかね

千風気ですから

吹き渡るのは優しい風なのであります

打ち水

お客様のいらっしゃる時間には

打ち水をしておきます

涼しいせいかうちの「ちゃちゃ」がぺたんと

腹ばいになっております

「く～・・たまらん」とか言いながら・・

打ち水で涼しくなるのは一時ですが・・・

打ち水は

ホースで撒いている「私」が一番涼しいのでございます・・

昨日は

２階のベランダでセミが仰向けに寝て動かないで

おりました

人差し指の甲でそっと触れたら

ぎゅっとしがみついて離れない・・・



弱った身体で最後の力がそうさせたのか

ぎゅっと掴まれればなんとなく

愛おしいものです

庭の葉にそぉ～っと移してあげて



これで、短き夏を

終えるのでしょうか・・・

人もセミも最後は何かにすがりたい気持ちが

あるのではないでしょうか

人の終焉のときに、手を握りながら過ごすのは

家族や看護士さんの手の温もりが

伝わるような気が致します

そこには・・言葉はなくても・・・

食欲

通常夏ばてになりますと食欲が落ちます

私の場合は多少バテても食欲は旺盛（食べ過ぎ・・）なのです

少量を良く噛んで規則正しい食事が持病には求められて

いるのですが・・（ちなみに糖尿という病）

どうにも改善が難しい・・・

そこで「野菜」の登場です

先ずは野菜のてんこ盛りから食べるように

考えてはいるのですが

そして炭水化物を押さえた食事となります

う～むぅ・・・

言うは易し・・・

目の前の饅頭に「少しぐらいは大丈夫」などと

健康体の人の言葉を善意に解釈しては

お口に運び・・・

悪くなったら「勧めた人」のせいにしながら

茹でたてのとうもろこしは

「持ってきた人にわるいから」と

ぺろりと一本勝負してみたり・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

このとうもろこしは「お隣さん」の自家製で

取り立てでしかも茹でたて・・・

自制心の無さが糖尿病の元凶であるのを承知しながら

血糖値とにらめっこであります



しかし、糖尿病は他の病気のチケット売り場みたいに

余病の罹患率が高くなります

次の病気はなんだろうか・・・などと

「期待」・・（そんなのあるわけない！！）や不安を

満載に下り坂を進むのであります

さぁ～

目の前のご馳走と食欲のせめぎあいは

いかなる結末を迎えることやら・・・