今日はなんて風雨が強い日なんでしょうか
隙間の開いた戸口からはびゅう・・ごう・・と
殴りつけるような風が舞っております
さて・・
この師走の時期の秘湯の話でありますが
なぜ、この時期に行ったのかと申しますれば
ほぼ年内で閉館をする秘湯が(しかも一度伺っており)
あることを最近知ったからです
そこは
自分の中の評価が高く、もう2度と行けないと
思ったら「今」しかなかったのであります(笑)
その名は奥山田温泉「満山荘」であります
長野にありますが、ここの方はどちらかと言うと
サービス口上も少なく、朴訥として家族で運営のようです
奥様も特別な感情は出さない素朴な方との印象です
しかし・・そのギャップというか
旅人をうならせる「確信犯」でもあります(笑)
売りは、景色と料理と温泉と佇まい・・
その部分については私の中で
満点星なのであります・・
という訳で、
入り口がこちらで、う~ん・・雰囲気がありますなぁ・・
フロントも
こんなあんばいでもちろん「だれも居ません」(笑)
トイレの案内です
そして
これもトイレの案内ですが
なんと、ダンボールの切れ端で作ったもの!!
う~むっ・・おじさんを喜ばせるくらいの?技ですなぁ
しかしここの真骨頂は
部屋のトイレを見れば判ります
そうです、自動で蓋が開く最新のものです
必要なところには有無を言わさず「良い物を」という
このギャップが「確信犯」だと思いました
あちこち手作りの作品やら
雲海の見える部屋から出ているヒサシは「全てガラス製」・・
そして正面には
この景色
朝の時間とともに変化する眼前の絶景は
北アルプスの稜線が、パノラマで見えたのでございます
こんなあんばいに見えるのでございます(少し写真がズレてはおります)
そしてこれを語らずには居られないのが
この料理
たぶんこれだけでも「ここの宿は安い」と感じてしまうほどの
絶品です
ご主人のお品書きの説明の後に食べるのが流儀です
洋食風ですが和風創作懐石でしょうか・・
しかも、大きなどんぶりに乗せた紙の上に
揚げたての山のものの天麩羅が
奥様の(無表情とともに無造作風に置いていく)の
味は、遥か「雲海の上」(笑)・・
この、媚を売らずに本物を売る姿勢も
繁盛の確信犯?かも・・
秘湯歴40箇所の私の中では最高の食事でしょうか・・・
幸せとはこんなことを言うのかな・・と思わせるくらい・・
一度は行ってみて下さい・・・
といってももう閉館も近い・・
う~ん・・
なんで止めちゃうの・・・?なんて話やらを伺ってみますれば
温泉の源泉の問題やらがあるみたいです
しかぁ~し・・
別な秘湯の閉館するところがある由、そちらに越して
一から店作りを始めるそうな・・・
20年掛けてここまで来ましたが・・
新天地でまたがんばりますと、
「そうですか・・ではまた20年も楽しめるということですね」
なんて話をしながら再会を約束して
山を降りて来ました
秘湯は人が基本です
こういう旅館をやっていこうとする真摯な志に
景色以上のものが見られた旅でありました
秘湯は人が作るもの・・
確かに・・・
さよなら満山荘・・
そして、新しい満山荘に期待を込めて・・
そして、無口でも内に秘めた奥様の料理へのこだわり方・・
ここに来られた方へ何よりのおもてなしが
素晴らしかったのです・・・
隙間の開いた戸口からはびゅう・・ごう・・と
殴りつけるような風が舞っております
さて・・
この師走の時期の秘湯の話でありますが
なぜ、この時期に行ったのかと申しますれば
ほぼ年内で閉館をする秘湯が(しかも一度伺っており)
あることを最近知ったからです
そこは
自分の中の評価が高く、もう2度と行けないと
思ったら「今」しかなかったのであります(笑)
その名は奥山田温泉「満山荘」であります
長野にありますが、ここの方はどちらかと言うと
サービス口上も少なく、朴訥として家族で運営のようです
奥様も特別な感情は出さない素朴な方との印象です
しかし・・そのギャップというか
旅人をうならせる「確信犯」でもあります(笑)
売りは、景色と料理と温泉と佇まい・・
その部分については私の中で
満点星なのであります・・
という訳で、
入り口がこちらで、う~ん・・雰囲気がありますなぁ・・
フロントも
こんなあんばいでもちろん「だれも居ません」(笑)
トイレの案内です
そして
これもトイレの案内ですが
なんと、ダンボールの切れ端で作ったもの!!
う~むっ・・おじさんを喜ばせるくらいの?技ですなぁ
しかしここの真骨頂は
部屋のトイレを見れば判ります
そうです、自動で蓋が開く最新のものです
必要なところには有無を言わさず「良い物を」という
このギャップが「確信犯」だと思いました
あちこち手作りの作品やら
雲海の見える部屋から出ているヒサシは「全てガラス製」・・
そして正面には
この景色
朝の時間とともに変化する眼前の絶景は
北アルプスの稜線が、パノラマで見えたのでございます
こんなあんばいに見えるのでございます(少し写真がズレてはおります)
そしてこれを語らずには居られないのが
この料理
たぶんこれだけでも「ここの宿は安い」と感じてしまうほどの
絶品です
ご主人のお品書きの説明の後に食べるのが流儀です
洋食風ですが和風創作懐石でしょうか・・
しかも、大きなどんぶりに乗せた紙の上に
揚げたての山のものの天麩羅が
奥様の(無表情とともに無造作風に置いていく)の
味は、遥か「雲海の上」(笑)・・
この、媚を売らずに本物を売る姿勢も
繁盛の確信犯?かも・・
秘湯歴40箇所の私の中では最高の食事でしょうか・・・
幸せとはこんなことを言うのかな・・と思わせるくらい・・
一度は行ってみて下さい・・・
といってももう閉館も近い・・
う~ん・・
なんで止めちゃうの・・・?なんて話やらを伺ってみますれば
温泉の源泉の問題やらがあるみたいです
しかぁ~し・・
別な秘湯の閉館するところがある由、そちらに越して
一から店作りを始めるそうな・・・
20年掛けてここまで来ましたが・・
新天地でまたがんばりますと、
「そうですか・・ではまた20年も楽しめるということですね」
なんて話をしながら再会を約束して
山を降りて来ました
秘湯は人が基本です
こういう旅館をやっていこうとする真摯な志に
景色以上のものが見られた旅でありました
秘湯は人が作るもの・・
確かに・・・
さよなら満山荘・・
そして、新しい満山荘に期待を込めて・・
そして、無口でも内に秘めた奥様の料理へのこだわり方・・
ここに来られた方へ何よりのおもてなしが
素晴らしかったのです・・・