さて、今日は立ち寄り湯の話でございます
最近の数年間は那須塩原地区のお風呂に浸かるのが
何よりの贅沢でございます
なんと言っても、身体の不調には
「湯治場」か「源泉掛け流し」の湯船が効果が有る由
しかも立ち寄り湯は一日数件回ることも可能ですから
飽きることもありません
今回寄ってきたのは
塩原の「明賀屋本店」さんです
川に面した野天の浴槽はこの地区の紹介する雑誌には
必ず載るくらいの知名度があるところです
で・・・・
行ってみた感想は、
う~むぅ・・
建物は歴史が感じられる風情です(要は古い・・?)
昔は湯治場でみなさん自炊をしながら泊まったそうです
この湯は薄い黄土色で
抜群の湯治力です
その他、数本の源泉があるようです
感心しながら湯船から川面を眺めれば
なんともいえない心地よさ・・
立ち寄り湯にしては1500円はちと高いかも・・と思いましたが
お風呂に入ればこの金額は高くは無い・・・かも・・
しかも地下に降りていく階段のなんという古めかしさが
お風呂場までの期待感を膨らませてくれます
雨漏れに対処のバスタオルが階段に敷き詰められ
しかも、濡れております・・・
見事?なまでの、老朽化は
かの那須湯元の廃墟風立ち寄り湯の「老松温泉」に負けないぞ・・・?
的な雰囲気を醸し出しては
ひとり、にやけてほくそ笑む始末
まさしく湯治場の歴史を目の当たりにして
心躍る佇まいでございます
そうです・・・
古いのは歴史があるから、なんてこちらがいい方向に解釈を
して、この雰囲気は有りかも・・・って
この地は「塩温泉」という場所で、塩原温泉街から少しだけ離れた
所にございます
温泉好きな方は、一度は浸かってみてください
但し、階段は気をつけながら下りてくださいまし・・・
いい湯に出会うのは
こころも温まります・・・