こだわりつづけることへ勉強

道順庵はいわば老舗旅館のような雰囲気と

佇まいをもち、今までに無かった家族葬を提案

させていただいております

今の時代は、価格至上主義みたいになって

こころとか、気持ちとか

どんどん端のほうに追いやられていくような気が致します


温泉の老舗の旅館や、癒し系の旅館は

時代だからと言って価格を下げることは

持ってる価値を「下げる」ことになり

立ち行かなくなります

（コストを下げることは、どこかを省略することでもあります）

時代が求める価格と

価格以上の価値をどう販売するのか・・

本当に大変だとおもいます


以前に秘湯の仙仁温泉「岩の湯」の話しをしたかと

思いますが、ここは私の知る限り

どんな旅館よりも勝れていると思われることが

あります

それは、「拘り」という、個人の感性がすばらしい

バランスをもって「個性豊かに」打ち出されていることです

その一つは、増築を社員の方たちの手を借りながら

岩を積み上げ、真にお客さまの為に

喜んでいただけるように「配慮」が見て取れたり

「ゆったりして欲しい」旅館の願望が

見て取れたり、

いわば、時間を使う贅沢さと何もしないでも

心が豊かになれることを

教えてくれるのです

豪華な旅館やホテルにはそういった感性は

「誰かに任せた」プログラムと施工のため

伝わりにくいのです

心の琴線に響く旅館としては白眉の「岩の湯」は

世の中で生き残る為の何が必要か教えてくれています

それは多分

妥協の無い拘りと、利益を最優先しない

正直な商売の仕方でしょうか

今年はもう予約が一杯のようです・・


家族葬の場所としての道順庵は

今までの「場所」としての存在から、

もっと踏み込んだ、生き方の道しるべになれるような

存在を目指し

拘りをもちつづけていかなければと思っています

オンリーワンの拘りをもって・・・