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一日/一生   「道順庵」のつれづれ草 水琴窟に癒されて

最後のふとん

2011-08-14 14:48:27 | 道順庵の徒然草


「最後は畳みの上で死にたいよな・・・」

この

畳の上の意味は

「自宅の部屋で」ということ

自宅で家族に看取られて・・・

そんな最後が

理想の死に場所・・


死亡する方の殆どの方は病院で亡くなります

せめて畳みの上で・・・

叶わない現実のもと

私たちが納棺する場所は

畳の上です

そんな意味合いからも

少し前までは(今でも使っているところもあるかも知れませんが)

棺の底板の中は、内側に防水紙を張り

その上に棺の大きさの「ござ」を敷いていたのです

ござはもちろん「畳」の代わりなのであります


畳には人を落ち着かせたり

なぜかほっとする親しみがあります

食事のときにも

洋間での椅子席は楽ですが

なぜか

落ち着くのは畳みの上であります

すぐ「横になれる」

安心感もあるのでしょう

今は、畳の部屋もないお家もありますが・・・

夏の涼しさもありますし

もうこれは

日本の文化そのものです

ある意味、日本人の故郷ですなぁ~

畳みの上で死ぬということは

生まれた故郷に帰るみたいな

やすらぎがあるのです・・・







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