霊柩車の車高の話です
殆ど最近の霊柩車は「洋型」という
タイプの霊柩車であります
「宮型」はもう希少価値の存在になりました
この洋型霊柩車も
ストレッチ(ボディーを延長してある)仕様が
多いのですが
2通りのストレッチ使用があります
一つは「後車軸からボディ後半」いわゆるリヤオーバーハングを延長して
あるもの
もう一つは「前後車軸距離」いわゆるホイールベースを延長してあるもの
えっ・・なんで延長するのか?
まぁ~見た目のことと
大きな棺のときにも対処できるようにです
そこで・・
ホイールベースのストレッチしてある霊柩車は
少し「車高」が高くなっているはずです
隣に同じ車両の普通の乗用車を並べればわかります
これは
軸距離が伸びれば
そう・・
ゆるい凸面の道を乗り越えるとき
霊柩車の「お腹」が路面に当たるからです
登りの坂道が終わって平坦な路面に出るときも同じです
ですから
ロングバージョンの霊柩車は運転に気を使うわけです
それから、内輪差も大きくなりますから狭いところは
ミラーとにらめっこになりますね
昔の宮型の霊柩車は
別な理由で(重量増のため)車高を「下げないように」
エアショック(モンローとかのアブソーバー)が付いて
居ました
エアが抜けたりすると「シャコタン」仕様で
これまた、お腹をこする心配あり・・
とまぁ~
気が付かないところにも
配慮されております
そして
大きなストレッチ仕様の霊柩車が車高が「高く」見えないのは
高さに対して「長さ」の比が大きいからですね
今は式場葬が殆どで
火葬場へのコースも決まっていますから
大きな霊柩車も可能になってきたのです
当社も
「新型の高級ストレッチ、ベルファイヤー仕様も」
納入されました
一度見ると、その迫力に圧倒されます
そして
使用料は・・・
車高ほどは高くないかなぁ・・・?・・
(写真は本社HPのギャラリーコーナーで見てください)
しかし・・・今日はなんて寒い日だったんだろう・・
風がないだけよかったです、思わず鼻水がつららになるとこでした・・・