シルエットはモノクロ
そこからの想像力はいろんな色がつけられます
葬儀で使う白黒の幕はよく、TVの葬儀場面で出てきます
業界ではこれを「鯨幕」と呼んでおりました
鯨の背と腹が白と黒だったからですかね
もうさすがに、こんな幕を使用する機会は
減りました、同じように青白の幕も使っておりました
これは浅葱幕といいます
葬儀の幕はこんな風にメリハリのある幕でお家の中を
飾っていましたが
今では、黒一色とか、白やグレーの単色
最近ではカラー背景のプリント柄やら風景そのものの印刷された
ものなどが多いようです
これらは
祭壇が白木の彫刻ものからモダンな祭壇や花祭壇の
もたらす引き立て役として、荘厳さより
華やかさ、明るさが際立たせる演出なのでしょう
たしかに
ピンクやバラの花の後ろに「白黒」鯨幕では
引き立たないでしょう
祭壇に合わせた背景
背景合わせた祭壇
う~むっ・・・
ときどき、ドキドキの祭壇もあります
(どちらの意味合いかな)
背景次第で奥行きやら、色合いやら
そして全体のイメージやらが変化していきます
故人様のイメージに合うようにと考えながら
作り手も背景を考えていきます