ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

大胆にも絵を寄贈

2013年02月08日 22時11分41秒 | お絵かき

最近の病院ではお見舞いに
生花を持っていくのはお断りされて
いることが多い。
親父の病院もそのようだ。
アレルギーのある患者さんもいるし
何より病院側がごみの始末に困るからなのだろう。
ただでさえ、綿花やガーゼなどの
医療系廃棄物との厳密な仕分けが
必要だということもあって
過敏になっているはずだからね。

その代わりと言っちゃなんだが
廊下や待合室の壁など
各所に多く飾られているのが

花の絵

今までだったらさほど気にも留めなかったのに
近頃はやたら目について仕方がない。
これも絵を描き始めたからだろう。

病院の入口から、親父の病室に行くまでの間に
10枚くらいは目にするだろうか。
病院全体なら相当な数になるはずである。

一口に花の絵と言っても
いろいろある。
花瓶に生けた花もあれば
野に咲く花を描いた絵もあるし
油絵も水彩画もある。

よく見ると、外国画家の作品もあり
単に絵好きの人が描いて寄付したもの
ばかりでもなく、買ったものもあるようだ。
でも、絵としては無難なものが多そうなのは
病院という施設であるからなんでしょうね。

ミセスdoironが
「黙ってこっそりあんたの絵を飾っといたら」と
大胆なことをいう。
それに対して
「それはまだまだ見るに堪えない絵だから・・・」
ではなくて
「それは防犯カメラがあるから、ばれ・・・」
などと考えている自分がいたりしてね。
自信過剰、無知蒙昧もいいとこだな。

ま、結局その話は冗談で終わったのですが
昨夜、その話の延長で思いついて
エイに先日描いた絵を持って行って
見てもらった。



そしたらチイママが
「鯖じゃなくて焼き鳥描いてくれなあ」とのたまうし
ママさんが
「これはうちみたいな店にはもったいないわ」
と言われ、これは体よく断られてるのかと
しょげていたのだが、
あとの会話ではまんざらでもない様子だったから
「今度、百均の額に入れて持ってくるわ」といったら
にこっと笑ってくれたよ。
どこか片隅の目立たない所でいいから
置いてくれたらいいな。

病院と違って
酒飲みの怪しい目で見る分には
傑作に見えるかもしれないしね。

来週、さっそく持っていこうと思っている。

あ、kaisanとこは待っててちゃぶだい。


目が疲れるわ

2013年02月07日 21時26分22秒 | 最近の出来事

最近、介護と運動以外に
趣味としているのが

お絵描き、読書、DVD鑑賞、ブログ

つまりこれまでの仕事に費やしてた部分の
大半がこれらの趣味に費やされている。

これらの趣味に共通なのが

「こたつみかん」

ではなくて
目をかなり使うということだ。
絵を描いたあとなんかは
小さな文字の文庫本が
読みづらかったりするもんね。
近頃、そんな目の疲れが
とても気になっている。

そこで、薬局で目薬を買ってきて
用法、用量を守りながら
点眼もし続けてはいるのだが、
目を休めるきっかけつくりのようなもので
さほど効果は感じていない。

では、メガネをかけてはどうかとも思うのだが
産まれてこの方、視力不足で
困ったことなどほとんどないので
ロクなメガネは持っていない。

心臓を筆頭に、頭、根性など悪いとこの多い
この身体ですが
そんなわけで目だけは自慢なんです。
奥まったところに収納していたし
あまり外気に触れてないからなのかもしれませんが
とにかく、この歳になって
多分、裸眼で1.0ぐらいの視力はあるはずです。
老眼も思ったほど進んでないしね。

ま、これまでいかに机に向かう時間が
少なかったか、
ということにつながるのかもしれません。

五感で一番失いたくない
視力にはおかげさまで恵まれております、はい。

でもねえ、これから年々歳を取っていくわけでしょう。
目が不自由というのは
老化に大きく影響すると思うので
大事にしておきたいと思っている。

近頃は、近視を治すレーシックとか
老眼も手術で治るということらしいが
どうも手術を受けるほど不自由もないし
そんな勇気もない。
なので、ディスプレイなどを
見つめることから目を守るメガネ
なるものもできているようだし
疲れ目が続くようなら
まずは一度眼鏡屋さんで
相談してみようかな。

あとは、もう少し暖かくなったら
アウトドアに出る機会も
増えるだろうからいいとして
今の季節はせっせとウォーキングでもしながら
遠くの山の雪でも眺めているのがいいのかもね。


病院通いにまつわる話

2013年02月06日 21時16分43秒 | 生活

入院している実父の病院には
毎日見舞いというか世話をしに行ってる。
洗濯物の入れ替え、リハビリのチェック
病状の確認、ベッド周りの整理などの
入院環境の整備等々
そうそう見舞いに来ていただいた
人々の管理などもそうだ。

最近はインフルエンザも
警報が出ているようで
まあ、罹患しても今の暮らしの中じゃ
あまり影響はないんやけど
健康でいるに越したことはないので
マスクは欠かさずしていかねばならない。

しかし、毎日通っていると
いろんなことが見えてくる。
駐車場のおじさんは、人によって
態度が変わるのが気に障るとか
そういうこともよくわかってきた。

駐車場は数が少ないので
doironはたいていは病院と提携している
近くの大型スーパーのPにとめる。
これが遠くてね。
スーパーを端から端まで横切って
行かねばならない。
寒いので、たいていは店の中を
通り抜けていくのだが、おかげで
すっかり顔なじみになった店員さんもいる。
それくらいこのスーパーは
馴染みになった。

今日は駐車スペースにカートが
置いたままになってたので
置き場まで押して行って
駐車場の出入り口で収納してあげてたら
買い物袋をいっぱい詰めたカートを押している
高齢者の女性に質問をされた。

「すみません。ここは2階の駐車場ですか?」

という質問だ。
きっと、駐車場関係者と
思われたのかなあ。
まあ、それはそのときの行動からして
仕方ないのだが
問題はその質問内容だ。
そこは、雨のかかる、半分屋外の場所で、
どう見ても1階で2階には見えないところなのだ。
ああ、この人は2階に行きたいのだなと
思って、カートごと乗れる
エレベーターを案内してあげたのだが
あとで思ったら
やはり軽い認知症なんだろう。
近頃高齢者を見る目が
ホントに変わったなあ。
どことなく挙動不審なその人も
クルマが2階にあることを
忘れていないとしたら
それほど認知症は進行はしていないんだろうけど
外と内の区別があやふやなのに
クルマの運転をするのは
いかがなもんだろうかと思ったね。
二階の車の運転席で、家族が待っていると
思いたいところである。

クワバラ、クワバラ
なんて考えていた。

さて、そんなひと悶着の後
駐車場を出て店に入ると、
一番最初に通るのが
魚屋さんの前だ。
ここに、親父の入院直後に通ったときに
出ていた看板があったのを憶えている。

「ナマコ1袋 699円。本日限り」

というものだ。
ナマコは嫌いではない。
あの食感は新鮮なイカにも似て
なかなかのもの。
酢の物ということで
体にいいだろう。
見た目は良くないけどね。
初めて食べた人は尊敬だな。

で、その「本日限り」に釣られて、その時に
思わずお買い上げしてしまいました。

ところが、来る日も来る日も
親父の病院通いで通るたびに
毎日その看板が出てるのだ。
思わず、昨日もその前もその前の前も
本日限りて出てたやんと
店の人に突っ込みたくなりましたわい。
それでも、そのナマコは本日限りなんだと
なんとでも言い逃れられそうやけどね。
しかし、あげくには699円の上に
紙が貼られて最近は599円になってるじゃん。
ここで一句。

「正月が 遠のくにつれ ダンピング」

などと言ってる場合ではありません。
これはもう買うしかありません。
これで、ひとふくろ当たり649円。
ということで、損を少し戻しておきました
(株じゃないけど・・・)

そして買ったからには
味わい尽くさねばと
おまけに絵まで描いてあげました。



とまあそんな具合に
賢い買い物ができたわけですね。

またそのスーパーの中で次に通るのが

「乾物屋」

この店でもよく買い物をします。
正月には数の子の予約もしましたし
義母のリクエストで
チリメンジャコをよく山ほど買うので
上顧客のはずです。
以前からそんなお店だったのと
最近は毎日顔を出すのとで
いよいよ毎日挨拶をかわすようになりました。
「もうかってまっか」
「ボチボチでんな」
みたいなね。

それにしてもあのようなスーパー内の
お店で働く人も大変やね。
doironの知る限り、
正月以来一日も休むことなく
店に出ているもんね。
全く感心しますわ。

毎日せっせと病院通い。
日に日によくなる親父の病状をみながら
勘三郎に続く団十郎の訃報など
色々と世間では起こっているものの
我が親父はまだ当分大丈夫だなと
安心感を募らせているとともに
通いの道すがら
多彩な人間模様を楽しんでいる
doironなのでした。


添える言葉

2013年02月05日 23時27分19秒 | お絵かき

絵を描くのも近頃かなり楽しくなってきた。
むつかしいなあと思う素材も
だいたいイメージ通りに
描くことができるようになってきた。
描き始めた当初は
色の混ぜ方、塗り方
水彩絵の具の特性など
何もわからなかったけど
少しずつ色の入れ方が
わかってきたように思う。
油絵具は、重ね塗りで
色を置き換えることもできる
ように思うのだけど
水彩は一度塗ったうえに
ごちゃごちゃ重ね塗りをすると
キレが悪くなる。
だから、水彩絵の具の特性を生かして
面で重ね塗りするのが理想だろう。
と、思っちゃいるけど
これがとっても難しい。

色を置いたあとの、イメージ力を研ぎ澄ます
ことが、これからの課題になるかなあなんて
考えている。

そしてもう一つ
添える言葉もなかなか
創造力を要求される。
一枚絵を描いたら
それに添える言葉が
完成するまでは、ヒマさえあれば
考えており、
寝ているときに浮かぶこともある。
文字通り、そんなときには
寝ても覚めても考えている。

しょうもなくても、自分なりに満足いく
言葉を紡ぎだすことができたら
次は、その字を空いたスペースに
バランスよく入れるための思案だ。
これもやはり、イメージ力がいる。

これだと思って字を入れてみたら
めちゃバランスが悪かった
なんていうのはしょっちゅうだ。
なかなか、自分で気に入った作品
となるまでには
ハードルがいくつもある。

絵手紙の創始者と言われる
小池邦夫さんは
そんなこと何も考えずに
どんどん書けばいいと
その著書で言ってるけど
もともと基礎のある人だから
なぐり書きのような作品でも
味があるわけである。

絵の技術、書の技術
言葉の創作、イメージ力
もっともっと高めたいと思っている。

では最後に、最近の作品をいくつか。



玄関に置いてある水耕栽培の
ヒヤシンス。
透明な容器にたくさんの根が
詰まっている様子をみて
描けるかな~と思って描いてみたら
意外に雰囲気が出た。
透明容器の描き方
また容器を透かして見る植物の
姿が難しかったが、これを描けたことで
自信は少しステップアップしたかも。

絵は出来ていても
なかなか言葉が思い浮かばず
放置したままの作品もいくつかある。
これは昨年12月に描いて
ずっとそのままにしてあった絵に
最近ようやく言葉を入れたもの。



常に頭の片隅に
未完成という思いがあって
そんな作品には
ある日急に言葉が降りてきたりするんだわ。

そしてこれは雨降りの日に
裏の公園で見かけたワンショット。



思い切って雨を線で描いてみた。
そして水滴も見たままを描いたら
意外にそれらしくなったかな。

最後にこれは、これまでの
塗り絵的に色を入れていく手法とは
全然違った描き方で節分に描いた作品。



輪郭を取ることなく
一気に絵の具を面的に置いて
形を作るというよくある水彩画の描き方で
描いてみた作品。
これからはこういう描き方も
たまにしていこうと思っている。

doironのお絵描きライフ
はてさてどこまでゆくのやら




親父の入院生活

2013年02月04日 21時31分22秒 | 生活

親父が入院して3週間強が過ぎた。
入院当初は、かなりふらつき
立つこともままならない状態で
意識も朦朧としていたので
さすがに今回はもうダメかと
思っていたが、
えらいもので、日に日に回復し
最近は、ヒマを見つけては
おしっこのバッグをぶら下げて
病院中を歩き回っているようだ。
さすがに、90歳という年齢を
迎えるという才能の持ち主である。

そんなに歩き回っているのに
なぜ退院できないのか
先生に時間を取ってもらって
いろいろと説明を受けた。

今、退院を阻んでいるのは
血糖値なんだそうだ。
時に200を超える血糖値が
日によっては100以下となることもある。
ずっと高いことが問題なのではなく
変動することに問題があるとのことだ。

じゃあ、退院したら
これまでやったことのない
血糖値を測定しつつ
インシュリン注射を続けないといけないのかと
聞いてみたら
年齢が年齢なので
血糖値が高いのは少々問題なく、
どちらかと言えば低血糖の方が
こわいんだそうだ。
なので、インシュリン投与は
入院中だけでよいとのことであった。

あとは、肺に溜まっていた水も
点滴による水分摂取で
おしっことともに、順調に
排出されつつあるとのことであった。

したがって、もう少し血糖値が
高いなりに安定してきたら
退院となるだろうとのことである。

時間を取っていただいて
いろいろと話を聞かせていただいたのだが
話の途中から
こういうのって
「カウンセリング料」として
入院費に上乗せになるのかななんて考えてしまった。
別にお金がかかっても
それは親父の身体のことで必要なんだから
一向に構わないのだがね。
ただ、約束の時間を30分以上回って
ようやく話が聞けたという経過があるので
大きな病院のお医者さんって、ほんとに
忙しくて大変な仕事なわけだ。
そんな貴重な時間を
説明だけでとってもらうことに
少々申し訳なさを
感じてしまったdoironなのでありました。

昨日から大阪も気温が高く
4月並みにまで上がったそうだが
明日からまた冷え込むという。
そうやね、泉州マラソンの頃も
まだ十分寒いから
立春とはいえ
最近みたいなまま春を迎えるということはないだろう。

親父の血糖値とともに
気温の変動も大きい今の季節。
どちらかと言えば
もうすこし病院にいてもらう方が
親父にとってもいいだろう。

doironにとっても日々の介護が
4分の3に減ることだし・・・


恵方巻き

2013年02月03日 21時12分44秒 | 生活

運勢上は今日から新しい年が
始まるという

節分

あ~、本当に今年もいろいろあった。
近頃は何とか運の良さで乗り切れているが
激動かつ綱渡りの年を毎年過ごしているような気がする。
そんな、退職の嵐が吹き荒れた年が
昨日でようやく終わった。
今日から新しい年だ。
そんな節分の風習について
少しおさらいしておこう。

まずはヒイラギとイワシの頭。
これを玄関に飾っておくのは
鬼の嫌いなヒイラギのトゲと
イワシの臭気で邪気を追い払おうとした
というところから始まるんですね。
鬼門にヒイラギを植えるというのも
よく似た考えですね。
そして、節分と言えば

豆まき



魔(ま)を滅(め)っするということから
始められたという説があります。
そうそう、豆まきの翌日
すなわち立春には幼児の
気道内異物の患者が特異的に
上昇するとか。
小さなお子さん、お孫さんのいるご家庭は
豆まきの後はしっかり片付けましょうね。

それはさておき、話の続き。

豆まきの”まき”から連想され
巻きずしを恵方巻きと称して、
恵方を向いてかぶるというのが
巻きずし業界の陰謀で始められたんですね。

う~ん、ためになりますね。
うんちく満載ですねえ。

で、今日はその恵方巻きを
作ってみることにしました。
寿司屋の陰謀によるものであろうとも
世間がそういうんだから
doironもやります。
バレンタインにチョコレートを贈るというのも
チョコレート業界の陰謀であろうとも
doironはいくらでも受け付けます。へへ

まずは巻きずしのネタつくりです。
通常、ネタといえば
カンピョウ



それから高野豆腐
ミツバなどのほか
海鮮巻という名でエビを入れたりします。



あと、薄焼き卵もあります。

でもdoironの場合
忘れてはいけないのが

イカ

これはやはり欠かせません。
では、どんなイカを入れるかですが
寿司に入れやすいネタの形から連想すると

イカソーメン

なんかがよさそうですが
原料がスルメイカであることが多く
巻きずしに入れるには少々固いという
難点があります。
やはりここは
モンゴイカもしくはアオリイカを
使いたいところですが
ありました、ありました。
丁度いいのが。
これです。



原材料はモンゴイカ
太さも頃合いですやん。
ついてる粒粒の
シシャモ子もいれてようやく具材は7種
七福の縁起を担いで7種がいいそうです。

それにこれ以上入れたら
極太巻きになって
かぶりつけなくなりそうやしね。



すのこの上に海苔を置き
3分の2くらいまですし飯を敷いて
具材を乗せていきます。
後でわかったのですが
この時は4分の3くらいまで
ご飯は広げた方がよさそうです。
いろいろ問題点を残して今回完成したのがこれ



完成後に切って断面を点検してみたら
うげげげ~でした。
具材がめちゃかたよってしまってましたわい。



味はまあまあやったけどね。
これじゃ巻き寿司じゃなく
負け寿司といったほうがいいかも。

とにかくまあ、出来はどうであれ、これでまた
料理のレパートリーがひとつ増えたということで。


司馬遼と菜の花

2013年02月02日 21時30分31秒 | 最近の出来事

退職したら絶対読まなきゃ
と思っていたのが

司馬遼太郎

何せ長編も多いし
どっしりと腰を落ち着けて読まないことには
とずっと思っていた。

で、退職後さっそく読んだかというと
そうでもなく、
読みたいと思っていた最近の読み物から
片付けていってる状態だ。

そんな中、とある古本屋さんで
見つけたのが

「菜の花の沖」

江戸時代の廻船問屋である
高田屋嘉兵衛を主人公とした歴史小説である。

淡路島の五色町(今は洲本市)に
昔ランニングの合宿と称して
二泊三日で遊びに行ったことがある。
泊まったのは、丸太小屋風のコテージで
昼間はランニング三昧の後
温泉に浸かり、そして
きれいな夕火を眺めながらのBBQは
最高の合宿だった。
そんなコテージの近くにあったのが

高田屋嘉兵衛祈念館だった。

そのときは入らなかったけど
当時に、この小説を読んでいたら
絶対入っただろうな。

古本屋で見かけたのは
ハードカバーの全6冊で、
一冊はなんと105円。
激安だ。お得だ。
そこで、う~んと悩んだ。
6冊買って面白くなかったら後悔するしなあ、
でもお得な値段だしなあ。
前から読んでもみたかったしなあ、ということで
しばらく考えて
第1巻のみを買うことにした。



この第1巻がなければ
第2巻から買う奴はいないだろうから
しばらくは売れ残っているはずと踏んだわけだ。
面白かったらまた買いに来ればいい、と。

案の定、その店に行く度に
そのコーナーを見に行ったら
2巻から6巻までの5冊はちゃんと売れ残っていた。
それを確認して「よしよし待っちょれよ。
1巻読んで面白かったら買いにきちゃるけん」
と毎度心の中で呟いていたのであった。

で、そんな話をエイでS藤さんとしていたら
彼はその本を読んだことがあるらしく
感想を聞いたら
「とってもよかった」とのことだった。
読書家のS藤さんがよかったというのだから
間違いないだろう。
まだしばらく人に借りたり、
図書館で借りた読みたい本が他にもあったけど
質素倹約の身も顧みず
とりあえず思い切って買っておくことにした。



なんてたいそうに言ってるけど
全巻揃えて、合計630円ぽっちやからね。
コーヒーを二杯我慢すればいい。
チューハイを5回飲まなければいい。
ガソリンを・・・
もういいか。
ようやく買ってあげたら
なんとなく本がうれしそうに見えたわい。

とにかく今は早く読み始めたいなと思っている。
そして、読後にもう一度淡路島に行って
その記念館をぜひとも
訪れてみたいとも思っている今日この頃だ。

奇しくも今日の夕刊に東大阪市にある
司馬遼太郎記念館で
彼の命日2月12日に先立って
庭に菜の花の飾り付けがされた
という記事が載っていた。
彼の命日は、「菜の花忌」と呼ばれているように
そういえば、そろそろ
菜の花の季節だ。
淡路島はもう花盛りだろう。

思えば読みたい、行きたいのほかに
今年は春の訪れを告げる
菜の花の絵も描いてみたいという
楽しみが一つ増えている。



中高年のたまり場

2013年02月01日 22時04分22秒 | 最近の出来事

最近よく行く場所の一つが

図書館

一度にたくさん借りると
早く読まなくてはと
何となくプレッシャーになってしまうので
近頃は短期間で読めるだけの本
だいたい2冊くらいを借りているため
結構頻繁に出入りしている。

行くと、テーブル席や
雑誌のあるコーナーのソファーや
書架のあちこちに置かれた椅子に
必ずと言っていいほど
中高年が座っている。

自分もそういう身になったからか
こういう景色がとても目につくのである。
ほかにも、
スーパーの飲食コーナーにも
沢山たむろしているし
毎朝群れになって歩いている
中高年のおば様達も
かなり目につく。

頻繁に親を連れていく
整骨院や病院の待合室も
よく似た状況だ。

また、doironが行くジムでは
聞けば昼間が高齢者施設化しつつあるそうだ。
自分はナイト会員なので
5時半以降しか行かないが
その頃には、波が引くように
みんな帰っていない。
5時半ならそろそろ夕食も終わり
ぼちぼち寝る時間に入っているのだろうか。
そう、ヒマな高齢者は
昼間にきているのだろう。

今日なんかは5時半に行ってから15分くらいは
ジムも貸切であった。
片隅でバイクを漕ぐのも
変な感じだと思うほど
その時間帯にはすいているのが
実は、このジムの魅力なのである。

あとはそう、doironが
中高年として行くたまり場的なところはというと
それが、木曜夜のエイである。

いつも何やら怪しい中高年が集まるお店。
(怪しくない、あやしくない)
この店で、今や唯一の常連友達となった
S藤さんとたまるのである。

昨日もたまってきた。

おいしい料理をいただきながら




ブリ照りと煮物~

話も弾む。

話題はS藤さんの仕事の関係から得られる
中国情報もひとつ。
昨日は大気汚染の話だった。
何でもS藤さんの奥さんが
アレルギーで医者に行ったら
中国から飛んでくるSPM2.5の影響だろうと
言われたとか。
そうかあ、近頃義母さんの鼻水が止まらなくなったのも
グーがしきりにくしゃみをするのも
あの中国の仕業なのかもなあ。
そんな話題や
リッチで仕事にも余裕のあるS藤さんが
毎月購入している種々の
ライブラリーのお下がりを読ませてもらっているので
その読書のお話。
それからもちろん
足を痛めているけど、なんとか泉州マラソンを
走りたいんだという話や
トレーニングでダイトレに行ってきたという山の話、
近々クエを食べに行くんだという旅行の話などを
聞かせていただいたし、
最近話題のいじめの話や
患っていたあごの病気の話と
尽きない話題で毎回盛り上がっている。
現役のころからこういう木曜日は
続いているのだが
今になって週に一度のこういう日も
なかなか捨てがたいもであり
有難いものであると思っているのである。

退職者で暇を持て余している人
そしてこれから退職が目の前にきているという人には
こういう中高年のたまり場を
ぜひ見つけておくことを
おススメしておきたいところだわん。