エリザベス・オハラ著"サリーのえらぶ道"を読みました。
"サリーの帰る家"の続編です。
1893年のアイルランドのお話です。
サリーと妹のケイティは雇われた家の仕事を終えて
家に帰ってきました。
貧乏な家です。サリーの家だけでなく地域全体が
貧しいところです。
家に帰っても家の仕事がいっぱいあります。
妹のケイティはもう一度働きにいきます。
結婚の費用を貯めるためといいます。
サリーは働きに出ないで家の手伝いをすることにします。
ダブリンからアイルランド語の勉強をするために一夏を
村で過ごす女性を家に迎えました。
バニスターという女性です。
サリーは友人の兄のマナスが好きです。
彼らの家は店を経営して急激に豊かになりました。
アイスランドからやってきたオーラスという男の子が
家の手伝ってくれています。
サリーはオーラスとは自然に話せます。
彼は器用で何でもこなします。
オーラスはサリーの支えになっています。
でもサリーとオーラスは恋人という関係とは違います。
恋しているマナスとはぎくしゃくとしています。
サリーは将来のことを考えます。
ダブリンへ来たら仕事を紹介するといってくれたバニスター
に仕事を頼み家を離れることにします。
オーラスは故郷のアイスランドへ帰ります。
サリーはダブリンへ向けて出発しようとしています。
この本はここまでです。
まだ続きそうです。
サリーの一生を描くにはずいぶん先は長そうだなぁと
思っていました。
しかし帯には、三部作の予定だと書かれています。
サリーの人生のどのあたりまで描かれるのでしょう。
彼女はどういう人生を選びとるのでしょう。
気になります。