日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

東浜がパリーグトップタイの11勝目!真砂&塚田の若鷹戦士もスタメン起用に応えた!

2017年08月03日 | HAWKS

京セラドーム大阪の「オリックスバファローズVS福岡ソフトバンクホークス」の3連戦は、2戦を終えて1勝1敗の五分。水曜日の試合は、バンデンハーク投手が8回まで13個の三振を奪う力投を見せれば、柳田選手と松田選手のホームランが生まれ、5-1で勝利しました。カード勝ち越しを懸けた3戦目は、ホークス打線が一発攻勢を見せました。


両チームのスタメン
   オリックス    福岡ソフトバンク
1(右)吉田正尚   (遊)今宮健太
2(二)西野真弘   (二)川島慶三
3(三)小谷野栄一  (三)松田宣浩
4(中)ロメロ    (中)柳田悠岐
5(一)マレーロ   (指)デスパイネ
6(指)中島宏之   (左)中村晃
7(左)T-岡田   (一)塚田正義
8(遊)安達了一   (右)真砂勇介
9(捕)若月健矢   (捕)髙谷裕亮
 (投)山﨑福也   (投)東浜巨

この日の先発ピッチャーは、オリックス・山崎福也VSソフトバンク・東浜巨。ホークスは左対策として、2番に川島、7番に塚田、8番に真砂と右打者3人をスタメン起用。


1回、ホークスは先頭の今宮がセンター前ヒット、続く川島が送りバントを成功させ、今宮2塁進塁。2死2塁で、4番・柳田がオリックス先発・山崎福の3球目を捉え、ライトスタンドに突き刺さる2ラン本塁打で2点を先制。さらに5番・デスパイネがフルカウントからの6球目を振り抜き、右中間スタンドに飛び込むソロ本塁打。柳田&デスパイネの連続アーチで3点を奪います。
ホークス先発の東浜は、1回裏にオリックス先頭の吉田尚にストレートを狙われ、ライト5階席への特大アーチを浴び、1点を失う。1死後に小谷野にヒットを許したが、ロメロとマレーロを抑えて、1点に留めました。
ホークスは2回、先頭の塚田が3球目のストレートを狙い撃ち。レフトへ飛んだ打球は、スタンドに叩き込む!塚田が先発起用に応えるソロ本塁打で1点を追加し、4-1と再び3点差とします。
東浜は3回にオリックスの上位打線3人をしっかり抑える。4回は先頭のロメロに四球を与えた直後、マレーロに初球ストレートをライトへ弾き返されるが、右翼手・真砂が背走しながらも打球をグラブに収める。味方の好守に助けられ、この回も0点で切り抜ける。
5回表、ホークスは先頭の真砂が山崎福の初球を強振。センターへ飛んだ打球は、スタンドに突き刺さった!真砂のプロ初ホームランでホークスに5点目が入りました。
味方の援護を貰った東浜は、5回裏に2本のヒットを許して1死1,2塁のピンチを作るが、西野を外野フライ、小谷野を3塁ゴロに打ち取り、ピンチを切り抜ける。6回にはロメロとマレーロに連打を浴び、無死1,2塁とされる。しかし、中島を遊撃ゴロ併殺打に仕留めると、T-岡田を2塁ゴロに打ち取り、得点を与えません。
ホークス4点リードの7回裏、東浜が途中出場・伊藤光にヒットを許すと、2番手の嘉弥真新也も吉田尚にフェンス直撃の2塁打を浴びる。1死2,3塁の場面で、森唯斗が3番手のマウンドに上がり、代打・武田健吾をセンターフライで2アウト、さらに小谷野をライトフライに退け、0点で凌ぎました。森は8回も登板しますが、1死1塁から中島に2ラン本塁打を許し、5-3と2点差に詰められる。
それでもホークスは9回に守護神・サファテが3者凡退に抑えてゲームセット。5-3でホークスが逃げ切り、オリックスに連勝しました。


パリーグ 2017年8月3日(木)
オリックスVSソフトバンク 16回戦 
<ソフトバンク11勝5敗、観衆:28,100人>
ソ|310 010 000|5
オ|100 000 020|3
[勝]東浜(11勝3敗)
[負]山崎福(2勝3敗)
[S]サファテ(1勝2敗34セーブ)
[本]柳田(ソ/26号)、デスパイネ(ソ/23号)、塚田(ソ/1号)、真砂(ソ/1号)
  吉田正(オ/4号)、中島(オ/6号)


3連戦の最終日は、初回に柳田選手とデスパイネ選手のアベックホームランが出れば、塚田選手と真砂選手の若手にも一発が生まれ、4本塁打の一発攻勢でオリックスを下しました。この3連戦はホークスが2勝1敗で勝ち越し、2カード連続の勝ち越し。チームの貯金も「31」に伸ばし、パリーグ首位の座をガッチリキープしました。この日は2位・楽天が西武に敗れたため、ゲーム差が「2.5」に開きました。そんな西武は破竹の12連勝。ホークスは金曜日から西武が相手です…。これはキツイなぁ。
先発の東浜投手は、7回途中(6回1/3)まで115球を投げ、被安打7・6奪三振・2四球・1失点の内容。西武・菊池雄星党首と並び、パリーグトップタイの11勝目を挙げました。いきなり先頭打者ホームランを被弾し、その後もヒットと四球のランナーを出しましたが、要所をしっかり抑えました。「今までで一番出来が悪い」と言いながらも、粘って試合を作ったんですからねえ。
打線の方は全体で7安打。1番に座った今宮選手が3安打の固め打ち。第1打席と第3打席ででセンター前ヒット、第4打席ではライト前にヒットを打っております。この日はVS左要員でスタメンに起用された2人の若手が活躍しました。2回に4点目となるソロ本塁打を打った塚田選手は、2015年4月以来となるプロ2本目のホームラン。そういえば、あの時も京セラドームで打ってましたね。
5回には真砂選手がプロ入り初ホームラン。前の守備でマレーロ選手のライナー性の打球をキャッチするという好プレーを見せ、その直後の打席で山崎投手の初球を叩いてセンターへ運びました。通算6打席目でのプロ入り初ヒットがホームランって凄いですやん。真砂選手は昨年のU-23ワールドカップで4本塁打を放ち、日本代表の優勝に貢献。自身もMVPを獲得しました。今季の前半戦は上林選手が台頭しましたが、次は「ミギータ」こと真砂選手がブレークするかもしれません。

9連戦も6試合を終え、5勝1敗と白星先行のホークス。2カード連続勝ち越しと上手く行ってます。金曜日からは西武プリンスドームで埼玉西武ライオンズとの3連戦です。カード初戦の4日の予告先発は、西武・野上亮磨VSソフトバンク・寺原隼人となっています。寺原投手は今季10試合に登板して1勝2敗。5月21日の西武戦以来、約2か月ぶりの1軍登板となります。寺原投手が西武の連敗を止められるか正直不安でしかありません。寺原投手、炎上しないように頑張ってください。




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ホークス今季2度目の単独首位!バンデンハーク8回13奪三振で今季9勝目!

2017年08月02日 | HAWKS

夏の9連戦を戦っている福岡ソフトバンクホークスは、8月1日から京セラドーム大阪でオリックスバファローズとの3連戦を戦っています。3連戦初戦は、9回にホークスが3点ビハインドを追いつき4-4の同点としますが、延長12回裏にサファテ投手がサヨナラ本塁打を浴びて痛恨の敗戦。ホークスの連勝もストップし、8月は厳しいスタートとなりました。試合後にはサファテ投手が「先発陣の交代が早すぎる!そのせいで中継ぎのみんなが疲れてるんだ!」と苦言を呈していました。確かにホークスの先発陣は6~7回くらいでマウンドを降りることが多いです。先発なら1イニングでも長く投げられないのかって思います。
2日の試合の先発投手は、オリックス・松葉貴大VSソフトバンク・バンデンハーク。オリックス戦では負け知らずのバンデン、中継ぎ陣を休ませる快投を見せられるか?


両チームのスタメン
   オリックス    福岡ソフトバンク
1(右)吉田正尚   (遊)今宮健太
2(二)西野真弘   (二)明石健志
3(三)中島宏之   (三)松田宣浩
4(指)ロメロ    (中)柳田悠岐
5(一)マレーロ   (指)デスパイネ
6(左)T-岡田   (左)中村晃
7(中)武田健吾   (一)塚田正義
8(遊)安達了一   (右)上林誠知
9(捕)若月健矢   (捕)髙谷裕亮
 (投)松葉貴大   (投)バンデンハーク



1回、ホークスは先頭の今宮の2塁打、松田のヒットで1死1,3塁のチャンスを作ると、柳田がオリックス先発・松葉からレフトへの犠牲フライを放ち、1点を先制。しかしその裏、ホークス先発のバンデンハークが、オリックス先頭の吉田正に2塁打を許すと、1死3塁で中島の犠牲フライで1点を失い、1-1の同点とされます。
初回に1点を失ったバンデンハークは、2回は3者凡退に抑えると、3回は1死から若月と吉田正に連打を許し、1死2,3塁のピンチを招きますが、西野を直球勝負で3球三振に仕留めると、中島にはカーブで空振り三振に切って取り、勝ち越しを許しません。
同点で迎えた4回、ホークスは先頭の松田が松葉のストレートを捉え、右中間スタンドに飛び込むソロ本塁打!松田の一打でホークスが勝ち越しに成功。その裏にバンデンハークがヒットと四球でランナー2人背負ったが、武田3球三振、安達を内野ゴロに打ち取り、ピンチを切り抜けます。
ホークスは5回に塚田がフェンス直撃の2塁打を放ち、1死3塁で高谷の犠牲フライで1点を追加し、3-1。
バンデンハークは中盤以降も好投を続け、5回は2つの三振を奪って3者凡退、6回は2死1塁からT-岡田をカーブで見逃し三振に仕留めて反撃を阻止。7回も3人を抑え、7回まで1失点。
バンデンの好投に応えたい打線は、8回に今宮が四球で出塁すると、2死1塁で柳田がオリックス2番手・小林慶祐の2球目を強振!ライトへ打ちあがった打球は、スタンドに着弾!柳田の豪快な2ラン本塁打が生まれ、ホークスが5-1と突き放す。
援護を貰ったバンデンは8回も続投し、オリックス上位打線を3者連続奪三振。9回は2番手・モイネロが0点に抑えて試合終了。ホークスが5-1でオリックスに快勝です。



パリーグ 2017年8月2日(水)
オリックスVSソフトバンク 15回戦 京セラ
<ソフトバンク10勝5敗 観衆:28,859人>
ソ|100 110 020|5
オ|100 000 000|1
[勝] バンデンハーク(9勝5敗)
[負] 松葉(3勝9敗)
[本] 松田(ソ/16号)、柳田(ソ/25号)


サヨナラ負けの翌日の試合は、松田選手の勝ち越しソロ本塁打、柳田選手のダメ押し2ラン本塁打など、オリックス投手陣から5点を奪い、投げてはバンデンハーク投手が8回まで好投。投打がかみ合ったホークスが、前日の雪辱を果たし、8月初白星を挙げました。とりあえず連敗だけは免れてよかった。そして、首位の楽天が埼玉西武に敗れたため、ホークスが7月8日以来の首位に返り咲きました!西武は23年ぶりの11連勝達成だそうです…。後ろから西武の足音が聞こえてくるのは嫌だなあ。
先発のバンデンハーク投手は、8回まで119球を投げ、被安打5・13奪三振・1四球・1失点の内容で今季9勝目。初回に先頭打者に2塁打を浴びた後、犠牲フライで1点失いましたが、2回以降は毎回奪三振の無失点ピッチング。4回のピンチは2者連続3球三振で切り抜ければ、8回には吉田正,西野,中島のオリックス上位3人から連続三振を奪いました。サファテ投手の苦言に発奮したバンデン投手は、来日初の2ケタ勝利まであと1勝。オリックス戦は8戦8勝と負け知らずです。
6安打を記録したホークス打線は、柳田選手が犠牲フライとホームランの3打点を記録。第1打席では松葉投手からレフトへの先制犠牲フライ、8回の第4打席では勝利を決定づけるような特大の一発を放ちました。2日前はセンターへ幻の一発がありましたが、この日は正真正銘のホームランでした。8試合連続ヒットの柳田選手は、打率.331、25本塁打、80打点で、パリーグ打撃主要3部門で全てトップ。三冠王とは言わないから、何か1つタイトル欲しいですね。
8月3日の予告先発は、オリックス・山﨑福也VSソフトバンク・東浜巨となっています。目下3連勝中の東浜投手は、先週の楽天戦で自身初の2ケタ勝利をマーク。もし今度の登板で白星を挙げれば、パリーグ単独トップの11勝目となります。オリックスに連勝して、ガッチリ首位固めと行きましょう。




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