日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

ホークス打線が元同僚・杉内を攻略!セリーグ首位・巨人に先勝!

2013年05月29日 | HAWKS

神宮球場での東京ヤクルトスワローズとの2連戦を1勝1敗で終えた福岡ソフトバンクホークスは、28日から東京ドームで読売ジャイアンツとの2連戦がスタート。セリーグを首位でひた走るチームを相手を叩いて、チームも上昇気流に乗りたいところです。初戦はソフトバンク・帆足和幸、巨人・杉内俊哉の左腕対決で始まりました。


両チームの先発はこちら
  巨人          ソフトバンク
1(右)長野久義     (右)吉村裕基
2(中)松本哲也     (二)李 杜軒
3(遊)坂本勇人     (左)内川聖一
4(捕)阿部慎之助    (三)松田宣浩
5(一)ロペス        (中)長谷川勇也
6(左)亀井善行     (一)ラヘア
7(三)村田修一     (捕)山崎勝己
8(二)中井大介     (遊)今宮健太
9(投)杉内俊哉     (投)帆足和幸



1回、吉村凡退の後、李杜軒がレフト線へポトリと落とすヒットを放ち、果敢に2塁を狙ったが、左翼手の好返球の前に憤死。2死後、内川と松田の連続四球で1,2塁となるも、長谷川が空振り三振に倒れ、巨人先発・杉内から先制点が取れず2者残塁。その裏、ホークス先発・帆足が2死から坂本の2塁打、阿部の四球で2人の走者を背負いますが、ロペスを2塁フライに打ち取り、無失点で切り抜けます。
ホークス打線は2回にラヘア、山崎、今宮の3人が全て三振に倒れ、3回も3者凡退に終わります。ホークスは長谷川から帆足まで杉内の前に5者連続三振を喫してしまう。一方、帆足は2回と3回に巨人打線を3者凡退に打ち取り、3回まで無失点の好投。
両チーム無得点で迎えた4回、ホークスは先頭の内川がセンター前ヒットで出塁すると、続く松田もセンター前ヒットで無死1,2塁と一打先制のチャンスを作ります。このチャンスをモノにしたい場面で、長谷川が杉内のスライダーを弾き返してライト前ヒット。2塁走者・内川が本塁へ突入するが、巨人右翼手・長野のレーザービームに阻まれて憤死。なおも1死1,3塁でラヘアが初球を打ち上げてライトフライ。3塁走者・松田がタッチアップし、長野が再び本塁へ送球したが、松田が先にホームイン!ラヘアの犠牲フライでホークスが1点を先制します。
6回、四球を選んだ内川が、長谷川の場面で2塁への盗塁を成功させ、2死2塁で長谷川が杉内の3球目のストレートをレフト方向へ流し打ち。打球は三遊間を破ってレフト前タイムリーヒット。2塁から内川が生還し、ホークスに2点目が入ります。7回には山崎の2塁打、帆足の代打・柳田悠岐の四球で2死1,2塁の場面で、吉村が杉内の初球スライダーをジャストミート!ライトへ上がった打球はぐんぐん伸び、そのままスタンドへ吸い込まれる!吉村の値千金3ラン本塁打が飛び出し、ホークスに大きな3点が追加して5-0と巨人を突き放します。
その後、7回裏から2番手で登板した千賀滉大が2イニングを無失点に抑え、9回は3番手・岩嵜翔が巨人クリーンナップをわずか7球で3者凡退に仕留めて試合終了。ホークスが巨人先発・杉内を攻略し、5-0で巨人に快勝しました!


試合結果 セ・パ交流戦 2013/05/28(火)
巨 人-ソフトバンク 1回戦 (ソフトバンク1勝、東京ドーム、18:01、45231人)
H 000 101 300  5
G 000 000 000  0
【投手】
(ソ)帆足、千賀、岩崎-山崎
(巨)杉内、笠原、青木-阿部
【責任投手】
(勝)帆足7試合3勝1敗
(敗)杉内9試合3勝3敗
【本塁打】
(ソ)吉村5号3ラン(7回、杉内)


東京ドームでの巨人との初戦は、ホークス打線がかつてのチームメイトだった杉内投手から5得点を挙げ、先発の帆足投手→千賀→岩嵜の投手リレーで巨人打線を沈黙。投打がかみ合ったホークスが5-0で勝利しました。アウェー2連戦の初戦を勝ったのは大きいですねえ。ホークスは26日のヤクルト戦に続き、2試合連続完封勝利。2連勝で勝率を5割に戻しました。5割復帰→すぐに負け越すんじゃなく、そろそろ貯金を始めた方がいいんじゃねえのか?
この日の先発の帆足投手は、6回まで95球を投じ、被安打3・1奪三振・1与四死球・無失点という投球内容。強力な巨人打線を相手に凡打の山を築き、ピンチらしいピンチは4回のみ。坂本選手に3本のヒットを許しましたが、それ以外は完璧でした。杉内投手との投げ合いを制して今季3勝目をマークしました。巨人戦にぶつけ、しかも相手が杉内だから勝てる要素がないんじゃないかと思いましたが、よく投げ勝ちました。2番手で登板した千賀投手は、この日も無失点ピッチングを見せ、防御率も0.94点といつの間にか0点台になりました。この調子でいけば、オールスター選出も夢ではないかも。
打線の方は杉内投手の前に11三振を喫しましたが、チーム全体で7安打5得点。久々に4番に入った松田選手は、この試合4打数1安打。4回にセンター前ヒットで出塁すると、ラヘア選手の犠牲フライで先制点のホームを踏みました。1安打だった内川選手は、6回に二盗を決め、自らの盗塁が追加点に繋がりました。そして左投手対策として1番に抜擢された吉村選手は、7回の第4打席で杉内投手から今季5号3ラン本塁打を放ちました。自身の本塁打は5月12日の熊本での西武戦以来となります。
29日は巨人・沢村拓一、ソフトバンク・寺原隼人の先発で行われます。交流戦前半戦最後の試合に勝って、3連勝で貯金1としたいところ。次の試合も勝てば、後半戦に弾みがつきそうな予感!




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