日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

工藤ホークス、前半戦ラストゲームで50勝一番乗りを果たす!

2015年07月15日 | HAWKS

パリーグ首位の福岡ソフトバンクホークスは、14日から帯広の森野球場で北海道日本ハムファイターズとの2連戦を戦っていますが、14日の初戦はは2-3で敗れ、ゲーム差も「2.5」に縮まりました。15日の首位攻防第2戦は、日ハム・上沢直之VSソフトバンク・バンデンハークの先発でスタート。連敗だけは避けたいホークス、前半戦最後の試合で白星を挙げられるか?



両チームのスタメン
  ソフトバンク       日本ハム
1(二)本多雄一     (中)陽岱鋼
2(一)明石健志     (遊)中島卓也
3(中)柳田悠岐     (二)田中賢介
4(左)内川聖一     (一)中田翔
5(指)李大浩      (指)近藤健介
6(三)松田宣浩     (右)岡大海
7(右)中村晃      (捕)市川友也
8(捕)細川亨      (三)レアード
9(遊)今宮健太     (左)西川遥輝
 (投)バンデンハーク  (投)上沢直之


1回、ホークスは先頭の本多が四球を選び、犠打と内野ゴロの間に3塁まで進むも、内川が倒れて先制ならず。その裏、ホークス先発・バンデンハークが日ハム先頭の陽岱鋼に右中間への3塁打を浴びると、中島に四球と盗塁を許し、無死2,3塁のピンチを招く。そして田中の遊撃ゴロ→遊撃手・今宮の送球が逸れて1塁セーフ。タイムリーエラーで1点を許す。さらに4番・中田翔のセンターへの犠牲フライで追加点を与え、初回に2点を失います。
2点を追うホークスは、2回に先頭のイデホが日ハム先発・上沢の変化球を捉え、レフトスタンドへの完璧なソロ本塁打で1点を返す。この後、松田が3球目を打ち上げ、平凡な内野フライかと思いきや、ボールはピッチャー・上沢の前にポトリ。1塁手・中田翔も追っていたが取れなかった。この間に打った松田は2塁まで進んだ。なんともラッキーな内野安打の後、2死2塁で今宮がレフト線を破るタイムリー2塁打を放ち、ホークスが2-2の同点に追いつきます。
同点で迎えた5回、ホークスは明石のヒット、内川とイデホの連続四球で2死満塁と勝ち越しのチャンスを迎えますが、松田がレフトフライに倒れて3者残塁。その裏、バンデンハークが西川の四球、陽岱鋼のヒットで無死1,3塁と勝ち越しのピンチを招き、中島にセーフティスクイズを決められ、3点目を失う。さらにこの後、田中の犠打をバンデンが悪送球して満塁とされる。しかし、4番・中田翔を3塁ゴロ併殺打(5→2→3)に打ち取ると、2死満塁で岡をライトフライに打ち取り、追加点を与えませんでした。
再び追う立場となったホークス、6回に細川の代打・高谷裕亮が四球を選ぶと、今宮犠打のあと、本多のヒットで2死1,3塁のチャンスを作り、明石が日ハム3番手・石井裕也からレフト前タイムリーヒットを打って3-3の同点。
7回、日ハム4番手・鍵谷陽平を攻め立て、内川が3塁強襲の2塁打、イデホがライト前ヒットを放つ。一打勝ち越しのチャンスに、松田が3球目のスライダーを狙い撃ち!レフトへ舞い上がった打球は、ぐんぐん伸びてスタンドイン!松田の3ラン本塁打で6-3とホークスがリードを奪います!
この後、7回裏に2番手・寺原隼人が3者凡退に抑えると、8回は寺原→森福允彦→五十嵐亮太の投手リレーで日ハムの中軸を3者凡退に抑える。9回、ホークスは1死2塁で中村がセンター前へのタイムリーヒットで7点目を挙げ、最後は5番手のサファテが2アウトから3連打を浴びて1点失うも、最後の打者・田中を内野フライに打ち取りゲームセット。ホークスが7-4で日ハムを下しました。




パ・リーグ 2015年7月15日 (水)   
日本ハム-ソフトバンク 12回戦
(ソフトバンク7勝5敗、帯広、14,917人)   
H 020 001 301-7 
F 200 010 001-4 
▽勝 寺原 14試合5勝     
▽敗 鍵谷 32試合2勝3敗   
▽本塁打 [ソ] 李大浩 19号(2回表ソロ) 、松田 22号(7回表3ラン)



帯広でのパリーグ首位攻防戦は、4時間47分の長丁場となりました。13時30分に試合が始まり、終わったのが午後6時過ぎ…。これは長すぎます。試合の方は日ハムが2度も先行しながらも、その度にホークスが追いつき、7回表に松田選手の3ラン本塁打で逆転しました。ホークスが勝ったのは嬉しいけど、この日はエラーが多かった…。今宮選手が悪送球を2回も犯し、本多選手がトンネルするわ、内川選手もファンブル、バンデンハークも悪送球。おまけにフィルダースチョイスやサファテの暴投もありました…。守乱ぶりが目立ちました。この2連戦は1勝1敗の五分、首位・ホークスと2位・日ハムとのゲーム差は再び「3.5差」となりました。連敗で「1.5差」に縮まらなくてよかったわ。
先発のバンデンハーク投手は、5回まで120球を投げ、被安打3・5奪三振・5四死球・3失点。立ち上がりに2点を失い、その後も毎回走者を背負う苦しいピッチング。負け投手にはならなかったものの、今までで一番荒れていたし、5回で120球は投げ過ぎです。今回の内容からして、バンデンは帯広のマウンドが合わないのでしょうか。
勝利投手となったのは6回から2番手で登板した寺原隼人投手。味方が同点に追いついた6回に下位打線を3者凡退に抑えると、その後も日ハム打線を捻じ伏せ、2回1/3を投げてパーフェクトの好投で今季5勝目を挙げました。自身の白星は6月20日の西武戦以来約1ヶ月ぶり。過去4勝は先発登板で挙げ、中継ぎでの勝利は今回が初めてです。寺原投手は5月に1軍入りしてから、先発・中継ぎと大車輪の活躍でチームの首位に貢献しました。前半戦で5勝と右ひざのケガから完全復活を遂げた寺原投手、オールスター明けに先発に戻るので、後半戦も勝ち星を量産できるか期待したいです。
打線の方はチーム全体で12安打。2回に19号ソロ本塁打を放ったイデホ選手は、4安打の固め打ち。打率も.331まで上昇し、打率部門でパリーグ3位に浮上しています。こんなに当たってるのに、球宴でメンバー外なのが悔やまれる…。7回に勝ち越し3ラン本塁打を打った松田選手、自身にとって7月1日の西武戦以来2週間ぶりの一発が出ました。最近は不振気味でしたが、この試合で2安打3打点。調子が上がってくれればいいけど…。
福岡ソフトバンクホークスは81試合で50勝28敗3引き分け、勝率.641という成績でペナントレース前半戦を終えました。15日の日ハム戦で両リーグ最速の50勝に到達、チームの貯金も「22」です。7月もここまで6勝3敗と白星先行中です。
この後のスケジュールは、7月20日から福岡地区での「鷹の祭典」ウィーク。まず20~22日は千葉ロッテとの3連戦。20日は北九州市民球場で「鷹の祭典in 北九州」が開催されます。その後、24~26日にオリックスとの3連戦が控えております。「福岡鷹祭」は勝ちまくってちょーだい!





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