日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

ヴェルデグリーン得意の中山で重賞2勝目!ニホンピロアワーズがGⅠ馬の貫禄見せつけた!

2014年01月27日 | 競馬

1月最後の日曜日だった26日は中山競馬場と中京競馬場でGⅡ競走が行われ、中山の関東最初のGⅡ競走「アメリカジョッキークラブカップ」は、歴戦の古馬達が勢いある4歳馬を迎え撃ち、中京のダート重賞「東海ステークス」は、グレープブランデーとニホンピロアワーズのGⅠ馬2頭が参戦しました。


中京メイン・第31回東海テレビ杯東海ステークス(GⅡ・ダート1800m 16頭立て)は、2年前のジャパンカップダート勝ち馬⑭ニホンピロアワーズ、昨年このレースを勝ち、勢いそのままにフェブラリーステークスも制した②グレープブランデーに加え、⑫グランドシチー、④ナムラタイタン、⑮ソリタリーキングといったダート重賞でお馴染みの顔、⑦ケイアイレオーネと⑩サトノプリンシパルの4歳馬2頭が出走しました。
正面スタンド前でのスタートで、③マイネルバイカと⑯ヴァンヌーヴォーが少し後手踏んだか?先行争いでは、サトノプリンシパルが押しながらハナに立ち、ナムラタイタンと⑪アドバンスウェイが2番手で並び、ニホンピロアワーズは5番手、グレープブランデーは6番手でスタンド前を通過。1・2コーナーから向正面に差し掛かり、プリンシパルが先頭、タイタンが単独2番手、3番手に①スタッドジェルラン、4番手のアドバンスウェイの後ろにグレブラが5番手追走。6番手の外側にアワーズ、内には③マイネルバイカが並走。中団グループは8番手にダブルスター、9番手にグランドシチーと⑤ゲシュタルト、外の11番手に⑨グラッツィア、12番手ソリタリーキング、13番手に⑥オースミイチバン。後方はばらけて⑬サイレントメロディとヴァンヌーヴォーが14,15番手で並び、ケイアイレオーネが最後方追走。
3コーナーを回り、依然としてサトノプリンシパルが先頭だが、ナムラタイタンとウェイが接近し、4,5番手のニホンピロアワーズとグレープブランデーも好位置。4コーナーから最後の直線コースに差し掛かり、アワーズが逃げ粘るプリンシパルを捕らえ、後続はグランドシチーとグレブラが追いかける。残り200mでニホンピロアワーズが先頭に立ち、完全に抜け出して独走態勢。2番手争いはグランドシチーが2番手に躍り出たが、アワーズが後続を振り切って1着ゴールイン。GⅠウィナーの貫禄を示し、約8か月ぶりの勝利です。


フェブラリーステークスに向けてのステップレースである東海ステークスは、単勝1.6倍の圧倒的1番人気を集めたニホンピロアワーズが、2着に2馬身差をつけての快勝。人気にしっかり応え、昨年5月の平安ステークス以来となる重賞3勝目を飾りました。2着にはグランドシチー、3着にはマイネルバイカ入りました。もう1頭のGⅠ馬グレープブランデーは8着に終わっています。
アワーズは帝王賞で2着の後、JCDで5着、暮れの東京大賞典で3着と惜敗続きでしたが、今回は結果も内容も良かったと思います。左回りは2回目(2012年の川崎記念で5着)、中京コースも初体験だったけど、上手く克服。今回の勝ちっぷりなら、年末に中京で開催されるダートの新GⅠ・チャンピオンズカップに期待できそう。もちろんフェブラリーも出てほしいけど、距離不足が気になります。でも、出てくれば有力の一頭に挙げられるでしょう。



中山のメイン競走・第55回アメリカジョッキークラブカップ(GⅡ・芝2200m)は、春の古馬GⅠでの活躍を期する16頭が集結。昨年のこのレースを勝った⑦ダノンバラード、出走メンバー中唯一のGⅠ馬⑪サダムパテック、重賞5勝のベテラン⑫トゥザグローリー、オールカマーを勝った⑩ヴェルデグリーン、クリスマスカップで古馬を一蹴した6歳牝馬⑧マイネオーチャード、中京記念連覇の⑤フラガラッハ、更にはセントライト記念を勝った⑨ダービーフィズ、京成杯馬①フェイムゲーム、③ケイアイチョウサン、⑭レッドレイヴンの4歳馬4頭も参戦しました。
スタンド前からのスタートで、④コスモファントムとダノンバラードの2頭が好スタートを切るが、⑬サトノシュレンが馬なりで先手を奪い、サダムパテック、トゥザグローリー、⑮チョイワルグランパが追いかける。レッドレイヴンとヴェルデは6番手集団、ダービーフィズとケイアイチョウサンは中団で1コーナーを回る。1・2コーナー~外回りの向正面に入り、サトノシュレンが単独先頭、2番手にチョイワル、ダノバラは3番手、4番手にパテック。5番手の位置にファントムとトゥザグロが追走。7番手②サクラアルディート、チョウサンが内側の8番手につける。その後ろの9番手にレイヴンとフェイムが並んでいる。11番手にヴェルデ、12番手⑥ヴァーゲンザイル、13番手にダビフィズ。後方はオーチャード、⑯マックスドリーム、フラガラッハと続く。
縦長の状態で3コーナーに差し掛かり、シュレンがまだ先頭、アルディートとヴェルデグリーン、レッドレイブンが外から押し上げ、さらに後方からフラガラッハも上昇。いつしか縦長から16頭一塊となって直線コースへ。今度はダノンバラードが前に出るが、真ん中からサクラアルディート、レッドレイヴン、ヴェルデグリーン、さらにフェイムゲームが馬群を突き割って来た。残り100mで4頭が並び、サクラアルディートが一旦先頭に立つが、大外のヴェルデがゴール前でかわして先頭ゴールイン!ゴール前の大接戦を制したヴェルデ、得意の中山で重賞2勝目を手にしました!


冬の中山開催のラストを飾る伝統の一戦・AJCCは、4頭が並ぶ混戦の末、単勝2番人気のヴェルデグリーンが叩き合いを制しました。2着には11番人気の伏兵・サクラアルディートが入り、6歳馬のワンツー決着。4歳勢はフェイムゲームの3着が最高で、1番人気だったレッドレイヴンは4着。レイヴンは最後の最後で下がっちゃったなあ。前走より場体重が+20㎏だったし、2200mの距離が長かったと思います。3番人気だったケイアイチョウサンは10着、GⅠ馬サダムパテックは11着、連覇を狙ったダノンバラードは12着でした。
ヴェルデグリーンに騎乗した田辺裕信騎手は、AJCC初勝利で重賞7勝目。ヴェルデとのコンビでは8戦5勝です。その田辺騎手は、この日の中山9レースの若竹賞でJRA通算400勝を達成。メインも勝って二重の喜びとなりました。現在11勝を挙げ、関東リーディングでトップ、全国でも4位につけています。30歳を迎える今年はGⅠ初タイトルを獲れるといいですね。


来週からは東京競馬の2014年第1回開催がスタート。初日の2月1日のメーン・白富士ステークスには、2012年の日本ダービーの後、屈腱炎で1年半以上休養していたワールドエースが復帰予定。2日にはダート重賞・根岸ステークスが行われ、テスタマッタ、ブライトライン、エーシントップ、ワイドバッハ、ドリームバレンチノ、ゴールスキー、ノーザンリバー、スノードラゴン、ガンジスなどが登録しています。一方、2か月連続開催の京都競馬では、日曜日にシルクロードステークスがあり、現在4連勝中のレディオブオペラ、2連勝中ワキノブレイブ、マジンプロスパー、レオンビスティー、プレイズエターナル、ストレイトガール、スギノエンデバー、ニンジャなどが出走予定です。





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