日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

新垣渚1年ぶりの白星!ホークス2連勝で3位キープ。

2013年08月21日 | HAWKS

帯広での北海道日本ハムファイターズとの2連戦を1勝1敗で終え、現在パリーグ3位につけている福岡ソフトバンクホークス。20日からは福岡ヤフオクドームでオリックスバファローズと3連戦。久々の本拠地の試合で、Aクラスをキープしたいところです。


スタメンはこちら
  ソフトバンク          オリックス
1(一)中村  晃         (左)平野恵一
2(遊)今宮健太         (遊)安達了一
3(左)内川聖一         (右)糸井嘉男
4(三)松田宣浩         (一)李  大浩
5(中)長谷川勇也        (三)バルディリス
6(右)江川智晃         (指)フェルナンデス
7(指)柳田悠岐         (二)原  拓也
8(二)本多雄一         (中)宮祐樹
9(捕)細川  亨         (捕)伊藤  光
 (投)新垣  渚          (投)松葉貴大
3連戦初戦の先発は、ソフトバンク・新垣、オリックス・松葉。1軍登録即先発同士の投げ合いとなりました。



1回、ホークス先発・新垣は、オリックス先頭の平野を2塁フライ、続く安達を内野ゴロに打ち取り、簡単に2アウトを取りましたが、3番・糸井に初球ストレートを狙われ、レフトポール際へのソロ本塁打を浴びて1点を献上します。追いかけるホークスはその裏、1死から今宮の死球、内川と松田の連続ヒットで満塁のチャンスを作ります。一打同点または逆転の場面で、長谷川がオリックス先発・松葉の低めの球を叩きつけて遊撃ゴロ。併殺崩れとなり、3塁走者が生還し1-1の同点。この後江川が四球を選んで再び満塁としましたが、柳田が2塁フライに倒れて3者残塁。結局1点止まりで終わりました。
3回、新垣が2つの四球で2死1,3塁と勝ち越しのピンチを背負い、初回に一発を浴びた糸井と再び対決。フルカウントまで追い込まれるも、最後はスライダーで空振り三振。新垣が糸井にリベンジし、無失点で切り抜けました。3回裏、1死から内川がレフト線エンタイトル2塁打を放ち、2死2塁で長谷川が松葉の直球を弾き返し、センター前タイムリーヒットで2-1と逆転に成功します。
しかし4回、新垣がバルディリスに甘く入った変化球を痛打され、レフトスタンドへのホームランを浴び、2-2の同点とされてしまいます。結局新垣は5回まで投げて2失点という内容でマウンドを降りました。
勝ち越したいホークスは4回裏、2死1,3塁のチャンスで今宮が凡退して2者残塁。5回裏、内川のヒット、長谷川と江川の連続四球で1死満塁と再びチャンスを迎えます。この場面で柳田がオリックス3番手・海田智行のチェンジアップを捉えてレフト前タイムリーヒット。3-2と再びリードを奪います。
ホークスは6回からは継投策に入り、6回に2番手・江尻慎太郎が先頭打者を出すも、オリックスのクリーンナップを3人打ち取り無失点。7回には3番手・柳瀬明宏がフェルナンデスにヒットを浴びたが、原の場面で1塁走者(代走・深江真登)を牽制刺殺。8回は4番手・千賀滉大が登板し、伊藤の2塁打、糸井の四球で2死1,3塁とされるが、一発が怖い4番・イデホを空振り三振に斬り取り、オリックスの反撃を許さず。そして9回は5番手・五十嵐亮太が3者凡退に抑えて試合終了。ホークス中継ぎ陣が1点差を守り切り、オリックスに競り勝ちました。


試合結果 パ・リーグ 2013/08/20(火)
ソフトバンク-オリックス 15回戦 (オリックス8勝7敗、ヤフオクドーム、18:01、33954人)
Bs 100 100 000  2
Sh 101 010 00X  3
【投手】
(オ)松葉、森本、海田、比嘉-伊藤
(ソ)新垣、江尻、柳瀬、千賀、五十嵐-細川
【責任投手】
(勝)新垣4試合1勝
(S)五十嵐34試合1勝2敗6S
(敗)森本22試合2勝1敗
【本塁打】
(オ)糸井13号ソロ(1回、新垣)、バルディリス15号ソロ(4回、新垣)


本拠地でオリックスを迎えての3連戦第1ラウンドは、1-1の同点で迎えた3回に長谷川選手のタイムリーで一旦は勝ち越すも、新垣投手が4回にホームランを浴びて2-2とされましたが、5回に満塁で柳田選手がレフト前タイムリーヒット。これが決勝点となり、ホークスが3-2で勝利しました。ホークスは日曜日の試合に続いて2連勝。3位をがっちりとキープしています。一方のオリックスは今季最多の借金9です。
この日の先発の新垣投手は、5回まで77球を投げ、被安打2・4奪三振・2与四死球・2失点という成績。許したヒットはいずれもホームランによるものでした。今季は3試合登板し、勝敗はつかないものの3試合で5本塁打を浴びました。久々の1軍登板となったこの日も初回と4回に一発を浴びましたが、味方打線の援護に助けられて勝利投手の権利を得ました。今季初勝利の新垣投手は、昨年の9月7日以来の白星となりました。
打線の方はチーム全体で11安打。新垣投手と共にお立ち台に上がった内川選手は、5打数4安打の固め打ち。3回の第2打席では2点目のきっかけとなるレフトへの2塁打、5回にはレフト前ヒットを放った後、柳田選手のタイムリーで決勝点のホームを踏みました。その後6回の第4打席ではライト前ヒットを打っております。柳田選手は最初の打席で満塁のチャンスをモノにできませんでしたが、5回の満塁の場面で名誉挽回の一打を打って勝利に大きく貢献しましたね。他にも、松田選手が2安打のマルチ安打、長谷川選手は2打点を挙げています。
この日は首位・楽天が日ハムに敗れたため、首位との差は6ゲームに縮まり、4位・西武がロッテに負けたので西武との差を1.5に拡げました。22日・水曜日の予告先発は、ソフトバンク・武田翔太、オリックス・金子千尋。先週の西武戦で待望の今季3勝目をマークした武田投手は、オリックス戦では2試合で防御率0.77。相手のエースに投げ勝って連勝なるでしょうか?




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