日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

砂の3歳王者決定戦!ジャパンダートダービー2013

2013年07月11日 | 競馬

3歳馬によるダート日本一決定戦・第15回ジャパンダートダービー(JpnI・ダート2000m)が10日、東京・大井競馬場で行われました。JRAから6頭、地方勢10頭、合わせて16頭が出走した今年のJDDは、ユニコーンステークスの勝ち馬⑬ベストウォーリア、ダート4戦3勝の⑪チャーリーブレイヴ、鷹取特別(特別競走)で古馬を破った⑩エーシンゴールド、現在2連勝中の⑤クリソライトなどが参戦。対する地方勢は、北海優駿覇者・①ミータロー(北海道)、兵庫ダービー馬で目下4連勝中の②ユメノアトサキ、東京ダービー馬・⑨インサイドパーク(船橋)、高知優駿を制した③アラマサシャープ、九州ダービー栄城賞の勝ち馬⑦ダイリングローバル(佐賀)といった各地方のダービー馬の他に、④ジェネラルグラント(船橋)、⑮アウトジェネラル(船橋)が出走しました。



直前の単勝の上位人気は、クリソライトが1番人気(2.2倍)、エーシンゴールド2番人気(2.8倍)、3番人気はベストウォーリア(4.7倍)。上位3頭が10倍以下で、4番人気以降はチャーリーブレイヴ、⑯ケイアイレオーネ、アウトジェネラル、ジェネラルグラント、インサイドザパークと続きました。
スタンド前でのスタートで、ユメノアトサキが好ダッシュを見せ、2番手の位置にジェネラルグラント、⑥ソルテ(大井)、⑫キタサンオーゴン(船橋)の3頭が固まり、クリソライトは5番手、ベストウォーリアとエーシンゴールドは中団の位置に控え、チャーリーブレイヴは後方で1コーナーをまわった。1~2コーナーの時点で早くも縦長となり、ユメノアトサキが先頭でレースを引っ張り、ジェネグラが2番手、ソルテが3番手追走。4番手グループにクリソとオーゴンが並走、その後ろの6番手集団にウォーリア、ゴールド、⑧アルムダプタのJRA勢3頭。中団の9番手にインサイドザパーク、内側の10番手にミータロー。11番手のところにアウジェネと⑭トラバージョ(船橋)、ケイアイレオーネは13番手から進出し始め、後方は離れてチャーリーブレイヴ、ダイリングローバル、アラマサシャープが最後方。
先頭集団は3コーナーに差し掛かり、ジェネラルグラントとソルテが先頭で並び、クリソライトが3番手と好位進出。大外からレオーネが4番手まで上がり、先頭集団に加わる。4コーナーから最後の直線に入ったところで、クリソライトが単独先頭に浮上。ケイアイレオーネ、エーシンゴールド、ベストウォーリア、ジェネラルグラントなどが2番手争いを繰り広げ、残り200mを通過後にレオーネとゴールドが抜け出す。そんな中、先頭のクリソライトは徐々に引き離し、影をも踏ませぬ走りでゴールイン!そして2着争いは、内のエーシンゴールドが先着し、レオーネは僅差の3着。



全着順&払戻金
1着⑤クリソライト     2:04.8
2着⑩エーシンゴールド  7馬身
3着⑯ケイアイレオーネ   ハナ
4着⑨インサイドザパーク  3馬身1/2
5着⑬ベストウォーリア   ハナ
6着⑥ソルテ        1馬身1/2
7着⑭トラバージョ    2馬身 1/2
8着④ジェネラルグラント  1馬身
9着⑧アルムダプタ     1馬身
10着⑪チャーリーブレイヴ   2馬身
11着⑮アウトジェネラル   3/4馬身
12着①ミータロー       クビ
13着⑫キタサンオーゴン   アタマ
14着⑦ダイリングローバル  9馬身
15着③アラマサシャープ    1馬身
16着②ユメノアトサキ    5馬身

単勝 ⑤ 220円
複勝 ⑤ 110円 ⑩ 120円 ⑯ 200円
枠連複 (3)-(5) 260円
枠連単 (3)-(5) 540円
馬連複 ⑤-⑩ 290円
馬連単 ⑤-⑩ 520円
ワイド ⑤-⑩ 160円 ⑤-⑯ 640円 ⑩-⑯ 650円
三連複 ⑤-⑩-⑯ 1680円
三連単 ⑤-⑩-⑯ 4840円


3歳ダート王を決める一戦は、単勝1番人気だったクリソライトが優勝。3コーナーで3番手に上がり、最後の直線で真ん中から先頭に立つと、そのまま一気に突き放し、最後は2着に7馬身差の大差をつけての圧勝でした。接戦となった2着争いは、エーシンゴールドが制し、ケイアイレオーネは鼻差の3着。JRA勢が3着まで独占し、東京ダービー馬・インサイドザパークが地方勢最高の4着と健闘。3番人気・ベストウォーリアは5着、チャーリーブレイヴは10着に終わりました。
優勝したクリソライトに騎乗した内田博幸騎手は、2006年以来のJDD制覇で同レース2勝目。古巣・大井競馬場での統一GI勝ちは、2009年の東京大賞典以来となります。管理する音無秀孝調教師もJDD初勝利を飾りました。また。クリソライトの父であるゴールドアリュールは、2002年の第4回大会で優勝しており、史上初の父仔制覇を達成。母の父は国内外で活躍したエルコンドルパサー。芝のイメージがあるけど、ダートでも3戦3勝しているんです。父の父はサンデーサイレンスだから、まさに「典型的ダート血統」とも言えるでしょう。
クリソライトはデビューからずっとダートを走っており、ここまで9戦走って通算4勝、2着5回と連対を一度も外しておりません。4月の500万下で約半年ぶりの勝利を挙げると、5月の昇竜ステークスも勝ち、重賞初挑戦となった今回のJDDでぶっちぎりの優勝を果たし、3連勝で3歳ダート王に輝きました。圧巻なパフォーマンスでGIを勝ってみせたから、今後も交流重賞で連勝街道を突き進みそうな予感。ジャパンカップダートか東京大賞典でホッコータルマエと勝負してほしいですね~。



にほんブログ村 音楽ブログ パンク・ハードコアへ にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村 サッカーブログ 日本代表へ
にほんブログ村 野球ブログへ にほんブログ村 野球ブログ 福岡ソフトバンクホークスへ
 


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ホークス、攝津以外の試合で... | トップ | ダイスケはん&ナヲのギンギ... »
最新の画像もっと見る

競馬」カテゴリの最新記事