日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

ダートの新星・セイクリムズン重賞V2!京都牝馬Sではショウリュウムーン復活を告げる完勝劇!

2011年01月31日 | 競馬

サッカー日本代表(ザックJAPAN)のアジアカップ制覇から一夜明けた30日、東西で重賞2競走が行われました。京都競馬場では今年の牝馬限定重賞第1弾・京都牝馬ステークス、今週から開幕した東京競馬場は、フェブラリーステークスの前哨戦・根岸ステークスでした。牝馬戦線とダート戦線を占う重要なレースで勝ち名乗りを挙げたのはどの馬か?


京都メイン・第46回京都牝馬ステークス(GⅢ・芝1600m)は16頭で争われ、昨年の勝ち馬で連覇を目指す⑧ヒカルアマランサス、⑬ブロードストリート、⑫アプリコットフィズ、⑦アグネスワルツ、③レディアルバローザ、⑤ショウリュウムーン、⑨コスモネモシンなどが出走しました。
スタートではばらついた状態となり、①ストリートスタイルが出遅れて、ヒカルアマランサスとアグネスワルツもタイミング悪かった。先行争いでは④ジュエルオブナイルがじっくりと先頭に立ち、アプリコットフィズが先行策を取る。スタートが良くなかったアグネスワルツは、押し上げてアプリコットと並びかける。5番手にコスモネモシン、ブロードストリートは中団の9番手、11番手付近にはレディアルバローザ、ショウリュウムーン、アマランサスがいる。後方では②アグネスミヌエットと⑪リビアーモが14番手の位置にいて、ストリートスタイル最後方で外回り3コーナーへ。
下り坂に入って残り600m通過したところで、逃げるジュエルオブナイルをアプリコットとアグネスワルツが接近。⑭ヤマカツマリリンが4番手、有力馬たちはまだ中団~後方キープで4コーナーから最後の直線へ。ジュエルオブナイルがまだ先頭で粘る中、アグネスワルツと⑥サングレアズールが迫る。アプリコットフィズは安藤勝己が懸命にムチを入れるが、あまり加速できずに馬群に沈んでいく。残り200mを切り、ショウリュウムーンが真ん中から襲いかかり、更に大外からヒカルアマランサスが伸びてきた!残り100mでショウリュウがサングレアズールをかわし、2番手に1馬身差を離して先頭ゴール!2着争いはゴール前でアズールを抜いたヒカルアマランサスが入線。
ショウリュウムーンが直線で真ん中から突き抜けて完勝!昨年のチューリップ賞以来となる勝利で重賞2勝目を飾りました。残り200mで急加速すると、鋭い末脚で前の馬たちを一気にかわしまくり。ゴールの瞬間、浜中俊騎手の右手が上がってましたね。今回の内容からすれば、ヴィクトリアマイルでも上位に食い込めるかもしれません。連覇を狙ったヒカルアマランサスは2着に敗れ、2番人気だったアプリコットフィズは14着に沈みました。

東京メインは第25回根岸ステークス(GⅢ・ダート1400m)。このレースでは2009年のフェブラリーステークスの覇者・⑫サクセスブロッケンが登場。昨年の帝王賞以来約7か月ぶりのレースとなる今回、GI馬の貫録を見せたいところだが…。ブロッケン以外にも12戦8勝の牝馬⑥ケイアイガーベラ、5連続連対中の上がり馬⑤ダノンカモン、カペラステークスの勝ち馬①セイクリムズン、唯一の4歳馬⑩スターボードといったダート界のスター候補生たちが集結しました。
スタートでサクセスブロッケンが飛び出したが、ケイアイガーベラが鼻を奪い、③ティアップワイルドと⑨エーシンクールディが2番手争い。5番手の②ダイワディライトの後ろにダノンカモンが6番手追走。サクセスブロッケンは7,8番手辺り、その内側にセイクリムズンがいる。中団にはスターボードと⑮ワールドワイド、後方は⑭ワンダーポデリオと④ガブリン、さらに少し離されて⑦ビクトリーテツニーと⑯スリーアベニューが追走。
縦長の状態で3,4コーナーから直線コースに向かい、ケイアイガーベラがまだ先頭で⑧アグネスジェダイがぴったりと2番手に着ける。エーシンクールディが外に持ち出す。残り300m辺りでダノンカモンとセイクリムズンがやって来て、ダノンカモンがわずかに前に出るが、残り100mでセイクリムズンがかわし、最後は突き放して1着ゴールイン。ダノンカモンは2着、サクセスブロッケンは見せ場なし…。
セイクリムズンがダノンカモンとの直線での叩き合いを制して根岸ステークスを制覇。昨年のカペラステークスに続いて重賞V2を達成し、自身もこれで3連勝。フェブラリーステークスに大きく弾みをつけました。競り負けたダノンカモンも今回の内容からすれば有力候補に近いかもしれない。1番人気のケイアイガーベラは直線で沈んで8着に敗れました。昨秋の武蔵野ステークス(東京ダート1600m)では15着と惨敗したので、どうも東京コースとの相性が悪いようです。復帰したサクセスブロッケンは13着。やはり7か月のブランクが影響したか…。

来週は東京でマイル重賞の東京新聞杯、京都では3歳重賞のきさらぎ賞が行われます。東京新聞杯には、マイルチャンピオンシップで2着惜敗だったダノンヨーヨー、2連勝中のシルポート、4歳世代のゴールスキーとフラガラッハ、スマイルジャック、昨年の安田記念を制したショウワモダンなどが登録しています。きさらぎ賞の方は、ディープインパクト産駒からコティリオンとトーセンラーが参戦予定、シンザン記念2着のオルフェーブル、ウインバリアシオン、メイショウナルトも出走か?



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