日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

JRA女性騎手史上初の重賞制覇!藤田菜七子&コパノキッキングが東京盃圧勝!

2019年10月03日 | 競馬

ダートのスプリント重賞・第53回東京盃(GⅡ・1200m 15頭立て)が2日、東京・大井競馬場で行われました。JRA女性ジョッキー・藤田菜七子騎手が鞍上の②コパノキッキング、⑬グランボヌールと⑨ヒザクリゲの「サマーチャンピオン組」、ダート重賞3勝の⑪サクセスエナジー、①ニホンピロタイドのJRA勢5頭の他に、アスター5スター賞2着⑦キャンドルグラス(船橋)、⑫ブルドックボス(浦和)、④ショコラブラン(大井)、⑥マッチレスヒーロー(大井)ら南関東勢も参戦しました。



スタートは⑭クルセイズスピリツ(大井)とキャンドルグラスの2頭が好ダッシュを見せたが、コパノキッキングが押しながら先手を奪い取る。3番手グループに③ポットギル(大井)・キャンドルグラス・サクセスエナジーの3頭が並び、6番手ショコラブラン、グランボヌールが7番手に上がり、ブルドックボス8番手。9番手⑮ゴーディー(大井)、ニホンピロタイド10番手。後方勢は⑤イノデライト(大井),⑧エイシンユニコーン(大井),ヒザクリゲ、⑩マイネルルークス(大井)、マッチレスヒーローと続く。
外回り3コーナーを通過し、先頭のキッキングが後続との差を拡げ、サクエナが2番手に浮上。ブランとキャングラも好位追走。ピロタイとグランボはまだ中団の位置、ヒザクリゲは外に持ち出すも厳しいか。
最後の直線コースに差しかかってもコパノキッキングが軽快に逃げる。追ってくるのはサクセスエナジー、ショコラブラン、大外からブルドックボスが猛追する。しかし、残り200mでブルドックがさらにリードを拡げ、そのまま先頭でゴールイン!2着にブルドックボス、サクセスエナジーは3着。



【全着順】
1着②コパノキッキング
2着⑫ブルドッグボス
3着⑪サクセスエナジー
4着④ショコラブラン
5着⑦キャンドルグラス
6着①ニホンピロタイド
7着⑥マッチレスヒーロー
8着⑨ヒザクリゲ
9着⑭クルセイズスピリツ
10着⑬グランドボヌール
11着⑮ゴーディー
12着③ポッドギル
13着⑤イノデライト
14着⑧エイシンユニコーン
15着⑩マイネルルークス

【払戻金】
単勝 ② 150円
複勝 ② 110円  ⑫ 390円  ⑪ 260円
枠連複 ⑵-⑺ 420円
枠連単 ⑵-⑺ 540円
馬連複 ②-⑫ 1,750円
馬連単 ②-⑫ 2,110円
ワイド ②-⑫ 600円  ②-⑪ 340円  ⑪-⑫ 1,760円
三連複 ②-⑪-⑫ 2,870円
三連単 ②-⑫-⑪ 10,950円




ついにその時がやってきました!藤田菜七子騎手が、JBCスプリントの前哨戦である羽田盃で、コパノキッキングとのコンビで優勝し、JRA女性ジョッキーとして初めての重賞制覇を果たしました!コパノキッキングにとっても、今年2月の根岸ステークス以来の勝利で、重賞3勝目です。
2着のブルドックボスは、大外から追い上げ、ゴール前でサクセスエナジーをかわしました。このレースは5着までに地方勢が3頭も入り、ショコラブラン4着、キャンドルグラスも5着。3着のサクセスエナジーもキッキングを追っていたけど、捕まえきれませんでした。2番人気のヒザクリゲは8着、3番人気のグランドボヌールは10着に終わっています。

菜七子騎手とコパノキッキングは、今年2月のフェブラリーステークスからコンビを組み、フェブラリーSでは5着と健闘。東京スプリントではスタートで出遅れ、直線追い込むもキタサンミカヅキに届かず2着。前走のクラスターカップは単勝で1番人気になりましたが、3着に敗れました。
この日は単勝オッズで1.5倍の圧倒的1番人気を集め、スタート直後から先頭をひた走ると、直線で突き放して4馬身差の圧勝。成績次第では次戦以降は乗り替わり(即ちクビ)の可能性もあっただけに、ここで結果を残せてよかった。オーナーのDr.コパさんもよく我慢して使い続けたなあ。
日曜日に女性騎手初の年間30勝を達成し、その3日後に重賞制覇。ダート交流重賞といえども、凄い快挙じゃないでしょうか。11月のJBCスプリント(@浦和)でのGⅠ初勝利も期待したいし、中央での重賞勝ちも見たいです。



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