日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

コントレイル親子2代無敗ダービー馬へ。第87回日本ダービー枠順発表。

2020年05月29日 | 競馬
今月31日に東京競馬場で行われる第87回日本ダービー(東京優駿 GⅠ・芝2400m)の枠順が、28日に発表されました。新型コロナウイルス感染拡大防止により、JRA発足後初めての無観客開催となる今年のダービーは、無敗で皐月賞を制したコントレイル、皐月の雪辱に燃えるサリオス、皐月を回避したワーケア、弥生賞馬・サトノフラッグ、キズナ産駒のディープボンド、ガロアクリーク、ダーリントンホールなどが参戦。有力馬たちはどの枠順に入ったのか?


気になる枠順はこちら!
①サトノインプレッサ(坂井瑠星)
②アルジャンナ(浜中俊)
③ワーケア(C.ルメール)
④レクセランス(石橋脩)
⑤コントレイル(福永祐一)
⑥ヴェルトライゼンデ(池添謙一)
⑦ブラックホール(石川裕紀人)
⑧ビターエンダー(津村明秀)
⑨ダーリントンホール(M.デムーロ)
⑩コルテジア(松山弘平)
⑪ガロアクリーク(川田将雅)
⑫サリオス(D.レーン)
⑬ディープボンド(和田竜二)
⑭マイラプソディ(横山典弘)
⑮サトノフラッグ(武豊)
⑯マンオブスピリット(北村友一)
⑰ヴァルコス(三浦皇成)
⑱ウインカーネリアン(田辺裕信)

父・ディープインパクト以来の無敗2冠制覇に挑むコントレイルは3枠5番、もう1頭のGⅠ馬・サリオスは6枠12番。ワーケアは2枠3番、サトノフラッグは7枠15番。京都新聞杯を制したディープボンドは7枠13番、プリンシパルステークスを制したビターエンダーは4枠8番、青葉賞で2着に入ったヴァルコスは17番枠に入りました。

コントレイルが入った3枠5番といえば、2005年のディープインパクト、2011年のオルフェーヴルが勝った時の枠。この2頭は後に3冠馬に輝いたから、縁起の良い枠順だと思います。父と息子が同じ枠に入ったのは、たぶん運命なのかもしれません。福永祐一騎手がやらかさない限り、コントレイルの勝利は確実だと思いますが・・・。
サリオスは前走の皐月賞で1/2馬身差で敗れましたが、負けてなお強しという内容でした。東京コースは2戦2勝と相性は十分。ダミアン・レーン騎手は昨年のダービーでとても悔しい思いをしたので、リベンジにかける想いは強いと思います。
ワーケアは皐月賞をあえて回避しての参戦。この馬は東京で2戦2勝、鞍上のルメール騎手は今年GⅠ3勝で全国リーディングトップ。前走の弥生賞から2か月以上の休み明けと不安なところもありますが、コントレイルとサリオスの2強を崩す可能性あり?
ディープボンドは2013年ダービー馬・キズナの初年度産駒。父も前哨戦の京都新聞杯を勝った後、ダービーでエピファネイアを差し切って優勝しました。勝てば祖父・ディープ、父・キズナに続く「親子3代ダービー制覇」の偉業達成となります。

2010年のエイシンフラッシュ、2013年のキズナ、「令和最初のダービー」だった昨年のロジャーバローズと過去10年でここ10年で3勝を挙げている1枠1番には、サトノインプレッサが入りました。この馬はコントレイルと同じ矢作芳人厩舎に所属していて、毎日杯を勝った実績があります。前走のNHKマイルカップでは、初めての遠征&左回り、それに外枠が響いて13着と惨敗。それから中2週で臨む今回は、ダービー初出場の坂井瑠星騎手が騎乗します。昨年のダービー馬・ロジャーバローズは12番人気でしたが、今年も1枠1番の馬が人気薄で馬券圏内に入れるか?

2017年に生まれたサラブレッド7262頭の頂点を決める大一番。無観客でのダービーは正直寂しいけれど、お家のテレビの前で熱戦を楽しみたいと思います。


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