日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

オーティズ&ペタジーニの助っ人アベック弾炸裂!劇的サヨナラ勝利で西武に3タテ&7連勝!

2010年07月22日 | HAWKS

21日は杉内投手の9回完封勝ちで埼玉西武に連勝した福岡ソフトバンクホークス。「鷹の祭典2010」の最終日およびオールスター前最後の試合となった22日の首位攻防第3ラウンドは、ソフトバンクが小椋真介、西武・平野将光が先発。西武に3タテして0.5ゲーム差に縮め、7連勝で前半戦を締めくくりたい大事な一戦は、最後にドラマが待っていました!


スタメンはこちら
1(遊)川崎宗則
2(二)本多雄一
3(左)オーティズ
4(一)小久保裕紀
5(右)多村仁志
6(指)ペタジーニ
7(三)松田宣浩
8(中)長谷川勇也
9(捕)田上秀則
 (投)小椋真介


ホークス先発・小椋は初回、先頭の片岡に初球のストレートを狙われ、ライトスタンドへの先頭打者ホームランを浴びてしまい、いきなり1点を失う幸先悪いスタートを切ります。片岡の一発が尾を引いたのか、阿部と栗山に対して連続四球を与えて無死1,2塁となり、中島のセンターフライで1死1,3塁と追加点のピンチ。しかし、後続をしっかりと抑えて追加点を与えませんでした。2回にも先頭打者を出してしまうと、細川の場面で1塁走者・坂田の盗塁を阻止しようとした田上が悪送球。1死3塁でスクイズを決められ2点目を失います。
2点を追う形となったホークスは2回裏、先頭の多村があわやホームランというレフトフェンス直撃の2塁打を放つと、1死3塁で松田が右中間フェンス直撃のタイムリー2塁打で1点を返します。なおも2死3塁と同点のチャンスでしたが、田上が三振に倒れて1点止まり。3回、川崎がヒットで出塁すると、1死2塁でオーティズが平野の2球目のスライダーを捕らえ、レフトスタンドに突き刺さる2ラン本塁打で3-2と逆転に成功します!
味方が逆転してくれたおかげでリズムに乗りたい小椋ですが、4回にエラーと四球で無死1,2塁、犠打で1死2,3塁と同点&逆転のピンチを背負います。しかし、細川を空振り三振に仕留め、片岡に直球をレフトへ弾き返されるもホークス左翼手・オーティズが飛び込んでダイビングキャッチ。攻守に助けられて4回を無失点で切り抜ける。5回は連続ヒットで再びピンチになるんですが、中島とブラウンを連続三振、フェルナンデスをセンターフライで2者残塁。小椋は5回を投げ終えたところで降板。その裏、ヒットで出塁した本多が盗塁失敗で1死となった後、オーティズが西武2番手・岡本のチェンジアップを振りぬき、打球はレフトへ高々と舞い上がってそのままスタンドに吸い込まれた!オーティズの2打席連続アーチで4点目が入り、ホークス2点リードに変わります。
6回、ホークスは2番手に摂津を投入。その摂津は簡単に2死を取った後、細川に四球を与え、続く片岡にフルカウントからの7球目のスライダーを狙われ、レフトスタンドへの2ランを打たれてしまった…。摂津が同点弾を浴びてしまったことで小椋の白星が消滅。摂津は7回も続投して3者凡退と立て直すことに成功。8回は3番手・ファルケンボーグが坂田に2塁打を打たれて2死3塁と勝ち越しのピンチを迎えるも、細川を空振り三振に仕留めました。
勝ち越し点が欲しい打線のほうは、西武中継ぎ陣から1点も奪えず。6回と7回に3者凡退、8回には西武5番手・シコースキーから多村がヒットを放つもペタジーニ凡退。9回は下位打線がシコースキーを打ち崩せず3者凡退、田上がチェンジアップを上手く合わせてサヨナラ本塁打かなと思われたけど、あと一歩及ばずレフトフライ。勝負は4-4の同点のまま延長戦に突入します。
延長10回、4番手の馬原が2死からフェルナンデスにヒットを許すも、坂田を2塁ゴロに打ち取り勝ち越し阻止。11回には西武下位打線を3者凡退に抑えて見せました。11回裏、ホークスは先頭の小久保がレフト前ヒットを放つと、1死後にペタジーニが西武6番手・藤田の2球目のストレートをフルスイング!鋭く伸びた打球はホークスファンの待つライトスタンドに突き刺さった!ペタジーニのサヨナラ2ランホームランでソフトバンクが6-4で制して首位・西武に3連勝です!!


パシフィック・リーグ公式戦 2010/07/21(水)
ソフトバンク-西 武 15回戦 
(西武9勝6敗、ヤフードーム、18:00、36114人)
L 110 002 000 00    4
H 012 010 000 02X   6
(延長十一回)
【投手】
(西)平野、岡本篤、小野寺、長田、シコースキー、藤田-細川
(ソ)小椋、摂津、ファルケンボーグ、馬原-田上
【責任投手】
(勝)馬原33試合4勝19S
(敗)藤田31試合3勝3敗
【本塁打】
(西)片岡9号ソロ(1回、小椋)、10号2ラン(6回、摂津)
(ソ)オーティズ22号2ラン(3回、平野)、23号ソロ(5回、岡本篤)
   ペタジーニ5号2ラン(11回、藤田)


やりました!福岡ソフトバンクホークスが首位・西武との3連戦で3タテに成功し、0.5ゲーム差に迫りました!チームも3年ぶりの7連勝と勢いは止まりません!7月に入ってからはなかなか波に乗れず、Bクラス落ちの危機もあったんですが、それから怒涛の7連勝で西武に急接近しました。今のホークスの勢いなら単独首位浮上も間違いなくありうるでしょう。
今回の試合ですが、小椋が先頭打者アーチとスクイズで2点を失いますが、オーティズが2本塁打で逆転に成功。中盤以降はSBMの磐石リレーに期待しましたが、摂津が6回に同点2ランを浴びてしまいました。同点に追いつかれたときは流れが西武に傾いて、負けるか引き分けで終わる予感がしたのですが、ファルケンと馬原の好リリーフ、ペタジーニのサヨナラ弾で勝利!前半戦最後の試合を白星で飾りました。今年の「鷹の祭典2010」は3日間ともホークスが勝利、初日は2ケタ得点、2日目は杉内完封、最終日はサヨナラ勝ちという内容でした。天井から舞い降りる紙吹雪は何となく美しく感じましたね。ホークスファンにとっては絶対に忘れられない3日間、史上最高の「鷹の祭典」になったと思います。
先発の小椋投手は、5回まで打者24人に対して105球、被安打4・5奪三振・5四死球・2失点という内容。毎回のようにランナーが出て、ヒットの数より四球の数のほうが多かった。摂津が打たれなければ今季5勝目をマークしておりました。この日の勝利投手が、4番手で登板した馬原投手で、2イニング無失点に抑えて今季4勝目。10回にヒットによる走者を出しても危ない場面はありませんでした。
打線は全体で12安打を記録。この日はペタ&オーティズの「助っ人アベックホームラン」の競演が初めて実現しました。2打席連続ホームランのオーティズは、3回に逆転の22号2ラン、5回には4点目の23号ソロを放って2本塁打3打点。パリーグの本塁打王争いでオリックスのT-岡田を抜いてトップに返り咲きました。延長11回にサヨナラ2ランを放ったペタジーニは、6月9日の横浜戦以来今季2本目のサヨナラ弾。第4打席までノーヒットだったんですが、最後の最後で大仕事をやってのけましたねえ。ホントに何か持ってそうだ。この日は助っ人以外にも松田が4試合連続で打点を稼げば、多村が3安打の猛打賞、川崎もマルチ安打でした。

この後は23日と24日の2日間「マツダオールスターゲーム」が行われ、初日の23日は福岡ヤフードーム、24日はHARD OFF ECOスタジアム新潟(新潟県立野球場)で開催されます。オールスターでもホークス選手の活躍を願うばかりです。パリーグ代表の梨田監督(日本ハム)によれば、初戦は和田、2戦目は杉内が先発で登板することを明かしたそうです。どちらも先発の役目を上手く果たせるか?球宴が終わると、またリーグ戦再開。27日から東北楽天との3連戦で後半戦が始まります。後半戦も前半の7連勝の勢いを持続してもらいたいですね。



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