日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

競馬界は残念なニュースが続く

2008年04月24日 | 競馬

2008年の競馬界はGI戦線に突入しましたが、ここ最近残念なニュースが相次いで起きております。

まずは先日の皐月賞で逃げ切りVを果たしたキャプテントゥーレが、左第3手根骨々折を発症していたことがわかりました。診断の結果全治9ヶ月の重賞で年内絶望が決定。復帰時期は来年1月を予定しているそうです。キャプテントゥーレの父であるアグネスタキオンは皐月賞を制した数日後、左前浅屈腱炎を発症してダービーを断念しそのまま現役引退しましたが、7年前の悲劇がまた再現してしまいました。果敢な逃げで父が果たせなかったダービー制覇に期待していたので本当に残念です。しばらくは治療に専念して、ターフに戻ってきてくれることを願っています。

もう1つは、昨年ウオッカとのライバル対決で競馬界を盛り上げたダイワスカーレットが、春シリーズを全休することになりました。ダイワスカーレットは4月6日の産経大阪杯で快勝、5月18日のヴィクトリアマイルに向けて調整を始める予定でしたが、脚部不安のため断念決定。最悪の場合屈腱炎の疑いもあるので、まだ続報があるかもしれません。2007年はGI3勝、有馬記念でも2着に入り、最優秀3歳牝馬に輝いた栄光の1年でしたが、今年はフェブラリーステークス→ドバイの予定が、右目のケガで白紙というのもありましたから、怪我に泣かされ続けた1年となるでしょう。そういえば、ダイワスカーレットもお父さんがアグネスタキオンなんですね…。タキオン系は脚が脆いのか…。競馬を盛り上げてくれる馬がまた1頭いなくなるのは相当痛いです。メイショウサムソンも以前の強さが見られなくなり、ウオッカもダービー以降勝てないレースが続く、マツリダゴッホは海外GI挑戦、誰が国内の古馬戦線を盛り上げてくれるんだ?

そして24日、訃報が入りました。昨年のスプリンターズステークスを制したアストンマーチャンが急性心不全のため死亡しました。4歳でした。
アストンマーチャンは2004年3月5日に生まれ、2006年の7月に小倉競馬場でデビュー。新馬戦2着の後、小倉2歳ステークスとファンタジーステークスで重賞2連勝を果たしましたが、阪神ジュべナイルフィリーズではウオッカに次ぐ2着に敗れました。春のクラシックでは、ウオッカ、ダイワスカーレット、アストンマーチャンの3強で注目を集めましたが、桜花賞では7着と惨敗。その後はクラシック戦線を離脱して短距離路線に変更。北九州記念6着の後、スプリンターズステークスでは不良馬場をものともせず逃げ切って優勝を果たしました。GIを制した後は、スワンステークスとシルクロードステークスに出走しましたが、何れも2ケタ順位で大敗。(14着と10着)3月にX大腸炎を発症して栗東トレーニングセンター競走馬診療所に入院。加療などの闘病生活を送っていましたが、21日に帰らぬ馬となりました。
アストンマーチャンは父アドマイヤコジーン、母ラスリングカプスの血統で社台ファーム生まれ。馬主は戸佐眞弓さんでした。アストンマーチャンもウオッカ世代の1頭で、スカーレットやウオッカが活躍しているのに対し、影に隠れていた感じでしたが、スプリンターズSで2歳時代の輝きを取り戻したんですが、その後が続きませんでした。スカーレットの離脱、マーチャンの急死でショックを覚えているのはウオッカかもしれません。ヴィクトリアマイルでは同期2頭の分まで頑張って欲しいと思います。最後に、アストンマーチャンのご冥福を心よりお祈り申し上げます。


にほんブログ村 音楽ブログ パンク・ハードコアへ にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村 サッカーブログ 日本代表へ
にほんブログ村 野球ブログへ にほんブログ村 野球ブログ 福岡ソフトバンクホークスへ

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 山口母子殺害事件の差し戻し... | トップ | 岡田ジャパン候補が下着ドロ... »
最新の画像もっと見る

競馬」カテゴリの最新記事