日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

ダミアン半端ないって!オメガパフュームがダートGⅠ2勝目!

2019年06月26日 | 競馬

上半期のダート王決定戦・第42回帝王賞(GⅠ・ダート2000m 14頭立て)が26日、東京・大井競馬場で行われました。戦前はゴールドドリーム、ルヴァンスレーヴ、インティのダート界の3強が揃うかと言われましたが、ゴールドドリームとルヴァンスレーヴがともに回避。⑪インティの他に、昨年の東京大賞典を勝った⑤オメガパフューム、川崎記念を制した⑪ミツバ、②アポロケンタッキー、⑦オールブラッシュ、平安ステークスを勝った①チュウワウィザードのJRA勢に加え、南関東移籍組⑭ノンコノユメ(大井)と⑥サウンドトゥルー(船橋)と⑧リッカルド(船橋)、佐賀所属④グレイトパール、北海道では無敵の⑨スーパーステション、大井記念を勝った③モジアナフレイバー(大井)の地方勢が参戦しました。


単勝オッズは、1番人気インティ(2.0倍)、2番人気チュウワウィザード(3.1倍)、3番人気オメガパフューム(3.4倍)。4番人気以降はモジアナフレイバー、ミツバ、スーパーステション、アポロケンタッキー、ノンコノユメと続きました。

スタート後の先行争いで、スーパーステション、インティ、⑬シュテルングランツ(浦和)の3頭の競り合いから、インティが先手を取ったかと思いきや、外からシュテルングランツが先手を奪い、インティは2番手。チュウワウィザード4番手、モジアナフレイバー5番手、ミツバ6番手、アポロケンタッキーとノンコノユメは中団馬群、オメガパフューム後方2番手、サウンドトゥルーが最後方でスタンド前を通過した。
縦長の展開で1,2コーナーを通過し、向正面でシュテルングランツが軽快に飛ばし、インティは2番手、3番手スーパーステション、4番手チュウワウィザード、5番手モジアナフレイバー、6番手ミツバ。中団勢では7番手リッカルド、8番手ノンコノユメ、内側9番手アポロケンタッキー、10番手にオールブラッシュ。11番手⑫サブノクロヒョウ(大井)、12番手グレイトパール、13番手にオメガパフューム、最後方にサウンドトゥルーという展開。
外回り3コーナーで、シュテルンがまだ先頭だが、2番手のインティが接近する。3番手グループはステション・モジアナ・チュウワ・ミツバの4頭が固まっている。ノンコとブラッシュとリッカルドは中団待機、後方待機のオメパフュは大外に持ち出す。
4コーナーから直線コースに入るところで、インティが先頭に浮上。外からモジアナフレイバー、チュウワウィザード、ミツバが並びかける。さらにはノンコノユメ、オメガパフュームが追い込む。残り200mでチュウワがインティをかわすが、オメガが一気に脚を伸ばし、ラスト100mでチュウワを捕らえる。ノンコが3番手に上がるが、オメガパフュームが先頭ゴールイン!ダミアン・レーン地方でも凄い!宝塚記念に続き、GⅠ連勝です。




【全着順】
1着⑤オメガパフューム   2分04秒4
2着①チュウワウィザード  1馬身1/4
3着⑭ノンコノユメ      アタマ差
4着⑩ミツバ         3馬身
5着③モジアナフレイバー  1馬身3/4
6着⑪インティ
7着⑥サウンドトゥルー
8着⑧リッカルド
9着⑦オールブラッシュ
10着⑫サブノクロヒョウ
11着⑨スーパーステション
12着③グレイトパール
13着②アポロケンタッキー
14着⑬シュテルングランツ

単勝 ⑤ 340円
複勝 ⑤ 140円 ① 130円 ⑭ 530円
枠連複 ⑴-⑷ 410円
枠連単 ⑷-⑴ 790円
馬連複 ①-⑤ 410円
馬連単 ⑤-① 730円
ワイド
①-⑤  200円
⑤-⑭ 1,830円
①-⑭ 1,900円
三連複 ①-⑤-⑭ 5,800円
三連単 ⑤-①-⑭ 16,650円


ダートGⅠ馬7頭が参戦した「令和最初の帝王賞」は、単勝3番人気のオメガパフュームが差し切って優勝しました。スタートから後方2番手に控えると、4コーナー手前で大外に持ち出し、最後の直線では大外から追い込んで、他馬をごぼう抜き。残り100mでチュウワウィザードを抜き去り、1馬身1/4差をつけての快勝を飾りました。
2着のチュウワウィザードは、残り200mでインティをかわしたものの、オメガの強襲にやられました。ノンコノユメは南関東転入初戦で3着。地方に行ってもまだまだ戦えることを印象付けたし、真島大輔騎手も外国人とJRAジョッキーを相手によく頑張ったと思います。4番人気のモジアナフレイバーは南関東生え抜きの意地を見せる5着。
1番人気のインティは、直線に入るところで先頭に躍り出たものの、残り200mあたりで沈んで6着。向正面でやや掛かり気味だったし、2000mの距離も長いし、ナイターに慣れなかったのだろうか?秋以降の巻き返しに期待したい。
勝ったオメガパフュームは、昨年末の東京大賞典に次ぐダートGⅠ2勝目。鞍上のダミアン・レーン騎手は、ダートGⅠ初騎乗で初勝利。3日前の宝塚記念ではリスグラシューを勝利に導きましたが、地方でも好騎乗を披露しました。日本のGⅠレースは中央と地方を合わせて3勝目。ダミアン騎手はこれで豪州に戻って、秋のGⅠシーズンにまた来日するでしょう。「雷神」モレイラ騎手、「剛腕」ライアン・ムーア騎手らとの競演が日本で見られたりして。





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