日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

シャイニングレイ約2年半ぶりの重賞勝ち!ラジオNIKKEI賞はセダブリランテスが3連勝を飾る!

2017年07月02日 | 競馬

上半期のGⅠシリーズが終わり、今週から夏のローカル競馬が開幕。福島競馬場では3歳重賞のラジオNIKKEI賞、中京競馬場はサマースプリントシリーズ第2戦・CBC賞が行われました。



中京メイン・第53回CBC賞(GⅢ・芝1200m 18頭立て)は、高松宮記念で4着②ティーハーフ、同レース10着③メラグラーナ、屈腱炎からの復活を目指している⑦シャイニングレイ、昨年のファルコンステークス覇者⑨トウショウドラフタ、メンバー唯一のGⅠ馬⑪スノードラゴン、さらには④アクティブミノル、⑬エイシンスパルタン、⑫アルティマブラッド、⑩アリンナ・⑮タイムトリップ・⑯メイソンジュニアの3歳勢3頭などが参戦しました。
スタートでアクティブミノル、⑥ラインスピリット、⑭セカンドテーブルの3頭がポンと飛び出し、アクティブミノルが先頭に立つ。2番手争いでは、内からセカンドテーブル、外からメイソンジュニア並ぶ。4番手⑤オウノミチ、5番手①オメガヴェンデッタ、6番手アルティマブラッド、7番手ラインスピリット。その後ろの中団グループには、アリンナ・⑧ナリタスターワン・⑰ラヴァーズポイントの3頭が並ぶ。11番手エイシンスパルタン、12番手集団にティーハーフ・メラグラーナ・タイムトリップ。15番手シャイニングレイ、16番手スノードラゴン、17番手⑱トーセンデューク、トウショウドラフタが最後方追走。
3,4コーナー中間点を過ぎ、アクティブが先頭、テーブル2番手、メイソン3番手。アルティマは7番手、スパルタン,シャイニング,メラグラ,ドラフタの人気上位勢は中団~後方待機。
4コーナーを回り、最後の直線コースに差し掛かり、18頭が横に大きく広がる。アクティブミノルが粘り込みを図るが、ゴール残り200mを切って、セカンドテーブルがアクティブをかわす。大外からシャイニングレイがグイグイ追い上げてきた。ラスト100mでテーブル先頭、2番手アクティブ、シャイニング3番手。ゴール前でテーブルが抜け出したかと思いきや、シャイニングが外から襲い掛かり、最後は2頭が並んでゴール!その後ろの3着争いでは、アクティブミノル、ティーハーフ、スノードラゴン、ナリタスターワンと4頭大混戦。

レース直前になって雨が降りだしたCBC賞は、シャイニングレイとセカンドテーブルの2頭の接戦となりましたが、2番人気のシャイニングレイが最後の最後に差し切って優勝しました。ハナ差の2着だったセカンドテーブルは、単勝で13番人気。混戦の3着争いはアクティブミノルが制し、4着ティーハーフ、スノードラゴンが5着。1番人気のメラグラーナは10着、3番人気のエイシンスパルタンは11着、アルティマブラッド13着。メラグラーナはまたも道悪に苦戦したかも。
勝ったシャイニングレイは、前走の安土城ステークスに続いての連勝で通算4勝目。重賞勝ちは2014年12月28日のホープフルステークス以来、実に約2年半ぶり。鞍上の北村友一騎手は、サマースプリントシリーズ2連勝となりました。
シャイニングレイはデビュー当初、2015年のクラシック有力候補の1頭と言われていましたが、左前脚の屈腱炎で2年間も休養。今年3月にようやく復帰し、ダート戦を使ったり、芝の中距離戦、さらには1400mのレースを使ったりしました。今回は初めてスプリント戦に挑み、スタートから4コーナーまでは後方待機。直線で大外から一気に追い込んで、ゴール前でセカンドテーブルをかわしました。道悪でもの凄い末脚が使えるとは…。1400mに続き、1200mで連勝し、短距離路線に方向性を定めたか?



福島メイン・第66回ラジオNIKKEI賞(GⅢ・芝1800m 12頭立て)は、京都新聞杯2着の後、白百合ステークスを勝った⑥サトノクロニクル、フェアリーステークスを勝った⑤ライジングリーズン、前走古馬に勝った⑫クリアザトラック、デビュー2連勝中の⑪セダブリランテス、③ニシノアップルパイ、④マイネルスフェーン、⑦ウインガナドル、⑧ビービーガウディなどが出走しました。
スタートは12頭が横一線に揃い、先行争いでウインガナドルが先手を取ると、セダブリランテスが2番手につけ、ニシノアップルパイが3番手。サトノクロニクルとライジングリーズンは5,6番手あたり、クリアザトラックは7番手、マイネルスフェーンは中団より後ろのポジションで1コーナーを回った。
2コーナーから向正面に入り、ウインガナドルが先頭、2番手にニシノアップルパイ、3番手にセダブリランテス。その後ろの4番手グループは、内からライジングリーズン・サトノクロニクル・クリアザトラックの3頭が横一列。中団グループには、マイネルスフェーン・ビービーガウディ・⑨バルベーラ・⑩マイブルーヘブンの4頭が固まっている。11番手②グランボヌール、最後方に①ロードリベラルが控えている。
3コーナーに差し掛かり、ガナドルが先頭だが、2番手のアップルパイが外から接近する。セダブリ3番手、クリトラ4番手、サトクロとリーズンが並走状態。スフェーンは中団より後ろを追走。そして、最後方にいたロードリが捲るように追い上げる。
4コーナーのところで12頭が一団となり、ウインガナドルが先頭で直線コースに入るが、外からセダブリランテスが並ぼうとする。さらに一番外からロードリベラルが猛追。サトノクロニクルとライジングリーズンは苦しそうだ。ガナドルとセダブリの叩き合いはラスト100mになっても続いたが、ゴール前でセダブリが抜け出してゴールイン!セダブリランテス、デビュー3連勝で重賞初制覇!

秋に飛躍を遂げたい3歳馬たちが集結した一戦は、単勝2番人気のセダブリランテスが、ウインガナドルとの叩き合いを制して優勝しました。この2頭は道中先団にいて、ガナドルは先頭をひた走り、セダブリは3番手追走。結果的には前残りの1,2決着となりました。3着のロードリベラルは、最後方から追い込んで来たんですけど、あと一歩届きませんでした。3番人気のクリアザトラックは4着、1番人気だったサトノクロニクルは6着。サトクロはデビューから5戦全て連対していましたが、初めて掲示板を外しました。メンバー唯一の重賞ウィナー・ライジングリーズンはブービーの11着でした。
重賞初挑戦で勝利を果たしたセダブリランテスは、父・ディープブリランテ、母・シルクユニバーサルという血統。ディープブリランテ産駒はこれが重賞初制覇ですが、鞍上の石川裕紀人騎手もデビュー4年目で初めての重賞勝ちとなりました。セダブリは昨年12月の新馬戦(@中山)で勝利した後に5が月休養。今年5月20日の2戦目・早苗賞(@新潟)も快勝。今回は格上を撃破し、無傷の3連勝を果たしました。秋に距離延長で結果を残せば、菊花賞も期待できるかもしれない。


来週は福島競馬場でサマー2000シリーズ開幕戦・七夕賞、中京競馬場でダート重賞・プロキオンステークスが行われます。
七夕賞には、昨年のラジオNIKKEI賞を制したぜーヴィント、福島記念覇者・マルターズアポジー、春の福島民報杯を勝ったマイネルフロスト、2連勝中のヴォージュ、ソールインパクトなどが登録。
プロキオンステークスの方は、根岸ステークスで強烈な追い込みを見せたカフジテイク、ベストマッチョ、エイシンバッケン、イーデンホール、メイショウウタゲ、キングズガードなどが参戦を予定しております。








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