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暑すぎてつらい。

Jリーグチャンピオンシップ決勝第2戦 鹿島アントラーズがアウェーゴール2点を奪い逆転優勝!

2016年12月03日 | soccer

「明治安田生命 2016 Jリーグチャンピオンシップ」決勝戦・浦和レッズVS鹿島アントラーズは、3日に埼玉スタジアム2002で第2戦が行われました。11月29日の第1戦は、浦和が1-0で勝利し、10年ぶりの優勝に王手をかけました。浦和はこの試合、0-1で敗れても優勝が決定。初戦を落とした鹿島、逆転優勝するためにはアウェーゴール2点以上を奪って勝利しなければなりません。浦和が逃げ切るか?それとも鹿島がミラクルを起こすか?



両チームのスタメン
[浦和レッズ]
GK 1 西川周作
DF 46 森脇良太
DF 6 遠藤航
DF 5 槙野智章
MF 24 関根貴大
MF 10 柏木陽介
MF 22 阿部勇樹
MF 3 宇賀神友弥
MF 9 武藤雄樹
MF 13 高木俊幸
FW 30 興梠慎三

[鹿島アントラーズ]
GK 21 曽ヶ端準
DF 22 西大伍
DF 14 ファン・ソッコ
DF 3 昌子源
DF 16 山本脩斗
MF 6 永木亮太
MF 40 小笠原満男
MF 25 遠藤康
MF 10 柴崎岳
FW 8 土居聖真
FW 33 金崎夢生

ホームで優勝を決めたい浦和は、初戦から2人先発メンバーを入れ替え、高木と関根を起用。後が無い鹿島は、初戦途中出場の柴崎がスタメン出場。



試合開始から浦和が攻め立てます。前半4分に右サイドの関根がドリブルで仕掛けてから、グラウンダーのクロス→ゴール前で高木が右足でシュートを放つが、鹿島DFに阻まれます。前半7分、右サイドのスローインから高木が右足でクロスを上げ、興梠がフリーの位置から右足ボレーを鮮やかに決める!ホーム・浦和が先制点を奪い、2戦合計で2-0とします。
勢いづく浦和は、10分に右サイドで関根の縦パス→武藤がドリブル突破から右足を振り抜いたが、シュートはクロスバーの上…。26分には左サイドで宇賀神が相手ボールを奪うと、スルーパスに抜け出した武藤がシュートを狙ったが、ゴール左に逸れ、またも追加点を奪えず。
1点が欲しい鹿島は、32分に小笠原がPA手前からシュートを放つも相手DFに当たり、36分にはDFファンソッコが左足ミドルを狙うも枠外。38分にはFKから小笠原がシュートするも決まらず。迎えた前半40分、ファンソッコのロングボール→右サイドの遠藤康が抜け出してから右足クロス→ファーサイドの金崎がヘディングで押し込んみ、1-1の同点。2戦合計では、2-1とまだ浦和がリードしているが、分からなくなってきた。

運命の後半戦、鹿島は後半6分に左CKから金崎が合わせるもゴールならず。浦和は7分にPA内で武藤のスルーパス→左サイドの宇賀神がクロス→ファーサイドの高木のシュートは枠を捉えられず。
鹿島は後半13分、遠藤康に代えてFW鈴木優磨を投入。対する浦和も高木俊幸→MF青木拓矢、関根貴大→MF駒井善成と立て続けに2人選手を入れ替える。
鹿島は後半21分に右サイドのクロス→土居が頭で合わせるも、GK西川にキャッチされる。後半24分には右サイドでFKを獲得し、柴崎センタリング→DF西が飛び込んだが、シュートは右に外れる。後半30分には右サイドで鈴木のパス→土居が右足を振り抜いたが、シュートはクロスバーに当たった…。
そして後半33分、鹿島は中盤での攻防からカウンターを仕掛け、スルーパスに反応した鈴木が一気に抜け出し、ペナルティエリア内で浦和DF槙野に倒されてPKを獲得。鹿島に勝ち越しのビッグチャンス!決まれば勝ち越しというPKを、金崎が右足でゴール左隅に突き刺す!これで鹿島が2-1と勝ち越し、合計でも2-2のタイに追いつき、このまま終わればアウェーゴール差で鹿島の優勝となる。
逆に追い込まれてしまった浦和は、槙野が前線に上がる。後半39分には途中出場のズラタンがシュートを打つもダメ。40分には西川のロングボールから、ズラタン→柏木がグラウンダーで折り返したが、武藤がシュートを打ち切れず。後半43分には森脇がミドルを狙うも枠外、後半アディショナルタイムには左サイドから森脇クロス→味方が頭で落とし、武藤が左足を伸ばしたが、シュートは大きく外れてしまった。AT4分が経過して試合終了。第2戦は2-1で鹿島アントラーズが勝利しました。




チャンピオンシップ決勝戦は1勝1敗の五分、2戦合計で2-2の同点でしたが、アウェーゴールで上回った鹿島アントラーズが、年間勝ち点1位の浦和レッズを破り、2009年以来7年ぶり8度目のリーグ優勝を果たしました。レギュラーシーズンでは、年間1位・浦和が勝ち点74、3位の鹿島は勝ち点59。その差が15もありましたが、CSで鹿島が「勝ち点15差」をひっくり返す大逆転。3位からの年間王者という「Jリーグ史上最大の下克上」を成し遂げました。優勝を確信していたであろう浦和サポーターは、月曜の朝まで立ち直れないくらいのショックを受けていると思います。
鹿島の逆転優勝の立役者となった金崎選手は、この試合2得点をマーク。前半に同点ゴールとなるダイビングヘッドを決めると、後半34分にはPKで2点目をゲット。PK弾は鹿島の優勝を決定付けるものでした。金崎選手はチャンピオンシップ3試合で3得点を挙げてMVPを獲得しました。ハリルホジッチ監督、もう金崎選手を許してあげてください。
浦和レッズはまたしても埼スタで悲劇を味わう羽目に。2014年はJ1最終節で敗戦してV逸、昨年はCS準決勝でガンバ大阪に敗戦、そして今年は鹿島に逆転優勝をさらわれました。興梠選手のビューティフルな先制ゴールが生まれたときは、「これは優勝決定的だな」と思ったんですが、槙野選手がやらかしてしまいました…。浦和の勝負弱さは伝統の域ですね。

2016年のJリーグ年間王者となった鹿島アントラーズは、12月8日に開幕する「FIFAクラブワールドカップ」に開催国代表として出場決定。8日の開幕戦でオセアニア代表のオークランドシティ(ニュージーランド)と対戦します。順調に勝ち進めば、11日の準々決勝でアフリカ王者のマメロディ・サンダウンズ(南アフリカ)、準決勝では南米王者のアトレティコ・ナシオナル(コロンビア)と戦うことになります。前回大会でサンフレッチェ広島が3位入賞。鹿島アントラーズもJリーグ王者としての意地を見せてほしいところです。



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