日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

サトノダイヤモンドも秋初戦を勝利で飾る!オールカマーはグランプリホース対決だ!

2016年09月25日 | 競馬

9月最後の日曜日だった25日は、阪神競馬場で菊花賞トライアル・神戸新聞杯、中山競馬場は産経賞オールカマーが行われました。神戸新聞杯には日本ダービー2着のサトノダイヤモンドが、オールカマーは有馬記念馬・ゴールドアクターVS宝塚記念馬・マリアライトの「グランプリホース対決」が実現しました!



阪神メイン・第64回第64回神戸新聞杯(GⅢ・芝2400m 15頭立て)は、⑭サトノダイヤモンドのほかに、ダービー4着⑦エアスピネル、若葉ステークス2着⑧ナムラシングン、青葉賞2着⑫レッドエルディスト、夏の北海道シリーズで力をつけた⑮ミッキーロケット、⑤カフジプリンス、⑬イモータルなどが参戦しました。
正面スタンド前でのスタートで、サトノダイヤモンドとエアスピネルが共に好スタートを決めたが、イモータルが少し出遅れ。④ロードヴァンドールが前に出ると、⑥マイネルラフレシアが2番手を狙い、サトノダイヤモンドとナムラシングンが中団より前に位置取り、レッドエルディストは12番手、エアスピネルは後方3番手に控えた。
1・2コーナーを過ぎて向正面に入るところで、ロードヴァンドールが先頭を走り、2番手にマイネルラフレシア、3番手に①ヒルノマゼラン、すぐ外側の4番手に⑪アグネスフォルテ。5番手③ロードランウェイ、6番手ナムラシングン、7番手②ジョルジュサンク。中団の8番手あたりにサトノダイヤモンドがいて、外に⑩ワンスインアライフ、内側にカフジプリンス。サトダイの直ぐ後ろに11番手ミッキーロケットが追走する。中団より後ろの12番手にレッドエルディスト、13,14番手にエアスピネルと⑨トゥルーハート、最後方にイモータル。
外回り3コーナーを過ぎ、ヴァンドール先頭、ラフレシア2番手、ワンスインが5番手まで押し上げる。ナムシン6番手、サトダイは8番手待機。スピネルはまだ後方3番手追走。直線で加速してサトダイを逆転できるのか?
4コーナーから最後の直線に入り、先頭争いは内からヴァンドール、ラフレシア、真ん中フォルテ、外にナムシンと4頭横一線。しかし、大外からサトダイが4頭をまとめてかわして先頭に立つ。しかし、ゴール残り200mでミッキーロケットが接近し、サトダイの内側に入る。ラスト100mでミキロケとサトダイの2頭の叩き合いとなるが、最後はサトノダイヤモンドが前に出てゴールイン!サトノダイヤモンド、苦しみながらも神戸新聞杯を制しました!


菊花賞への切符を懸けた一戦は、単勝1.2倍の圧倒的1番人気を集めたサトノダイヤモンドが勝利。サトダイに食い下がったミッキーロケットがクビ差の2着、3着にはレッドエルディストが入り、この3頭が菊花賞の優先出走権を獲得しました。2番人気のエアスピネルは5着。スタートから後方待機策を選んだけど、直線伸びませんでした。2400mのレースで馬券圏内に入れなかったんで、菊花賞は期待薄だと思う。ていうか、スピネルに長距離の適正が無いのかもしれない。
サトノダイヤモンドは今年2月のきさらぎ賞以来の勝利を飾り、重賞2勝目をマーク。通算でも4勝目です。皐月賞馬・ディーマジェスティと、ダービー馬・マカヒキが秋の初戦を勝利したので、サトダイも続けるか注目されたわけですが、この日は後方ではなく中団待機。直線ではミッキーロケットと競り合いましたが、ゴール前で抜け出しました。結果的にはギリギリの勝利でしたが、最後の1冠獲得に向け弾みがついたと思う。
サトダイの鞍上のクリストフ・ルメール騎手は、阪神での騎乗を終えた後にフランスへ移動。来週・10月2日の凱旋門賞(@シャンティイ競馬場)でマカヒキに騎乗します。「日本の馬で凱旋門賞に勝つ」という夢を叶えてほしいです。



中山メイン・第62回産経賞オールカマー(GⅡ・芝2200m 12頭立て)は、⑥ゴールドアクターと⑦マリアライトのほかに、2014年のダービー馬⑪ワンアンドオンリー、今年重賞2勝の①サトノノブレス、2015年のAJCC覇者②クリールカイザー、函館記念3着⑤ツクバアズマオー、春天2着⑫カレンミロティックなどが出走しました。
スタートでツクバアズマオーが少し後手を踏んだ感じ、マリアライトとゴールドアクターは上手く飛び出した。スタンド前での先行争いで、クリールカイザーがポンと出たが、エーシンマックスが外から接近。サトノノブレスは3番手争い、ゴールドアクターは6番手、マリアライトは8番手、ワンアンドオンリーは11番手でスタンド前を過ぎていった。
1コーナーを回り、外回りコースに向かうところで、エーシンマックスが先頭を奪い、大差をつけて逃げようとする。2番手にクリールカイザー、カレンミロティックがピタリと3番手。4,5番手の位置にサトノノブレスと⑩サムソンズプライドが並走し、少し離れた6番手にゴールドアクターが控える。その後ろには内側7番手に④マイネルメダリスト、外側8番手にマリアライトが追走。マリアはゴルアクをマークしている。9番手グループには、ツクバアズマオー・ワンアンドオンリー・③ショウナンバッハの3頭が固まり、⑨アクションスターがしんがりを進む。
3コーナーを通過し、マックスがまだ単騎で逃げているが、2番手以降との差が徐々に縮まる。残り600mのところでクリカイが2番手、ミロティックが3番手、ノブレス4番手、さらにゴルアクとマリアが外から追い上げ、4コーナーの手前で先頭集団に追いついてきた。
直線コースのところで、内でクリールカイザー、真ん中でサトノノブレスとゴールドアクターが並び、マリアライトが一番外に持ち出すが伸びを欠いている。さらにはツクバアズマオーが馬群を割ろうとする。ゴール残り100mを切ってゴルアクが抜け出し、ノブレスが2番手に上がってゴールイン!ゴールドアクターが差し切り勝ちでオールカマー制覇!秋の古馬戦線の主役へ名乗りを挙げました!


グランプリホース対決として注目されたオールカマーは、ゴールドアクターがゴール前抜け出して優勝。単勝1番人気にしっかり応えました。サトノノブレスがクビ差の2着、ツクバアズマオーが3着入線。アズマオーはスタートで少し出遅れましたが、直線盛り返しましたね。2番人気のマリアライトは、直線で伸びきれず5着。そういえば、昨年もこのレースで5着でしたな…。マリアはこの後、エリザベス女王杯に向かうのでしょうか。
日経賞以来の勝ち星を挙げたゴールドアクターは、前走の春の天皇賞から5ヶ月ぶりのレースでしたが、グランプリホースの貫禄をしっかり示しました。これで中山での重賞競走は3連勝ですから、有馬記念連覇へ視界良好でしょう。一応、秋の天皇賞の優先出走権を獲得したんですけど、距離的に短いので回避が濃厚か?次走はジャパンカップに直行すると思われます。昨年は4連勝で有馬制覇、今年はJC&有馬のGⅠ連勝で「競馬界の最優秀主演男優賞」獲得となるでしょうか?




来週・10月2日は中山競馬場で秋のスプリント王決定戦・スプリンターズステークスが行われます。春秋連覇を狙うビッグアーサー、「サマースプリントシリーズ」連覇のベルカント、高松宮記念2着のミッキーアイル、CBC賞を勝ったレッドファルクス、2015年桜花賞馬レッツゴードンキ、2014年覇者スノードラゴン、ダンスディレクター、ネロ、さらにはブランボヌール、シュウジ、ソルヴェイグといった3歳世代が出走を予定しています。ビッグアーサーが前走のセントウルステークス同様に逃げを打つってことは無いよな…?
そして、2日夜には世界最高峰のビッグレース・凱旋門賞があります。日本ダービー馬・マカヒキが、世界の強豪を相手に真っ向勝負に挑みます。フランス遠征初戦だった前走のニエル賞では、ゴール前で差し切って優勝。本番を前にシャンティイの2400mを経験したのは大きいと思います。
凱旋門賞にはマカヒキの他にも、「本命」とも言われているポストポンド(英国)、デビュー7戦全勝のフランス3歳牝馬・ラクレッソニエール、英国とアイルランドのダービーを制したハーザンド(アイルランド)、ファウンド(アイルランド)、ニューベイ(フランス)などが出走予定です。これだけのメンバーを挙げると、マカヒキが優勝できる可能性は0%に近いですね…。「上位に入れば御の字」といったところか?






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