日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

これがパリーグ首位の意地だ!敗色濃厚から、9回逆転サヨナラ勝ち!

2015年07月03日 | HAWKS

4連勝中だった福岡ソフトバンクホークスは、7月1日の西武戦で大敗を喫して連勝ストップ。本拠地・ヤフオクドームで2ケタ失点なんて、なんて日だっ!「ルーフオープンデー」なんか廃止してしてください。連敗だけは正直避けたい2日の試合は、ソフトバンク・バンデンハークVS西武・郭俊麟の先発でスタートしました。




両チームのスタメン
  ソフトバンク      埼玉西武 
1(右)福田秀平    (中)秋山翔吾
2(二)明石健志    (左)栗山巧
3(中)柳田悠岐    (二)浅村栄斗
4(左)内川聖一    (三)中村剛也
5(指)李大浩     (指)メヒア
6(三)松田宣浩    (右)森友哉
7(一)中村晃     (一)脇谷亮太
8(遊)今宮健太    (遊)鬼裕司
9(捕)細川亨     (捕)炭谷銀仁朗
 (投)バンデンハーク (投)郭俊麟


1回、ホークス先発・バンデンハークが、西武先頭の秋山を空振り三振に仕留めると、栗山と浅村にも三振を奪い、3者連続三振の好スタート。その裏、福田と明石が内野ゴロで倒れて2死の後、3番・柳田が西武先発・郭の初球カーブを弾き返し、センター・バックスクリーンへのソロ本塁打を放ち、1点を先制します。
バンデンハークは2回に2死から森にヒットを打たれますが、その後は西武打線を寄せ付けず、4回まで1安打の好投を見せます。
追加点が欲しいホークスは、4回裏に内川が2塁打を放つと、松田が四球を選び、2死1,2塁と追加点のチャンス。個のチャンスに中村晃が郭の変化球をライト前に運ぶ。2塁から内川が本塁を狙ったが、西武右翼手・森の好返球に阻まれて本塁タッチアウト。追加点とはならず。
4回まで無失点に抑えていたバンデンハーグですが、5回に2死走者無しで脇谷にストレートを狙われ、ライトホームランテラスへのソロ本塁打を浴びて1-1の同点とされる。さらに6回、炭谷にヒットを許し、2死2塁で浅村に初球を打ち返され、センターへのタイムリーヒットで勝ち越し点を与えてしまった。
1-2と逆に1点を追う立場となったホークスは、6回裏に2アウト満塁と一打同点&逆転のチャンスを作ったが、中村晃がライトフライに倒れて3者残塁。7回は今宮がヒットで出塁し、3塁まで進むも、明石が倒れて同点ならず。
8回、バンデンハークが1死から秋山に2塁打を打たれると、2死3塁で浅村にレフト前タイムリーを打たれ、3点目を失った…。結局バンデンハークは8回3失点でマウンドを降りました。
1-3と2点ビハインド、もはや万事休すかと思われた9回裏、ホークスが反撃に出ます。先頭の中村晃が西武5番手・高橋朋己から2塁打を放つと、1死2塁で細川の代打・川島慶三が内野安打で1,3塁とチャンスを拡げる。1点が欲しい場面で、福田の代打・吉村裕基が直球を流し打ち、ライト線を破るタイムリーヒットで1点を返します。なおも1,3塁で一打同点の場面で、明石がスライダーを引っ掛けて投手ゴロ→3塁走者・川島本塁突入→ピッチャー・高橋が本塁送球→本塁クロスプレーはセーフ!これで3-3の同点に追いついた!この後、柳田の死球で満塁となり、一打サヨナラの場面で、内川が初球を打ち上げてライトフライ。3塁走者・牧原大成(吉村の代走)がタッチアップしてホームイン!9回裏に3点を奪ったホークス、4-3で逆転サヨナラ勝ち!


◇パ・リーグ 2015年7月2日 (木)      
ソフトバンク-西武15回戦
(ソフトバンク8勝5敗2分、ヤフオクドーム、38,500人)
L  000 011 010   3 
H 100 000 003x  4 
▽勝 森 25試合2勝      
▽敗 高橋朋 31試合1勝1敗19S
▽本塁打 [西] 脇谷 1号(5回表ソロ)
     [ソ] 柳田 17号(1回裏ソロ) 


バンデンハーク投手が8回まで3点を失い、初回に柳田選手がホームランを打った以外は点が入らず、前夜に続いて西武に連敗かと思われましたが、9回裏に奇跡が起こりました。西武のクローザー・高橋投手を攻め立て、吉村選手の反撃のタイムリー、川島選手の神走塁で2点のビハインドを追いつき、最後はキャプテン・内川選手の犠牲フライでサヨナラ勝ちを収めました。サヨナラの瞬間、ホークスの選手たちが狂喜乱舞、工藤監督も大はしゃぎ。女子W杯で快進撃を続けている「なでしこジャパン」の勝利への執念が、ホークスに乗り移ったかのような逆転劇でしたね~。ホークスはこれで今季6度目のサヨナラ勝ち、西武との3連戦を2勝1敗で終え、4カード連続の勝ち越しとなりました。これが首位の底力だ!
先発のバンデンハーク投手は、8回まで124球を投げ、被安打6・12奪三振・無四球・3失点の内容。立ち上がりに3連続三振、4回まで6個の三振を奪い、ヒット1本衣抑える快投を披露しましたが、中盤以降は脇谷選手にホームランを打たれたり、浅村選手にタイムリーヒットを2本も打たれました。それでも1軍で自己最長の8回を投げ、毎回奪三振を記録。13奪三振をマークした6月21日の日本ハム戦に続き、2試合連続の2ケタ奪三振。今後もバンデンの奪三振ショーに目が離せない?
打線の方はチーム全体で9安打。中村晃選手がチーム唯一の2安打を記録。9回には大逆転の口火を切る2塁打で出塁し、吉村選手のタイムリーで生還しております。初回に先制のホームランを打った柳田選手は、自身にとって約1週間ぶりの一発。先週も郭俊麟から初回先制アーチを打っております。サヨナラ犠牲フライを打った内川選手がこの試合のヒーローとなりましたが、川島選手の活躍ぶりも目立ちました。ヘッドスライディングで内野安打にすると、決死の本塁ヘッスラで生還し、同点に持ち込みました。川島選手の神走塁がアウトになっていたらサヨナラはなかったので、非常に大きなプレーでした。

福岡ソフトバンクホークスは4日からほっともっとフィールド神戸でオリックスバファローズとの2連戦に臨みます。4日は中田賢一投手、5日は帆足和幸投手が登板すると思われます。次の2連戦も勝ち越しに期待しましょう。




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