日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

須貝厩舎の2トップ ジャスタウェイ&ゴールドシップが凱旋門賞に挑戦!

2014年07月25日 | 競馬

競馬界にとってワクワクするようなニュースが飛び込んできました。世界ランキング1位のジャスタウェイと、宝塚記念を連覇したゴールドシップが、今年10月5日にロンシャン競馬場で行われる第93回凱旋門賞への参戦が決まりました。これで日本勢からは既に挑戦を表明しているハープスター、ゴールドシップ、ジャスタウェイの3頭が出走することになります。


ジャスタとゴルシの2頭を管理する須貝尚介調教師が23日に発表したもので、ゴールドシップは横山典弘騎手とのコンビで挑み、札幌記念(8月24日)を前哨戦として使ってから、本番に臨みます。札幌記念をステップレースに選んだ理由については、「札幌競馬場でぜひ走らせたいというオーナーの意向もあってのこと。洋芝も合うと思うし、いい“叩き台”になる」とコメント。
一方のジャスタウェイは、福永祐一騎手が騎乗し、前哨戦を遣わずに本番に直行します。須貝氏曰く「ジャスタはポン駆け(※休養明けで好走すること)が利く」とのこと。「2400mは長いのでは?」と距離不安説もありますが、「距離にも対応できるような調教方法を考えています」と力強く語っていました。
現在2頭は滋賀県にある「吉澤ステーブルWEST」で静養中。ゴールドシップは栗東トレセンに帰厩した後、函館競馬場で調整予定。ジャスタウェイのほうは8月上旬に帰厩。本番2週間前にフランスに渡る予定です。


須貝厩舎の2トップが世界最高峰のレースの挑戦決定に、「ついに挑戦するときが来たか!」と嬉しくなりました。ゴールドシップは力のいる馬場では実績充分なので、ロンシャンの馬場にも合うだろうし、凱旋門賞でも大いに期待できると思います。前哨戦の札幌記念は、ハープスターも出走を予定しており、凱旋門を占う重要な直接対決となりそうです。
世界ランク1位として参戦するジャスタウェイは、1600m~2000mクラスでは世界最強なんだけど、2400mだと距離が持つのか心配です。2400mを走ったのは、日本ダービーの1回のみですよ。安田記念から4ヶ月の休み明けで大舞台に臨むみたいですが、ぶっつけで勝てるほど甘くないですよ。ロンシャンの馬場を確かめる意味でも「ムーラン・ド・ロンシャン賞」か「フォワ賞」を使おうという手はなかったのか?


凱旋門賞までまだ2ヶ月以上ありますが、英国ブックメーカーが発表した最新オッズでは、英国ダービー馬・オーストラリアが5.0倍で1番人気、昨年の勝ち馬・トレヴが5.5倍で2番人気。シーザムーンが7.0倍で3番人気。ジャスタウェイは9.0倍で4番人気、ハープスターは6番人気、ゴールドシップは10番人気となっています。
1番人気に推されているオーストラリアは、エプソムダービーとアイリッシュダービーを制して、ここまでの通算成績は6戦4勝。父のガリレオは現役時代GI3勝、母のウィジャボードもGI7勝。その間に生まれた超良血馬が日本勢最大のライバルとなります。
トレヴは今年初戦のガネー賞で2着に敗れると、その次の「プリンスオブウェールズステークス」で3着に終わり、背中の筋肉痛も発症。昨年は無傷の5連勝で凱旋門賞を勝ちましたが、今年は2戦未勝利と苦戦中。3番人気・シーザムーンは、ドイツダービーで11馬身差の圧勝を飾り、有力候補に急浮上。最新の「ロンジンワールドベストホースランキング」では、124ポンドでゴールドシップに並ぶ5位タイにつけています。父のシーザスターズは、2009年の凱旋門賞を制するなどGI6勝。父子制覇も夢ではない?

日本勢はこれまで、99年にエルコンドルパサーが2着、2006年にディープインパクトが3位入線も薬物違反で失格処分。2009年にはナカヤマフェスタが2着。そして2013年、オルフェーヴルが2着、ダービー馬・キズナも4着に敗れました。オルフェにいたっては2年連続の2着と涙を飲みました。日本馬が3頭参戦する今年こそは、日本競馬界の悲願は叶うのか・・・。




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