日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

杉内2度目の完封

2007年05月08日 | HAWKS

石狩鍋より博多もつ鍋!(シーズンオフだぞ)

ゴールデンウィーク中の9連戦は7勝2敗で終えた福岡ソフトバンクホークス。今日からアウェー6連戦。まずは因縁の地・札幌ドームでの日本ハムとの3連戦。現在同一カード4連勝中。今日勝てば5連勝となります。
ソフトバンク・杉内、日本ハム・スウィーニーの先発で始まったこの試合は、1回表にいきなり動きます。多村がカウント2-2の5球目のチェンジアップを叩くと、レフトポール際への4号ソロで先制。多村にとっては4月21日以来のホームランとなりました。
1点を先制したソフトバンクは、2回1死1塁でブキャナンを迎えます。2球目のスライダーをセンターへ弾き返すと、打球はバックスクリーンへと消えていきました。ブキャナンの7号2ランで3-0。その裏、杉内は日ハム打線を3者凡退に抑え、試合はソフトバンクペースとなります。
杉内は4回、日本ハムクリーンナップを3者連続三振に仕留める完璧なピッチング。杉内の三振ショーの後の5回、先頭の森本学が、広い札幌ドームの左中間フェンス直撃の2塁打で出塁。この後山崎の犠打で1死3塁。ここで大村はセンター前ヒットで1点追加。2死後、多村のヒットで日ハム先発・スウィーニーをKO。さらにもう1点の場面で松中が登場しますが、2番手・金沢を攻略できずこの回1点のみ。
6回、この回の先頭・小久保が、カウント1-2からの4球目、レフトへの11号ソロで1点追加。次の柴原はライト線への2塁打を放ちます。1死3塁となり、森本学がまたもフェンス直撃のヒットでもう1点入ります。当たりが良すぎたのか、森本学は1塁止まり。山崎がセンター前ヒットを放って1死1,3塁となったところで、日本ハムは3番手の武田勝と交代。ここでバッターは大村。その大村はレフトへの犠牲フライ。この回3点を奪い7-0。この時点で大勢は決したようです。
その裏、杉内がピンチを迎えます。先頭の鶴岡にヒットを許すと、森本稀哲が連打となるレフト前ヒットで無死1,2塁。しかし、次の田中賢をセンターフライに打ち取ると、3番・稲葉には3塁ゴロ併殺打!杉内、日本ハムの反撃を許しません!
7回、またしても杉内がピンチ。セギノールに四球を与え、2死後小谷野にヒットを許して1,2塁。今度こそ1点返されるのではと思われたんですが、陽仲寿を空振り三振に仕留めてピンチ脱出。
8回には、森本稀哲にこの日3本目のヒットとなる2塁打を放つと、田中賢のショートゴロで3塁に進み、途中出場の紺田を迎えます。3たびピンチを迎えた杉内でしたが、最後は外角スライダーで見逃し三振に仕留めた!
3度のピンチを凌いだ杉内は、9回は3者凡退に仕留めて試合終了。ソフトバンク、3本の本塁打と杉内の完封で完勝です。

日本ハム-ソフトバンク 6回戦
(ソフトバンク5勝1敗、札幌ドーム、18:00、15190人)
H 120 013 000    7
F 000 000 000    0
【投手】
(ソ)杉内-山崎
(日)スウィーニー、金沢、武田勝、押本-鶴岡

【責任投手】
(勝)杉内7試合5勝1敗
(敗)スウィーニー7試合1勝5敗

【本塁打】
(ソ)多村4号ソロ(1回)ブキャナン7号2ラン(2回)
   小久保11号ソロ(6回)

これで同一カード5連勝!初戦を落として以降は負け無しです。今日の杉内は、10奪三振で今季2度目の完封勝利となりました。序盤は勢いに乗っていましたが、中盤以降、ピンチが続いてドキドキさせる内容でした。ある意味危なかったかも。
打線のほうは、2試合連続の2ケタ安打。残念ながら本多と松中が無安打だったので、先発全員安打ではありませんでした。ケガで苦しんでいる多村が久しぶりにホームランが出て本当に良かったです。左太ももが完治すれば、爆発してくれることでしょう。今は痛くてつらい日々が続きますが、ホームランを期待しています。
これでソフトバンクは貯金10。明日は水田が先発です。