日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

最終予選進出!

2007年04月18日 | soccer

北京五輪出場を目指すU-22サッカー日本代表は、アウェーのダマスカスでシリアと対戦。この試合に勝って最終予選に進出したいところ。この日はカレン・ロバートが先発出場。代表初選出の菅沼実がどの時間に出てくるのかが期待されました。
日本のキックオフで始まったこの試合、日本は立ち上がりからシリア陣内に攻め込みます。前半5分に平山→家長へのパスが渡ると、最終ラインにいたカレンへのスルーパス、カレンがシュートを放つもキーパーがセーブ。17分、水野晃樹が右サイドからシュート、バーに直撃するゴール!日本が幸先よく1点を先制します。
その後も相手陣内を攻め続けるも、追加点が奪えないまま前半も残りわずかとなった前半43分、青山直晃がミドルシュートを放つもキーパーが弾いてコーナーキック。左コーナーからのコーナーキックを、本田圭祐に合わせると、シリアGKが飛び出したところを左足で決めました。これで2-0!日本が前半終了間際に追加点を挙げました。この後、シリアのGKシャバーンが負傷で交代。前半終了まで立っていれば良かったのに…。
前半を2-0で折り返した日本、後半は一転してシリアの反撃に遭います。後半開始早々、シリア・ガドージがミドルシュートを放つと、後半6分にはFKから、日本のクリアミスをアルホセイン→混戦になったところをダッカがシュート→イブらヒムがシュートを放つもダメ。余談ですが、後半開始から裏番組の「バリバリバリュー」を見出すんですよ。俺がサッカー見てるのに、姉ちゃんやオカンが裏番組で大笑いしているから嫌気がさしたので自分の部屋で見ることにしました。
試合のほうに戻りましょう。防戦一方となった日本は後半10分、水野のラストパスを家長がシュートを放つも、途中出場のGK・ホラミのファインセーブで追加点ならず。19分には本田圭祐がフリーキックを放つが、右に外れた。21分、梶山陽平→上田康太に交代。後半31分、左サイドから家長がパス→カレンに渡って平山にパス→平山がトラップミスで追加点ならず。33分には、途中出場したばかりの増田誓志が左足でシュートを放つも、ゴールならず。日本はチャンスを作り続けるも3点目が奪えないまま時間だけが過ぎていきます。一方のシリアも反撃を続けるもゴールを奪えず。後半ロスタイム、シリアが最後のチャンス。左サイドにいたガドージからのクロスを、途中出場のハビーブがヘッドで合せるも枠に外れました。そしてこのままタイムアップ。2-0で日本が勝利、最終予選進出を決めました。

最終予選進出を決めた日本ですが、香港とマレーシアの初戦に戻ったような感じでした。前半は日本ペースだったんですが、後半はシリアのカウンターに対応し切れなかったところが多かったです。攻撃陣はFWにゴールがありませんでした。平山においては練習時から不調でした。また、カレン・ロバートは先発のチャンスを与えたのですが、得点を挙げることができず。そろそろ結果がほしいところです。初選出の菅沼実は出場時間が短かったせいか、目立ったプレーが無いまま終わりました。次に期待しましょう。
この試合を見ていると、今の状態だと最終予選では戦えないと思います。最終予選は韓国、イラン、オーストラリアといったアジアの強豪とぶつかる可能性もあるので、ミスだけは絶対しないことを心がけてほしいです。次戦は5月16日にアウェイで香港と対戦。消化試合とはいえども、香港だって最終予選出場の可能性もあるので、気を引き締めていきたいところです。あの~、香港とマレーシアの結果はどうなったの?