中学生の頃、何故か国語の先生が私を大事にしてくれ、その好意に感謝しているうちに国語の勉強を熱心にしていました。成績もあがり友達も増えだします。この場合の<置き換え>について考えてみます。昭和20年8月に終戦、神奈川県逗子の葉山から父の郷里新潟県栃尾市の山奥へ疎開、長岡に引っ越して友達もいない寂しい毎日でした。そんな時代の出来ごとです。孤独感というストレスを国語の先生のお陰で救われました。孤独を勉強に置き換えることでストレスが解消された次第です。心の防衛機制という精神作用がある事を、当時、誰かが教えてくれたら、子供なりに上手に感情生活は豊かになったことでしょう。子供だから難しいだろう、と大人が考えるのはいかがなものでしょう?子供にもきちんと解説していくと子供なりに自分の感情を上手にコントロールするものです。幼稚園の子供に理解出来るように説明していた場面を見ていたく感動したことがあります。あの幼稚園の先生は偉いなあ、どうしておられるやら。:<置き換え:296-3>:
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