生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?:愛:甘えの構造:その4:幸福な日々の為の自問自答集

2014年08月14日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
「有難う」と言わない人、心の底から「有難いなあ」と泣くほど感謝出来ない人は少々問題でしょう。愛と甘えの構造の領域で、一番大きな問題が今回のテーマかも。といいますのは感謝せず周囲に不満ばかりをばらまく人は、当の本人が不幸だからです。心の病気は万とありますので、ここでの解説は意味がありませんが、感謝を知らない原因も沢山ありますが、一番有名な原因が「自己実現への道」を歩いていないことによる現象。どういう事かといいますと、生涯をかけて実現したい夢があり、毎日、その達成にむけて努力するものの、この世は実に冷たく、誰も助けてくれません。助けてくれない現実に気付くと、どんな小さな支援に対しても感動するもの。この自分の大切な道(仕事、趣味、そのた)を真剣に探究すればするほど、世の厳しさ、冷酷さ、無関心を知り始めます。未成年の内は親が当然助けてくれるもの、義務だなどとシャアシャアーと思っています。しかし親が死んで、いよいよ自力で生きていかねばならなくなりますと、原則、誰も助けてくれないのがこの世の現実です。夢を持ては持つほど、その道は厳しくなります。ここでお世辞を覚える人、詐欺の甘さをしり悪の手法を選ぶ人、、堂々と正しい手法を時間をかけて努力する人、晩節を汚す政治家もいれば、大実業家と世間でもてはやされた人生でも、一皮剥けば、その背後に驚くべき巨悪があった等の話は山ほどあります。清く正しく美しく、という言葉は、どこぞで聞いた言葉ですが、夢、道を達成する所に至る長い人生の精神修行時代が最後の勝負となります。ここで明るく美しく爽やかな感謝は、こうした冷たい人生の中での小さな愛情、友情、支援の有難さに涙する人に初めて生まれてくる美しい心です。道を真剣に求める人でないと、本当の感謝、人情の有難さは理解出来ないでしょう。悔いの無い人生とは何か、その思索をしていないと、道も分からず、人の大小の愛も理解出来ません。自己実現を命がけで求め、その道を努力して生きる人は幸せな人です。愛と甘えと自己実現と感謝は深い関連があります。
<自分は何処へ旅しているのだろうか?:370>

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「自分の生き甲斐」は「自分で楽しく探究」していきましょう。

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