生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?:愛:甘えの構造:その2:幸福な日々の為の自問自答集

2014年08月12日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
他人から批判された場合の反応は、それぞれ違います。一番、切ないのは好意を持っている人に対して、こちらがそれらしい言葉、態度でアプローチした時、相手が期待通りの反応が無いと、何か、馬鹿にされたような、無視されたような気分になり、あーあ、好意を持って言葉にしたのに、と哀しい気持ちになるものです。相手は迷惑かもしれませんが、とかくこの世は、こちらの思惑通りにはいきません。そこで、もし、変に居直り、激しく怒りを相手にぶつけたり、劣等感を感じて卑屈になったり、あえて無関心をそれ以来、相手にぶつけたりしたら、相手は私の事を変な人、と思うでしょう。この相互のやりとり、感覚は自己愛パースナリティという領域で非常に大きな研究課題なのです。ここに甘えの構造が入り込んできます。仲のよい親友、恋人、夫婦、その他の良好な関係にある「私とあなた」であれば、この批判も問題なく通過していき、かえって、その甘えは心地よい刺激、人間関係を深める好機となりますが、気にいらない相手から変に甘えられたら、なにやら気味の悪い、危険なものとなるでしょう。ここで大事な事は、その微妙なフィーリングを正直に感受することでしょう。相手が傷つかないように対処するのも人生の知恵です。非難された時の自分は今まで、どんな対応をして生きてきたか、共存共栄の思想を識別の基準に識別する必要があります。自己愛パースナリティ障害の相手でしたら、この共存共栄の配慮は無駄になりますから、テキスト第1章はしっかりと勉強しておいてください。テキストの無い方は、このブログの第1章を勉強しておいて下さい。相手が「自己愛パースナリティ障害」の人でしたら、私達の愛は多分、健全に育たないでしょう。日々、空しい愛の無い生活となるからです。
<自分は何処へ旅しているのだろうか?:368>

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「自分の生き甲斐」は「自分で楽しく探究」していきましょう。

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