生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

思考と感情と行動:自分の一番強い感情:その2:第5章:幸福な日々の為の自問自答集

2014年03月14日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?

1960年代、病棟では抑圧した感情を放出させる手法としてドラム缶をバンバン叩かせましたが、世間から騒音問題で嫌われ、クライエントからも変なの、と呆れられ中止になりました。このように、或人には効果がありましても、或人には馬鹿馬鹿しい手法なのです。法治国家に生きていますので、犯罪めいた手法、基本的人権を犯すもの、その人にとり馬鹿馬鹿しい手法は、効果がありません。さて、この蓄積したエネルギーを、お金をかけず、世間にも迷惑をかけずに放出する方法は、誰あろう皆様が自分で決めないと解決方法はありません。蓄積した負のエネルギーを放出する方法そのものが、その人(自由意思を所持した人間)の義務なのです。甘えの構造こそ人を不幸にする原因です。めりはりの覚悟が、その人を幸せにしていきます。当たり前の話が結論です。腹を据えない人、覚悟の無い人、正中線の定まらない人、好奇心の無い人、この状態が存在していると心理療法は、まず、その意欲、覚悟の領域から開始します。生き甲斐の心理療法では(1)アイデンティティの統合に病的な揺らめきがないか、(2)現実吟味力に病的なものがないか、(3)フロイトの14の防衛機制に問題はないか、の3点から他者分析を開始て、その健全化を図ります。
<自分は何処へ旅しているのだろうか?:218>

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