風薫る道

Who never feels lonely at all under this endless sky...?

アムステルダム3、4日目

2018-10-14 11:32:03 | 旅・散歩

6月10日は昼も夜も演奏会デーで、この日の詳細はこちらに書いたとおりなので旅行記は割愛。


museampleinにて。
小さな自然を愛したゴッホを意識して撮ってみた


11日。
ついに今回の旅も終わり


早朝の誰もいないmuseamplein。


きっとまた来ますね!




Bye Bye アムステルダム! 


バスも時間どおり来て、空港に着いて~
さて10:25発のワルシャワ行きのカウンターは、1Aね。
テクテクテクテク
って、やたら遠いんですけど・・・・・・・・・・・・・・
スキポール空港の広さハンパない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ようやく到着~。
ってカウンター開いてないし
同じ出発時間帯の他の航空会社はみんな開いてるのに
と怒っていても仕方がないので、再びテクテクテクテク賑やかエリアに戻ります


とりあえず朝ごはんを食べよう
サーモンとクリームチーズのサンド。€8.95。
店員の女の子が「どこから来たの?」と聞くので「日本」と答えると、「私、来週バケーションで大阪と福岡に行くの!日本は初めてだからとっても楽しみ!」と。
初めての日本が大阪と福岡とは。最近はそういうコースが流行りなのだろうか。


スキポールはワルシャワと違って時間を潰すには苦労しない空港で、お土産もここで全部揃っちゃう。
欠点をあげるなら、あまりにも広すぎることか。


専門店だけじゃなく、大手のスーパーが入っているのもポイント高し
ばらまき土産やチーズなど、買い残しのお土産はここで購入しました。


おお、寿司のレベルが高い
海外の例によってサーモンばかりだが、すごい美味しそう。朝ご飯はパンじゃなくてこれにすればよかったかな。

さて、そろそろ時間になったので、カウンターに行くか。
と、ふと掲示板を見ると、予定の便が”Delayed 13:00”とな・・・
ポーランド航空が遅延やキャンセルの常習犯であることは噂で知っていたのでさほど驚きはしなかったが、ワルシャワでの乗り継ぎ時間は2時間50分なので、まあ、アウトだよねえ。。
今まで乗り継ぎでこういう事態になったことがなかったので、てっきりワルシャワで一泊して翌日の便に乗ることになるのかと思い込み、「今夜はショパンのコンサートとか行っちゃおうかな~」とスーツケースからガイドブックと着替えをいそいそと取り出すワタクシ。
そしてLOTのカウンターに行き、

私:東京への乗り継ぎ便には間に合いませんよね?
兄ちゃん:そうですね、無理ですね。
私:じゃあやっぱりワルシャワで一泊・・・
兄ちゃん:いや、まず%※▲#へ行っていただいて、
私:?
兄ちゃん:ここを真っ直ぐ行って〇番のポールの近くにAvian Partnerというカウンターがあるので、そこでrebookしてください。(紙に”Avian Partner“と書いてくれて、€6.25のバウチャーを渡される)
私:はぁ(なんだワルシャワで一泊できないのか。考えてみたら当然だけど、ちょっと残念


行くと、すでに5~6人の列が。
そしてここからが長かった。。。。。。。。。。 
私の番が来るまでになんと1時間20分!これじゃあ代替便も離陸しちゃうわよ!
当然ながら列はあっという間に20人、30人と増えてゆく。

しかしここで、お国柄の違いを痛感することになったワタクシ。
列の中の誰一人としてイライラしていない。どころか、みんな笑っている。
「LOTはいつもこうだねー」「まったくだねー」と。
だいぶ列が増えた頃にやってきた若い兄ちゃんが「もしやこれはLOTの列かい?」と聞き、列の人達が「そうだよ!」と答えると、「オー!」と頭を抱える姿に皆が大笑い。
あの列の中でおそらく一番イライラしていたであろうワタクシも、思わず口が綻んでしまう。
そういえばすっかり忘れていたけど、ロンドンでもそうだったなぁ。いきなりバスが行き先を変更して「申し訳ないが皆さんここで降りてください」とドライバーに言われても、いきなり「駅をクローズすることになったから皆さん駅から出てください」と言われても、「オ~」とか苦笑しながら粛々と従っていたロンドナーズ。
何が正しいとか正しくないとかはないけれど、すぐにイライラする自分をちょっぴり反省したワタクシでありました。どうせ状況が同じなら、怒るより笑っていた方がいいよね。もちろん遅延もキャンセルもクローズもないのが一番だけど、遅延もキャンセルもクローズもあってもその完璧じゃなさに居心地のよさを感じることもあるのだと教えてもらったのもロンドンでの1年だった、ということを久しぶりに思い出させてもらったのでありました。

そしてようやく私の番がまわってきて。
これだけ待ったのだから、希望は言わせていただくわ。
私:東京への直行便がいいのですが。
カウンターのおばちゃま:OK、調べみるわね。(カチャカチャカチャカチャ)14:40発のKLMでどうかしら?
私:(やった~♪)それでお願いします!
カウンターのおばちゃま:じゃあパスポートをもらえる?(カチャカチャカチャカチャ)はい、これで完了よ。(とパスポートを返され)、次の方どうぞ~。

ん?紙の一枚ももらえないとは予想外であった。「14:40発のKLM」と確かに聞いたけど、どうせ紙に書かれてあるだろうし~と少しいい加減に聞いていたのである。


とりあえずこのパスポートで予約はされているはずだから、そのままKLMの自動チェックイン機へ。心配だったので優しそうなお姉さんがヘルプしている列に並び、無事チェックイン。通路側を希望したら一席だけ残っていて、「この席でいい?」と言われたので「いいです!(早くその席押さえて!!!)」と勢い込んで答えたら笑われてしまった。
お次は預け入れ荷物の手続きを~・・・・って預け入れ手続きもセルフですと最近の空港ってこうなの
ええと・・・(超不安)。まずパスポートをディスプレイにかざして、表示に従って台の上にスーツケースを置いて、重さを量って、ディスプレイに表示された内容でOKならOKと押して、ピ~っと発行されたタグをスーツケースに貼り付けて、ガシャンとシャッターを下ろすと、ス~っとベルトコンベアで運ばれてゆくワタクシの荷物・・・。大丈夫かな・・・。ちゃんと成田まで行ってくれますように・・・。


まだ時間はあるけど、保安検査&出国審査を済ませてしまおう。

出国審査の兄ちゃん:(パスポートをパラパラめくりながら)どこから来ましたか?
私:え、日本です(出国審査で質問されるとは思っていなかった)
兄ちゃん:でも、んーと・・・(パスポートをパラパラ)
私:あ、ここに来る前の都市なら、ワルシャワです。
兄ちゃん:(兄ちゃんもスタンプを見つけたらしく)うん、確かにワルシャワだねー。これから大阪に行くの?
私:(は?)いや、東京に。
兄ちゃん:OK。アリガトー
私:(大阪と答えたら「マイドー」とでも言ってくれたのだろうか・・・。と思ったら、同時刻発のKLMの関空行きがあったのでした)


出国審査後もお店がいっぱい。


チーズはさすがに安かった。
自分用にお土産で買ったのはどれも美味しかったけど、ヤギのチーズがクセはあるけど美味でした


オランダの空港らしくチューリップ屋さんも




ワルシャワの空港にもあった誰でも弾いていいピアノ。
ワルシャワはスタインウェイだったけど、こっちはなんだったんだろう。
この空港には、美術館もあるんですよ。


この空港の広さがわかる、ある意味親切な表示。
辿り着くまで徒歩24分というゲートも。時間に余裕をもって動かないと大変なことになりますね。。
しかしターミナルは一つしかないので、わかりやすいといえばわかりやすい、、、のかな

Schiphol Airport Clock

出発ロビーの時計
こういう遊び心、好きだなあ


結果的に直行便に乗れたのでラッキーだったけど、バウチャーは意地でも使ってやる!と購入したドライフルーツ&ナッツ。


よもやKLMで帰ることになろうとは。
成田到着予定時刻は、当初予約していたワルシャワ発のLOTとほぼ同じ。


エールフランスとのコードシェア便でした。


可愛らしいパッケージ。
KLMも決して評判のいい航空会社ではないけれど、LOTに慣れていた身にはパラダイスに感じられてしまった




機内食も美味しかったわ(LOTも問題なかったけどね)。
初めて海外に行ったのは20数年前だけど、その頃に比べると機内食って格段に美味しくなりましたよね。


隣の席のドイツ人のご夫婦。今まで高くて日本には行けなかったけど、格安ツアーを見つけたそうで、箱根とか色々まわる予定とのこと(典型的な日本ツアーだねぇ)。
「アジアは素晴らしい!あなた達は我々西洋人と違い、真に美しいものが何かを知っている!」
そ、そうですかね・・・?ありがとうございます。
「前回は上海に行ったが素晴らしかった!私はテコンドーを習っていて・・・」云々
中国と韓国と日本はだいぶカラーが違いますどね まああちらの人にとっては同じよね。
最初の夜はどこに泊まるのか?と聞いたら「東京」と。ふぅん。最寄駅は?「京急ラインの…」ふむふむ。「黄金町」
・・・って東京じゃないやん。横浜やん。「え、横浜はパートオブ東京じゃないのかい??」まああちらの人にとっては同じようなものかもね。



成田に着いたら、ちょうど一週間前の今日乗ったポーランド航空の便が離陸するところでした

次はどこに行こうかなー♪


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