別記2本目は「ビッグバンセオリー」です。
これはずっと日本語吹替え版しか放送していなくて、字幕派のワタクシは敬遠していたのですが、あまりにもずっと字幕放送がないし、コメディだしまぁいっかーと試しに見てみたらめちゃくちゃ面白い。現在帯で再放送しているのを録り溜めているので毎日見ないと気が済まなくなっちゃいました。
登場人物は、、、
レナードホフスタッタージョニーガレッキ
カリフォルニア工科大学の物理学博士。シェルドンのルームメイト。IQ173。十分に天才だが、さらに天才のシェルドンにはバカにされている。かなり変わった両親に育てられた。お向かいに引っ越してきたペニーに恋をしてアタックする。お約束通りマンガ、ゲーム、SFものなどが大好きだが、4人のオタク仲間の中では一番マトモ。
シェルドンクーパージムパーソンズ
カリフォルニア工科大学の物理学博士。レナードのルームメイト。IQ187で11歳で大学に入った天才。スポック船長が大好き。自閉傾向というかアスペルガーというか、他人の表情や言葉の裏が読めず、週のスケジュールや座る場所などこだわりが強い。冗談が通じず、ウソをつくこともできない。他人を思いやるということができず思ったことは相手が傷つく言葉でも平気で口にしてしまう。他人に触れることも触れられることもできない。そんなシェルドンの奇妙な行動がこのコメディの要。シリーズを通じて冗談が言えるようになったり他人の反応を観察できるようになったりと少しずつ成長している。
演じるジムパーソンズが1973年生まれということにビックリ。
ラージクースラポリクナルネイヤー
カリフォルニア工科大学の粒子天文学博士。しらふでは女性が同じ空間にいるだけで一切話せないので、ペニーがレナードの家に遊びにくると一言も発せなくなる。お酒を飲むとがらりと変わってナンパな奴に変身する。普段はおとなしめだが、他人の失敗などは過度に喜ぶ傾向あり。インドにいる両親には常に見合い結婚を薦められている。
ハワードウォロウィッツサイモンヘルバーグ
カリフォルニア工科大学の応用物理学のエンジニア。MIT出身でNASAなどが使用する機械を作っているが、4人の中で唯一博士号を持っていないので時折バカにされている。オタクのくせに妙に自信満々で誰彼かまわず女性をジゴロ風に口説くのでペニーにははっきりと「キモい」と言われているがまったくめげない。
ペニーケイリークオコ
レナードとシェルドンのアパートの向かいにネブラスカから女優を目指してLAに引っ越してきた女の子。いかにも現代の普通の若い女の子なのだけど、なぜか向かいのオタク集団と仲良くやっている。オタクたちにあきれかなりきついツッコミを入れることはあるけれど、基本的に心根が優しく最終的にはいつもオタク集団のペースに巻き込まれてしまう。ペニーを女性として見ている3人とは別にシェルドンとは奇妙な絆がある。ペニーとシェルドンの奇妙な間柄もこのコメディの要と言える。
キャラクターとしては間違いなくシェルドンが断トツで面白いんだけど、彼を取り巻くオタク集団+ペニーがこれまた絶妙。オタク4人を向こうに回しているペニーのイライラとかツッコミも分かる、分かる~って感じだし、それでいてどこか憎めない彼らと仲良くやってるペニーにとても好感が持てる。
現在見終わったのはシーズン3が終了したところまでです。別れたレナードとペニーがシェルドンをまるで離婚した夫婦の親権争いのように奪い合っていたエピソードが最高でした。シーズン4ではシェルドンに彼女が出来て、、、という展開らしいのですが、どうなることやら。