シネマ日記

超映画オタクによるオタク的になり過ぎないシネマ日記。基本的にネタバレありですのでご注意ください。

ソウ4

2010-04-15 | シネマ さ行

さて、「ソウ」シリーズ続いて「4」です。

ちょっとワケが分からんかったー。このシリーズは最後にすべてが明かされるんだけど、そのタネ明かしのところでワケが分からんくなってしまって。この物語は実は「3」と同時進行してて、「4」の冒頭のシーンが実は時系列で言うと一番最後だったわけですね。そこんとこが分からなくなってしまって、見終わってからもう一回ざーーーっと早送りで全部見ました。それで、やっと納得した。

この「4」では、生き残ったリッグ刑事リリクベントがゲームに強制参加させられることになって、マシューズ刑事ドニーウォールバーグとホフマン刑事コスタスマンディロアを助けなくちゃいけないんだけど、やっと捜査にFBIが乗り出してくるんだよねー。これだけ残忍で異常な犯行だったらとっくにFBIが乗り出してきていると思うんだけど、いままで何やっとってん?このFBIのストラム捜査官スコットパターソンとホフマン刑事がなんか似てて混乱するわぁ。しっかし、「3」で応援していたジェフアンガスマクファーデンがあんなに簡単にストラム捜査官にバンバンって撃たれてショックやった。

ストラム捜査官ね、捜査に熱心なのはいいけど、ジグソウトビンベルの元奥さんジルベッツィラッセルにあんなに辛く当たっていいの?確かにジグソウは残忍な殺人者だけどさ、元奥さんってだけであんな取調べはダメでしょうよ。

リッグス刑事のゲームに関しては相変わらず残酷ですなぁ。でもなんか段々究極の選択のゲームというより処刑色が強くなってきたような気がするなぁ。あの頭皮がズル剥けになる女の人のが一番エグかった。エグさで言うとジグソウの解剖シーンもエグいね。カセットテープなんか飲み込んじゃって、まったく転んでもタダでは起きない奴だ。マシューズ刑事はあんなに頑張ってたのにここで死んじゃうとはねぇ。やっぱりジグソウのゲームを生き残るなんて無理なのかな。

後継者については、もうこれ以上は無理じゃない?アマンダショウニースミスだけでもう限界だったような…まぁでもいままで発表されてなかっただけで“彼”はずっと前からジグソウの後継者だったわけか。なんかこの人もこの人も協力してましたよ、なんて今さら言われてもなぁって気がしちゃう。ジグソウも味方がいっぱいいて心強いねぇ。

「3」に続いてまだあのアマンダの開けた手紙の内容は謎のままだけど、この先ちゃんとタネ明かししてくれるのかなぁ?