ビブリア古書堂の事件手帖 6 |
通勤が無くなることでこれほどに読書のペースが落ちるとは、予想の範疇を超えていました。
これまでは月5~6冊のペースで年間60冊前後だったものが老後に入ってからは月1冊がせいぜい、読みたい本はたくさんあるので蔵書だけが増えていく毎日です。
そんなこんなでビブリア古書堂シリーズもあと一巻を残すところとなり、どうやら映画化に絡んで後日譚が今月に発売になるようですがそれはさておき、近しい人間関係が続きます。
さすがに頭で整理をするには難しいと考えたのか最終巻で巻頭に系図を載せてくれたのには大助かり、ただ世間は狭いとは言いますがご都合主義に思えないこともありません。
ここにきて太宰治へのこだわりは作者のそれなのか、また稀覯本への執着が前面にくるなど振り子のように右へ行ったり左へ行ったり、なかなかにめまぐるしいです。
ただそのこだわり、執着も人それぞれ、レベルが違うのは当然ですが家族への思い入れ、あるいは自尊心、嫉妬などなど、人間臭さが出てきているのもこの巻の特徴でしょう。
篠川栞子と五浦大輔の関係も一気に進んできましたし、裏で暗躍をしていそうでなかなか表に出てこない栞子の母、智恵子が最後にどういった役割を演ずるのか、志田はまた登場をするのか、太宰治の「晩年」の行方はどうなるのか、目出度いかどうかはさておき大団円まであともうすぐです。
2018年8月27日 読破 ★★★★☆(4点)
(すみません、本著とまったく関係なくて)
初回だけ見て止めた記憶だけはございます。内容の記憶もありませんね…アキラさんが出ていたぐらいの記憶。
おそらくは私と同じ世代な村長さんは、色々なジャンルにその触手を幅広く伸ばしている訳ですが。
そんなわたくしの(すみません、結局自分の話をするヤツ笑。人の話を聞くふりをして、自分の話ばかりするヤツ…笑。)現在の通勤のお伴は。
池井戸潤作品で(いまさらマイブーム笑)、こちらも同じくまたドラマが始まりますが、下町ロケットシリーズを現在読んでおります。シリーズの新作が月末に出るようですが、先生の2000本安打と同様に最近の楽しみとなっております。
本日もゴーリキーなコメントにて、すみませんでした。
映画では黒木華のようで、雰囲気は剛力よりもマシですが肉感が足りない(笑)
五浦大輔も野村周平は線が細いなぁ、原作どおりにする必要はありませんが、本を読んでいる人からすれば違和感で没入できないような、どのみち見るつもりはないですけどね。