オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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この引き分けを糧にしよう、でないと報われない

2018-07-25 01:51:24 | 千葉ロッテ

6時間弱の死闘はベンチ、選手はもちろんのこと最後まで観戦をした、また泣く泣く球場を後にしたファンの方々にもお疲れ様でした。
その場にいればまた違った空気感で思いは異なったかもしれませんが負けなかった、よりも勝ちきれなかった試合、こと延長戦での無様な守りを今後の糧にしなければなりません。
今日にでも荷物をまとめなければならない選手もいるはず、引っ張ったベンチの責でもありますし、ここをターニングポイントにしたいです。
それにしても酷かった、この展開で勝ち越したからといって守りに入ったことがそもそもの間違いでしたし、守りに入ったことにもなっていなかったのが実際のところでしょう。
連日の名指しで申し訳ないのですが岡田の守備、走塁の顕著な衰えをベンチは見抜けていないのか、そう呼ぶには薹が立ってはいますが今日もタイムリーを含む2安打2四球のラッキーボーイ伊志嶺を引っ込めての岡田、はサヨナラであればまだしも2点リードのケースで止めることが最優先だったはずが中途半端な突っ込みで逸らしてしまう醜態です。
かつての岡田であれば捕れていたかもしれませんが今となってはもう無理、その現実を認めたくないのも分からないでもないですが分からせるのもベンチの仕事、そして先日の走塁と同じく全体を俯瞰せずに、あるいはできずに、自らのプレーをアピールしたかっただけと指弾をされても抗弁はできないでしょう。
そして成田と同じくプロ初登板がとんでもない場面となった岩下の足を引っ張った平沢、どう考えたって外野が捕らなければならない打球に深追いをした中村、この中村にしてもやはり自らを優先したとしか思えず、広い守備範囲、よくあそこまで追って捕った、とは状況を考えればとても誉められません。
またせっかくバントで走者を得点圏に進めながらもレフト前ヒットで進塁しなかった角中、レフトがかなり前に守ってはいましたが角中の視線からすればショートが捕ることを恐れたのか、しかしとても捕れるような位置には見えませんでしたのでこれも判断ミスでしょう、ここまで挙げたものを含めて井口監督の苦虫を噛み潰したような表情が全てを物語っています。
これまでが嘘のようにチャンスに犠牲フライ、タイムリーが出ただけに守りの破綻があまりに残念、その守りにはもちろん投手も含まれていて、石川のまさかの乱調に早々の降板が激しく不安ですが、不安を通り越してしまっているのが西野、大谷、内は再調整が必要でしょう、西野、大谷はボールに力が足りず、内は四球から崩れる精神面が重症です。
フォークが浮き気味ではありましたが伸びやかな、そして力強いストレートを魅せてくれた岩下、まだまだ一軍で安定して投げるには力不足ながらもこういった選手を獲り、育てていくことこそが肝要、抑えを松永、もしくは益田、とすればその穴埋めに中継ぎとして使い倒したくもなりますが、そこを食いしばって岩下は先発でいきましょう。
野手陣はこと攻撃面では頑張ってくれました、中村や加藤らの果敢な走塁は井口野球が着実に根付きつつあることの証左ですし、慣れもあるのでしょう左腕に対してもしっかりと振れるようになった平沢、豪快なアーチを叩き込んだショコラ井上、福浦もヒット、犠牲フライと若手、中堅、ベテランがそれぞれにいい仕事をしてくれました。
16安打の猛打はその翌日が心配にもなりますが移動日を挟むことでリセットをして、また鳥越ヘッドには状況判断について改めてレクチャーをお願いしたく、さあ出直しです。



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千葉ロッテ

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ソフトバンク

2 0 2 1 0 0 2 0 0 0 2 1 10 14 0

◆7月24日(火) ソフトバンク−千葉ロッテ11回戦(5勝5敗1分、18時1分、京セラドーム大阪、33,072人)

▽本塁打 デスパイネ21号(石川)、柳田24号(西野)、上林14号(西野)、牧原2号(大谷)、井上18号(加治屋)

▽バッテリー
千葉ロッテ 石川、西野、陳冠宇、大谷、益田、松永、田中、内、岩下—田村
ソフトバンク 千賀、モイネロ、二保、嘉弥真、五十嵐、岡本、森、加治屋—甲斐、高谷

コメント (29)    この記事についてブログを書く
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29 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
取りこぼした (ごっつ)
2018-07-25 02:27:36
またまたまたまた勝てる試合を。
テレンコブルペンにテレンコ守備では勝てません。
西野はプロの水準ではなくなりましたね。悲しい。
超高校級の投手よりキレがないかもしれません。
フリー打撃状態でした。
大谷、内も、次に三者凡退を見せてくれるのはいつの日ぞ。
有吉を後ろに戻さないと持たないかなー。
岩下がしびれる場面を経験したのは救いでしょうか。
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初登板 (Figro2)
2018-07-25 02:39:20
あの場面でよく投げてくれました。
とても高卒4年目とは思えない佇まいでしたよ。
内野の守備は言うまでもなくですが、岡田の
後逸は許しがたく、もはや、どう受け止めれば
良いのか分からなくなってきました。
草野球にしか見えないです。

幸いにして今週は、移動日が2日あるとは言え
酷暑では移動も楽ではないからブルペンを少し
入れ替えたら如何ですかね?
二木、唐川が投げられるんでしょ。
内も大谷、西野もリフレッシュしたら良い。

不足は土肥、渡邉辺りを一軍に帯同させて
短いイニングでも使いましょう。
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負けなかった (頑張れ福浦)
2018-07-25 02:42:31
勝てなかったけど負けなかった。
最後の方は、携帯で情報をひたすら追いかけました、なんで、セカンドフライで同点?プロ野球ニュースで映像を観てびっくり、他にも岡田の守備、角中の進塁びっくりだらけ。
でも、負けなかった。
アジャがホームランを、無いはずの打席で打てました、本塁打、打点、打率がランキングを更に上げてます。福浦も確実に頂きに一歩、近づきました。
良いタイミングの移動日、木曜日はボルシンガーですか?
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反省材料がテンコ盛り (マリンかもめ)
2018-07-25 03:29:28
村長に同感。
西野、大谷、内は再調で、打てない取れないでは、岡田を2軍へ。
また岩下のような選手を2軍から1軍に上げ、2軍の選手にチャンスを与えて下さい。
反省材料として外野が捕らなければならない打球に深追いをした中村、レフト前ヒットで進塁しなかった角中。
解説者も同じことを言っていました。また、両軍とも中継ぎを考えないといけないとも言っていました。
石川のまさかの乱調など想像もしませんでした。今日の試合は、反省材料がテンコ盛り、良い教材になります。明日は練習よりビデを見てよく話し合って下さい。
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熱闘鷹の祭典 (附属中野球部)
2018-07-25 06:28:58
富山駅で新幹線を待つ間に試合が始まり、帰宅して深夜まで2時間半もテレビ観戦、皆さまお疲れ様でした。

11回裏の岡田、昔なら取れた目測で今は取れなかったのは明らかに年齢による衰え。守備要員にもなりえません。岡田に打席(しかも2回)を与える場面で清田に代えて欲しかったです。

11回1死3塁からサヨナラ負けしなかったのは、ロッテにもツキがあります。内は下で休んだ方がいいレベル。星稜岩下君は痺れる、いい経験をしたと思います。

ソフトバンクの中継ぎ、抑えはみんな疲弊している。命にかかわる列島熱波、連日ブルペンの投手受難の年であり、向こう1か月はどこも乱打戦でしょう。先発は中6日、中継ぎは中1日、守ってやりたいけど…。
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Unknown (鴎オヤジ ファン歴45年)
2018-07-25 06:59:36
全て村長様のご指摘の通りです。
プロとして恥ずかしいプレーが盛り沢山。岡田中村角中ら状況判断のミスは許されません。中村の深追いは加藤のダッシュが遅かったことも原因。7回の井上も判断ミス。
選手の入れ替えは必須。西野は悪いけど一軍の力無し。出ると失点の大谷と内は再調整。岡田は浦和で衰えた自分の姿を見つめ直してください。

岩下は痺れる場面での初登板、よく頑張った。

盗塁METER 昨日の盗塁2、累計90で140まで残り50
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いろいろ言いたいですが (うみうみ)
2018-07-25 07:37:32
飲みに行き試合は延長ま11回から、みなさんもそうですが、岡田は酷い打てないのにあの守備ではもう使えません、内はここ3回の登板すべてセイブが作く場面で失敗、最悪負けなく良かったですが、石川が心配ですね肩に力がはいならいとか?怪我してなければいいのですが、選手もファンもお疲れ様でした。
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鷹の祭典? (まこっさ)
2018-07-25 07:41:16
果たして、南海時代からのホークス・ファンがどれほど生き残っているのか分かりませんが、鷹の祭典を大阪でやる意味はあるのでしょうか。東京ドームでもやる位だから、かつての本拠地とかは関係なくて全国的に人気があると思っているということか。なら、札幌や名古屋でもやればいい。

ともあれビジターで、延長で、負けなかったのは良かった。最後、1失点で凌いだ 岩下は、高校時代にミラクルを呼び込んだ漢。これからに期待します。
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mak6582 (野球好き過ぎ)
2018-07-25 08:00:54
7月入って何度目かって感じの延長戦。本当野球好き過ぎ(笑)

先日も井口監督の采配、選手起用に触れましたが、これまでかという岡田の起用がとにかく謎過ぎます。例のタッチアップ死の翌日の代走は翔平起用でしたのでもう岡田の役目は終わったのかと思いきや菅野の2軍行き。今日は早々に守備固めに入り2打席クソみたいなゴロを放ったあげくにあの後逸。当然1点許しても2点はダメな場面なので確実に止めないといけない打球でした。続けざまの判断ミスは野球脳が腐ってしまったのでしょうか。

内は、岡田のアレな守備があり同点にされましたが、3凡、4凡で切れない最近の投球はやはり再調整が必要なんですかね。大谷含め勝ちパターンが崩れてきましたので、今後も岩下の起用を望みます。
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ミスを糧とする。 (ひふみんJAPAN)
2018-07-25 09:18:27
たしかに監督が嘆くほどにミスが多い事はファンも承知しています。

監督のアナウンスが、選手各々に伝わって欲しいという考えも理解しています。

ミスをせず、「さくっと」終了すれば、
不要な中継ぎ投手陣への負担も減り、
これからやってくる秋の戦いへ、いかに好コンディションで臨んでいくか。
という、まぁそれが一番大事な事ではないかというのが素人ファンの思いです。

現場のミスはミスですが、マネージメント側にも「ミスは無いのか。」省みる、または思慮をめぐらす作業ももちろん必要でしょう。

乗組員のミスを減らしていく、環境を醸成するのも、船長の役目なのではないかと思います。
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