今日は千葉マリンで親子ゲーム、一軍は残念ながらあと1本が出ずに引き分けでした。
でも、むしろ今日の目玉はナイターで開催された二軍で登板の、大嶺祐太でしょう。
結果から言いますと、まあ高卒ルーキーだな、というところでしょうか。
最速148キロはさすがでしたが、上体だけで投げているフォームが非常に気になります。
下半身が使えてないからかボールが高めに浮き気味で、制球に苦しんでいました。
それでも立ち上がりから3回まで6奪三振、結局5回で7個か8個の奪三振ですから、素質は大したものなのでしょう。
課題はやはりコントロール、4回ぐらいからようやく変化球でストライクが取れるようになりましたが、序盤はストレートでしかストライクが取れませんでした。
また最後の5回は130キロ台後半しか出せず、スタミナにも問題がありそうです。
もちろん高卒ルーキーの4月に何を期待しているんだか、と言われればそれまでですが、やはり期待はしてしまいます。
横川から奪った三振はバットがボールの大きく下を通っていましたので、横川自身の問題もありますが、やはり球に伸びがあるのでしょう。
走り込みによって下半身を鍛え、体全体を使って投げられるようになれば、恐ろしい投手になってくれそうな予感は感じさせてくれました。
いずれにせよ、怪我がないように夏までは地道にトレーニングしてもらって、秋口にでも1軍で試験登板できるようになれば今年の大嶺としては百点でしょう。
実は大嶺以上に期待していた佐藤が、顔がふっくらしていて、かつプレーにもキレが無くてがっかりしました。
定岡、もうちょっと体しぼれよ・・・