9安打で3得点、11安打で9失点、分かりやすすぎる試合でした。
チーム打率が3割もあれば繋ぐ野球でもそこそこ得点はできるのでしょうがそうでなければ大砲不在は致命的、ビシエドとアルモンテに3発を食らってその差に涙が出てきます。
昨年に得点力不足が明らかだったのにドミンゲスしか獲らず、それでいて投手陣に力強いストレートを求めながらもボルシンガー、オルモスが球威不足なのは何の冗談なのか、井口監督はメジャー経験があるので外国人選手の目利きは大丈夫と言うほどに単純なものでもないのでしょう。
これから慣れてくれば徐々に、とは思いたいですが育成であればまだしも即戦力を期待される助っ人にそれはいかがなものかと、ボルシンガーは長身を活かせず重心が高いままにボールも浮き気味で何の変哲もないストレートは130キロ台半ばを行ったり来たりではスライダーも活きず、ここぞでど真ん中では痛打されるのは必然です。
南などもそうでしたがあれだけカーブばかりを要求する日もあれば今日は数えるほど、と前日に続いて極端なリードは何かを隠しているのではないかとの深読みで心を落ち着けたくもなりますが、ここまでのボルシンガーの見た目の結果で開幕二戦目はおろか先発ローテーションを任せては何のためのオープン戦か、となってしまいます。
しかし西野と唐川は二軍で打たれてしまいましたし藤岡貴は論外、佐々木や関谷もピリッとせず、また渡邉と陳冠宇はそもそも勘定に入っていないかのようなフラットを裏返した起用ですから代替要員に欠いているのも哀しい現実、数年前の10人いたローテーション候補が開幕前に半減したのと似たような惨状と言ってよいでしょう。
打線も角中とショートを除けば開幕スタメンを意識した連日の顔ぶれだと思われますがショート争いはやや藤岡裕にアドバンテージながらも決着はつかず、そもそも角中は間に合うのか、間に合ったとして押し出されるのは菅野なのか、あるいは角中をDHに福浦と井上のどちらかがベンチなのか、いずれにせよグッときません。
さしてボールがきているとも思えなかったジーにゴロゴロゴロはボルシンガーとは違ってそこそこ低めに癖のあるボールが集まっていたこともあるのでしょうが工夫も足りず、それこそセーフティで揺さぶるなどしなければ術中にはまって一丁上がり、となってしまいます。
何だかんだ言いながらも目先の結果に右往左往してしまっている気持ちを抑えて有吉が二年目のジンクスに負けずに大きく飛躍すること、戸田で決勝アーチを放った和田を大切に育てること、そんな慈父、慈母になってチームを見守ることを求められるシーズンを再認識させられた試合でした。
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◆3月24日(土) 中日−千葉ロッテ2回戦(1勝1敗、14時、ナゴヤドーム、31,557人)
▽勝 ジー 4試合2勝1敗
▽敗 ボルシンガー 4試合1勝1敗
▽本塁打 ビシエド1号(ボルシンガー)、2号(益田)、アルモンテ4号(ボルシンガー)
▽バッテリー
千葉ロッテ ボルシンガー、南、有吉、益田、内—田村、柿沼
中日 ジー、谷元、又吉、鈴木博—大野奨、木下拓
日本人枠のスタンリッジを残しておけば・・まだマシだったでしょうね。
ふはーっ、タラレバばかり出ますわ。
ナゴヤドームのマウンドが合う、合わない以前に、
ボルシンガーのノーコンは通用するレベルにありません。
あれじゃ守備の時間がだらだら長引くだけでしょう。
応援はするけど期待しちゃいけないのかな、千葉ロッテ。
1勝2敗ペースの連続になったら一喜一憂したくないですが。
最悪シーズンの翌年だけに、もっと本腰で補強してください。
獲得した外国人がダメなら、その分の年俸は高い授業料だと割り切ってドブ捨て。
新しい人の緊急補強を!
林本部長、「まだ先は長い」「様子を見たい」とか言っていると手遅れになりますよ。
昨年と同じ予感、そんな気分です。
大砲が不在、深刻ですな。
外国人は投手まで、まるでダメ男です。
昨日、足利市の試合で、あの「村田」をチェック。
4番DH、当然貫禄が違います
二打席目にレフト初アーチ、インコースを上手く打ちました。
貧乏球団は、高額なダメ外国人でギャンブルするなら、
低額で確実な地獄を経験した男の方を選択しないのか。本部長!
今日、もし松坂を打っても、まったく参考になりません。
ボルシンガーは3塁側から見ていても球が高く、かつ遅いです。ストレートが138マックスぐらいですよ。古谷や俊介の138は早く見えますが、彼のはバッティングセンターの138キロですね。
コントロールも良くなく、なんだか社会人野球レベルですよ。ほんとうにメージャーでどうやってやってきたのか教えてほしいぐらいです。
かなり芯でとらえらていて、SBなら3回KOでしょう。井上のファインプレーがありましたが、一塁に思い出したように走り出してセーフになってしまいました。本人も悩んでいるのでしょう。
そういう彼を追い打ちかけるように3塁線を抜かれる鈴木のまずい守備もありました。
ご指摘の通り相手のジーも同じような投手ですが140キロは出てましたので、その違いでしょう。
荻野の盗塁ですが、リクエスト審査中の中、映像が流れていたのですが、中日ファンの皆さんが「ありゃ~セーフやわ~。」と言っていた中、審判のアウトのコールで球場がどよめきました。
それはいいとして荻野の離塁の短さです。中村より短いです。それが疑問に思いました。もう少し採っていれば余裕でセーフです。
打撃練習では田村が良かったです。
久しぶりの現地観戦ぼろ負けで、いと悔しです。相手に大砲が必要なことを教えられました。西武がうらやましい。
今年も12球団最低のチームホームラン数と一桁ホームラン数がほぼ確定ですかね、球場を言い訳にしてはダメですよ、半分はアウェーですからね。長打力不足、得点能力不足、ホームラン不足あと資金力不足の解消はロッテがロッテである限り解消は出来ないですね。
首痛の藤岡はまだケアをしている状態とのこと、早く良くなることを願うばかりです。
今日の最終OP戦、良い形で終わりたいものです。
ボルシンガーは何が良くて獲得したんですかね〜
スピード制球ともにいいところが見えません。全盛期のビデオだけ見て判断してるの?ドミンゲスやオルモスも。真剣にスカウトしてくれよ。
このまま第2戦に先発するのか?佐々木唐川チェンでいいですよ、見直しましょう。
さて、そのアルモンテの年俸はいくらなんですかね。
そう考えると球団は、お金がないというよりも、使い方が絶望的に下手です。
ただメンツはあるようなので、オルモスは2軍、ドミンゲスは浦和調整で、ボルシンガーはローテ外すはないと思います。
大砲が、威力を発揮するとどのような工夫も歯が立たない典型的な試合でした。
角中選手は、インターバルのキャッチボールに出てきましたので、開幕DHで出るのでしょう。
ただ、以前にも状態が良くない中出場しても結果がでなかったのと同様な結果になるのではと。
芝を張り替え、LEDで明るくなった名古屋ドーム。
年々、遠征民が増えて、夜の栄でもユニフォーム姿を見かけるようになりました。
しかし実際、球団は腰の重さは致命的ながら金を出してないわけではない。前回もダフィーとパラデスの成績が伴わなかっただけで、8200万と1億4000万。決して安い外国人ガチャをやってるわけではない。
西武のメヒアだって最初は3500万、ハムのレアードだって最初は6000万。いきなり8000万や1億越え提示をして金がないとは言えません。もちろん結果を残した後、資金力勝負をしたらビハインドですが・・・。
一番はスカウトの目。もちろん日本に対応出来るかどうかギャンブルな所はありますけど、それにしても定着出来るような選手が来ない。
海外スカウトが井口さんとの太いパイプで繋がっているので井口さんが監督になると決まった時、個人的に一番不安視していたんですが。井口政権が続くと、このパイプもずっと続いていってしまいそうなのが怖いです。
捕手が何度かポロポロとこぼしていました。外野フライの後、内野への返球が逸れる場面もありました。鳥越コーチが喝を入れていることを望んでやみません。
今年もロッテは鈴木頼みです。
ショート争いは面白く、平沢が打てるようになったのは明らかに藤岡裕の影響ですので、これを他のポジションでも見てみたいものです。
それにしてもパラデス1億4000万円、ドミンゲス9000万円・・・ロッテもなかなか金満球団です。
海外スカウトに「4億円渡すからデスパイネより打てる助っ人を連れてこい」と言ったら連れてこれるとは思えず・・・。
なぜなら確か、海外スカウトは元井口の通訳で野球経験ゼロだったはずなので期待しないようにしています。
まあ負け試合などはどうしても悪いところが目についてしまいますが、あまり引っ張り上げる材料が無かったのも実際のところで。
それでもボルシンガーは開幕二戦目みたいですね、何のためのオープン戦なんだろう、蓋を開けてみれば快投なんて夢物語はあるのかしら。
陳冠宇は三回途中で妙なところでの降板でしたので気になっていましたが、打球が当たったのですか・・・心配。
もし長期離脱となると持っていないとしか言いようがない、チャンスはすぐに巡ってきそうな外国人選手状況だけに。
まあその外国人選手、結局のところはスカウトの能力に負うところが大きいのでしょうね。
しっかりと長期間に渡ってプレーをチェックしないと、ちょっとビデオを見ただけでの判断はリスクが高すぎます。
それこそグライシンガーなりスタンリッジなりを駐米スカウトとかで雇えなかったのかなぁ、噂の井口監督繋がりの一人だけでは荷が重すぎでしょう。
それってどこかバレンタイン監督のときに似通った状況のような、あの時代も悲惨なパターンが目立ちました・・・