電脳筆写『 心超臨界 』

目標を立てることは
見えないものを見えるようにするための第一歩
( トニー・ロビンズ )

こころのチキンスープ 《 母の教え――ロバート 》

2024-05-23 | 03-自己・信念・努力
電脳筆写『心超臨界』へようこそ!
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。

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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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  失敗とは、より知的に再出発するための機会である
  ( ヘンリー・フォード )
  Failure is the opportunity to begin again more intelligently.
  ( Henry Ford, American business leader, 1863-1947 )


◆母の教え

『こころのチキンスープ 2』
( ジャック・キャンフィールド & マーク・V・ハンセン編著、
  ダイアモンド社、p64 )

つぎに、スティーブン・グレンから最近耳にした、有名な科学者の話をご紹介しましょう。

この科学者はこれまで、医学分野においていくつもの飛躍的な成果をあげてきました。ある新聞記者が彼にインタビューしてたずねました。

「博士の創造力はどうやって培われたのですか?」

その質問に対する科学者の答えはこうでした。

すべて、私が2歳のときに母から学んだ教えがもとになっていると思います。まだ小さかった私が、大きなミルクビンを冷蔵庫から出そうとしたときのことでした。つるっと手がすべり、ビンがキッチンの床に落ちてしまいました。文字通り、床はミルクの海と化しました。

キッチンに入って来た母は、怒鳴りつけてお説教したり罰を与えたりする代わりに、こう言ったのです。

「ロバート、はでにやってくれたわね! でも、こんなにすごいミルクの海なんて、めったにお目にかかれないわ。起こってしまったことはもうもとに戻せないから、このミルクの海でしばらく遊ぶ? 後で一緒に片づければいいわ」

本当に、私はミルクの海で遊びました。しばらくすると母が言いました。

「ねえ、ロバート。こんな風にいっぱい汚しちゃったときはね、お掃除してきれいにするものなのよ。スポンジとタオルとモップのどれを使う?」

私はスポンジを選び、母と一緒にこぼれたミルクを掃除しました。掃除が終わると、母がまた言ったのです。

「いい?さっきはね、小さな手で大きなビンを運ぶじっけんに失敗したってことなの。さあ、裏庭に行ってビンにお水を入れましょう。どうしたらビンを落とさずに運べるか、ためしてみるのよ」

幼い私はこの実験から、大きなビンであっても両手で口のところをもてば、ちゃんと運べることを発見しました。

これは何と巣晴らしい教訓でしょう!

この有名な科学者は、これ以来、失敗を恐れなくなったと言います。同時に、失敗とは、何か新しいことを学ぶきっかけに過ぎないのだということも知りました。これこそ科学実験の真髄なのです。もし仮に実験が不成功に終わったとしても、重要な何かを学べるのですから。

世の中すべての両親が、この科学者の母親のように子どもと接することができたら、どんなに素晴らしいことでしょう!
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